2018年8月 5日 (日)

はねだ日本橋

空港で見送りをした帰りに国際線ターミナルに寄りました。キットカット巨峰の新バージョンが出たこともありますが、江戸の街並みを模した商業施設の「はねだ日本橋」をちゃんと見ておこうと思ったからでした。

それというのも竹内先生の講演のなかで、この展示物を作るのに江戸東京博物館へ事後承諾だけれど申し入れがあったとの話があり興味を持ったからでした。橋のある商業施設「江戸小路」は京急からエスカレーターを3Fに上がると吹き抜けの向こうの正面に見えます。早朝だったのですが、ロビーは人でごった返していました。つっ切ってもう一つエスカレーターを上がったところが「江戸小路」。入り口の両脇に東京都の江戸工芸をアピールするウインドウが並びます。つついてアサガオ(造花)の棚が華やかです。これは季節でかわるのでしょうか。
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多くが開店前でしたが、いくつかカフェやレストラン土産店も開いているところがありました。店舗は江戸情緒を思わせる作りですが、リアルさは追及していません。ロビーほど人がいなので外国人に「江戸」がどれだけアピールするかはわかりません。
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羽田日本橋はつづく「お好み横丁」を奥に入ったところにあり、まず下から橋を見上げるように誘導され、戻る形で橋に上がって渡ります。そこが5Fで、橋からはロビーが広く見下ろせ、反対の壁には江戸図屏風から日本橋、江戸城や浅草を抜き出した絵で飾られています。橋の大きさは実物の1/2ということですが、下から橋げたを見るとけっこう本気で作ってあります。橋を渡ると広場になっていて、ガチャがおいてあったり、絵馬のような願いをかけるスペース「お祭り広場」がありました。
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ひととおり見学して駅に戻るところのセブンイレブンには変わらずキットカット(限定地域:空港版)が積まれています。先ほどの にも10箱入り(30枚)のものが売られていましたし、通販でも手に入りますが、ここだけはバラで売ってくれます。前回はなかった「メロンマスカルポーネ」もバラになってましたし、目当ての「巨峰」も買えました。

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2018年7月25日 (水)

日比谷公園の二つの展示

江戸時代に関する展示が行われていることを偶然知ったので、一挙両得と、自転車で出かけてきました。この時期は少しの移動で汗びっしょりです。30分ほどで着くのですが、途中、のらくろ商店街でソフトクリームを食べちゃいました。

ひとつは緑と水の市民カレッジ3Fのみどりのiプラザで「作られた江戸城と日比谷公園の地形」でした。IMG_3313IMG_3314
20数枚からなるパネル展示で、江戸のもとの地形がどのように活用されて江戸の町が成立したかを解説しています。パネル説明以外の品物がほとんどなかったのは残念でした。発泡スチロールの高さを強調した江戸城の地形が力作です。童友社の江戸城プラモには微笑んでしまいました。これは5年前のアンコール展示で、8月10日までです。
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その下の階では小石川後楽園開演80周年というコーナーが設けられ、都立公園になってからの資料が並べられていました。

もうひとつは日比谷公会堂の裏側(?)の市政記念館の地下にある領土・主権展示館でひらかれた「長久保赤水展」でした。こちらは全く知らない人物です。「いったい何者?江戸の地図男」という惹句がついていますから現在では埋もれた人なのでしょう。国家機密として秘匿された伊能図とちがって、江戸時代の人々に常用された日本図を制作したらしいので興味を強く持ちました。
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会場の「領土・主権展示館」というのも初めて聞きました。行ってみてわかりましたが、国民に領有を争う地域について広報する目的の組織のようでした。(ただし北方領土は北海道に主たる施設がある)

展示館の向かいにしつらえれた特設会場は長久保赤水に関するパネルと複製資料でいっぱいでした。どうやら地元・茨城県高萩では顕彰会がつづくなど尊敬されている人で、資料の多くは国土地理院が収集したもののようです。知る人ぞ知る人物なんですね。
赤水は水戸の儒学者で地理学・天文学・農政学を研究し、各地の地図や日本全図(蝦夷を除く)を発行しました。伊能忠敬のように実測した(幕府の後ろ盾があった)わけではなく、情報を基に地図を完成しました。
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そしてそれが江戸時代の人々が行動するときにこの「赤水図」大いに使われたのです。主な街道と宿場が記されていて庶民は旅先に思いをはせたことでしょう。「吉田松陰も絶賛」なんて文句もあります。脱藩しての東北旅行をはじめ、諸国の情報を整理するには地図が必要ですよね。

驚いたのは、ロシア語版の赤水図が並んでいたことです。レザーノフが持ち帰ったとのことです。近い時期にシーボルトは伊能図のコピーを持ち出してシーボルト事件を引き起こしましたが彼もまた赤水図を持ち帰っているそうで、新しく知ることばかりで小さな展示室を何周もしました。こちらの展示は8月4日までです。
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なお、この地図に韓国が実効支配している竹島がのっていることが領土・主権展示館を会場とした理由のようです。本館のほうにももともとから赤水図を展示していました。
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2018年7月21日 (土)

区内の展示:すみだ郷土文化資料館の「隅田川花火390年」など

月末に隅田川花火を控えて、毎年恒例の花火についての展示です。今回は気合が入っていて、入館料がいつもの倍。…といっても200円ですが。入館券もこの展示会専用のものが用意され、記念品の江戸の浮世絵、明治の錦絵などのクリアフォルダをもらえます。(在庫限り:現時点ではまだ大丈夫)

通常は3階と2階の企画スペースをつかうのですが、今回は墨堤の花見のジオラマにカーテンをひいて隠し、空襲画の部屋も含めて2フロア全面をまるまる花火の展示にあてました。タイトルの390年とは、天海僧上が舟から花火を見た記録が残っているそうで、その史料も展示されています。
展示の入り口には、幕布が船花火を許可(1648)し30年後に花火の販売も許す町触れが迎えてくれます。おおむね時代順にならび、花火の技術書や浮世絵がこれでもかと並びます。貞秀の「東都両国ばし夏景色」は何度各所で見たか。それがクリアファイルの一つの図柄にもなっています。
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花見ジオラマのスペースには、昭和11年のモノクロ花火映像が再生されます。撮影は老中阿部家の子孫の伯爵だそうで、大変珍しい記録です。

花火は砲術とも結びつき、明治には軍による水雷火の演示や遠征隊を見おくる昼花火にもつながります。昭和の花火再開からの資料を並べて展示が完結します。区内には両国回向院の隣に花火資料館があり、そちらには花火の仕組みを分割模型などで展示していますから、あわせて観覧するのもおもしろいかもしれません。
この郷土文化資料館の展示は8月26日までです。

区内の施設、江戸東京博物館、北斎美術館、たばこと塩の博物館、相撲博物館をつづけて巡ってみましたが、どれも展示が一部分模様替えがあります。
北斎は新しい企画展、ますむらひろしの北斎展が始まっています。マンガ家の北斎コラボ作品をそのもととなった作品と並べているちょっと変わった展示会です。 

江戸東京博は浮世絵が架け替えられています。芝居と遊郭ゾーンでは四谷怪談(歌舞伎)の浮世絵が楽しめます。
たばこと塩・たばこゾーンの浮世絵が江戸時代のオランダ人を描いたものになっています。オランダ人はたいてい陶器製のパイプを加えているのがお約束だそうで、なるほどこの博物館にふさわしいものでした。実物の陶器パイプは常設展示なのに、浮世絵と結びついて考えたことがありませんでした。
相撲博物館は「七夕と相撲」。訪問して意味が分かりました。日本書紀や続日本紀でも相撲の記述は七夕と結びついていたと教えられました。展示物も相撲の始祖である野見宿禰関連のものもが集められています。バスから降りてきた団体客には歴代横綱の写真のほうが興味深かったようですけど。

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2018年7月18日 (水)

房総のむら

成田からバスで20分。郊外にある博物館が.房総のむらです。もともと自転車で成田との往復するつもりだったのですがこの暑さでくじけました。「むら」といってもTVで見た映像は商家の並ぶ江戸のまちなみでした。だから一度この目でみておこうと考えていた場所です。
ちょっと不便なバスを乗り継いで、実物を目にすると日光江戸村を上回るディテールの街並みが再現されていました。江戸市中ではなく、佐原のような地方の街道であるようです。
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屋外展示なので、ほこりっぽくて(雨だったらぬかるむのかも)道を踏みしめるとリアル感が違います。そのあたりは屋内の博物館展示と一線を画します。立ち並ぶ商家は「再現」と表現されているので、どれほど本物の移築なのかわかりません。16軒のうちには休日であれば食事のできる店もあり、キャンディーとかも売ってたり鍛冶屋さんでは火を入れて作業していました。下駄を展示してある木工間では箸づくりの体験もできるなど活用しています。
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時期ですから変化朝顔の鉢植えが並んでいました。東京の博物館ではなかった梯子の火の見やぐらもあります。    
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商家の街並みの裏手は佐倉で見たような武家屋敷がありました。直前に弘前に旅して当地の武家屋敷も見ましたが、こちらのほうが庭に菜園もあって質素な感じがします。
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「むら」の名にたがわず農村再現エリアもあり、かなり広くて国道をまたいで「上総」「下総」「安房」の三地区の農家が再現されています。村に入るには結界が張られています。入り口に縄が張られて飾りつけがされ、以前、赤城山山中でこういうのをみたと思い出しました。上総・下総の農家は土蔵を構える豪農です。自分も埼玉の田舎の貧しい農家からでたうちですから、畑を区切るように植えられた茶の木や部屋を仕切る板戸、土間のかまどなどに記憶が呼び起こされました。こちらでも機織りの体験や商品が販売されています。
なかなか貴重な施設で、空港からトランジットの客なんかも交通の便が良ければ興味を持つのではないかと尾も増した。ただトイレでのぞいた個室がいまどき「和式」だったのはびっくりしました。
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場内には、古代の発掘品を展示する風土記の丘資料館、外(当日チケットで出入り自由)には農家の住宅が2棟あるのですが、バスの時間に合わないのでスキップしました。

そして、このあとせっかくだったので成田山新勝寺を観光しました。海の日の連休では奥の院の開帳もあってたいへんな混雑だったそうですが、この日は閑散としていたので、ボランティアガイドさんにお願いしてじっくり1時間案内・説明していただきました(庭園部は除く)

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2018年7月 5日 (木)

西郷どん展

上野の山に自転車で登るのに斜面が折り返すルートがあります。今の自転車だとちょっと苦労だし強い逆風にも悩まされました、芸大の「西郷どん」展は見ごたえたっぷりでその疲れはふきとびました。

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地下の第1会場に降りると、石川静正による肖像画迎えてくれます。これは面識のある士族が思い出して描いたものです。有名なキヨッソーネのものは近親者の写真を基につくられたものですが、面影は共通のような気がします。

3Fの第2会場の入り口には禁門の変の屏風絵が出迎えてくれます。
西郷は幕末の動乱の立役者の一人として価値を認められているわけですから薩摩のみならず、雄藩や幕府の動きも追う展示となっています。当時の鹿児島の資料や薫陶を受けた斉彬、対立し同盟した長州、勝海舟や慶喜の資料が整理してまとめられています。篤姫の調度品など何度か博物館で目にした品物もあります。
木製の大砲なんて珍しいものがありました。西郷や薩摩藩が使ったわけじゃないでしょうが同時代品として展示されています。「風雲児たち」にもちゃんと描かれていたものなので実物を見る機会を得てとても興味深いものでした。
    
「漂巽紀略」があったのは感嘆しました。アメリカから帰ってきたジョン万次郎が琉球・薩摩を経て土佐に戻った時に川田小竜に体験を伝えたものです。なんだか「風雲児たち」の世界を追っている気分でした。  
   
維新ののち、西南戦争が西郷にとってもこの国にっても重大な影響をもたらしたわけですが、日本赤十字のコーナーがあります。そういえば博愛社の設立はこの西南戦争をきっかけとしたことを思い出しました。上野戦争や会津戦争では敗軍の死者はあえて見せしめに放置されたことが伝わります。それが負傷者であればどちらの側でも救護するように意識が変わり始めました。
でも西郷の敗北して自決するという行動に至る気持ちはまだ変わってなかったんですね。

この展覧会は17日までです。

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2018年7月 1日 (日)

豊島の長崎富士

恒例の山開き、今回は千川に足を延ばしました。去年雨で断念した富士塚です。時間の都合で電車を使いましたが天気が良く、帰りは下りの行程なのだから自転車をたたんで持ってくればよかったと反省しました。   
駅を出て広い千川通りを左に折れると、ずっとまっすぐ続く住宅街の中の通りが社庫に突き当たり、駐車場の合間から姿を望めます。児童公園を回り込んむとフェンスに囲まれた富士塚があります。    
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現在は無住となっている浅間神社はこの山開きのとき(7月第一土日)だけ、扉があけられて上ることができます。鳥居の後ろの石灯籠もフェンスでおおわれています。右手に浅間神社本殿、正面奥には三峰神社の社、左に富士塚入り口の小さな鳥居があります。   
1合目からジグザグに山道が削られ、あちこちに奉納の石碑や石像が置かれています。たいへん状態がよく、修復の記録に石碑も文久、昭和・平成と何度も繰り返していることがわかります。町の人の強い思いなんでしょう。長崎村の南端の椎名町のひときわ大きい碑がいくつか残されています。    
小野照先神社の下谷富士とこれ、練馬の江古田富士の三つが都の文化財となっています。      
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山頂までの道は、(あえて?)歩きづらいところもあって、デジカメ片手に降りるときは足元にヒヤリとすることもありました。   
3、4人立つといっぱいになる頂には祠がしつらえてあります。当地は江戸時代には農村地帯でした。畑と雑木林が周囲に広がっていたでしょうし、かなり遠くから山容を見ることもできたでしょう。   
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滅びる運命を逃れて過去をよみがえらせてくれる、この日の参拝者の中にも同じような気持ちの人がいたはずです。

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2018年6月21日 (木)

大江戸今昔めぐりを仮想Androidで

出かけるときにはタブレットPCもスマホも両方持って出かけるようになりました。バッグからPCを取り出すにはちょっぴりだけど手間。   
スタンプラリー機能の、浅草七福神めぐりの残りを完走しましたが、GPSで現在地にジャンプしてスタンプボタンを押すという手順はらくちんです。(アイコンが込み合って押しづらい時もありますけど)   
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なお、スタンプを全部集めても「参加中」のままだとわかりました。これでは一遍きりで、二回目ができません。毎年同じ七福神巡りをするという使い方には向きません。ユーザーが多く希望する人が多くなれば、そういう要望も通るかもしれないのが、スマホの希望です。もうPCソフトにワクワクするものは出ないのかもと思ってしまいます。    
   
でも単に現代地図と江戸地図を見比べるにはタブレットPCの人い画面にはかないません。    
   
そこでWindows10にAndoroidoエミュレータをインストールしてその上で今昔めぐりを動かしてみることにしました。使用したのはNoxです。ゲームを主な目的にしているようですが、これだってゲームのようなものです。無事に起動できましたが、PCがATOMなんで動作はぬるぬるです。タッチでアイコンは反応しますし、画面スクロールも追従します。ピンチで拡大縮小がかなりのタイムラグがあります。残念ながら期待した画面の比率がスマホと変わらず広範囲に地図を見られませんでした。PC本体のGPSとも接続できないようでした。

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2018年6月11日 (月)

「大江戸今昔めぐり」(JR東・フジテレビほか)

スマートフォンを使い始めて半年たちます。SIMなしでwifiルーター経由でネット接続するだけという使い方です。ノートPC(内)とタブレットPC(外)を使っているのですが運動量の記録アプリ一つだけのために入手しました。通話は携帯さえめったに使わないですし。   
スマホを持ち歩くようになると少しずつ役割も変わってきます。外出時の音楽再生がスマホに移りました。もともと移動中は携帯でそしてタブレットで落語を聞いていたのが、BTヘッドフォンがwindows10になってから8.1より不便になったのです。   
   
そして以前から気になっていた江戸ー現在連携地図「大江戸今昔めぐり」(2017)をダウンロードしました。地図原本の作成は中川恵司さんで、同氏の手によるPCの「江戸明治東京重ね地図」(エービーピー:2004)と比べてみましょう。ほかの切絵図ソフトによくあるように江戸切絵図をそのままつかわず、現代と位置合わせがしてあるところが最大の長所であることは同じです。    
データは江戸の地図はPCのものを流用してるように見えますが、表示範囲が少し広がっています。PCでは荒川までだったのが江戸川までとなったり、南も羽田まで北は朝霞・新座まで含まれます。「今昔散歩 重ね地図」(ジャピール) や「今昔散歩」(Bemap)は販売停止になっているので確認できませんが、10数年のうちに江戸再現地図は広がってきたのでしょう。   
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mainimage_02v2今昔めぐりの範囲(HPから)点線が重ね地図の範囲とは!
   
   
インターフェースは進歩していて、指のピンチ操作でズームします。GPSで現在地にジャンプするのは当然ですね。東京の外にいるときは江戸図のほうは範囲外となります。    
現代地図はPCと違ってグーグル地図を表示しています。ランドマークは地名や限られた公共施設だけが置かれているのは使用ライセンスの関係でしょうか。二つの地図の透明度をバーで指定して重ねます。また両地図を並べて表示するモードも設けられました。どちらか一つの地図だけにも切り替えられます。    
どちらもネットで動的にダウンロードしているので接続がないところでは使えません。    
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Screenshot_20180604-043952Screenshot_20180604-164017二画面表示
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江戸地図にはいくつかの独自アイコンが並べられ、社寺や屋敷、史跡、坂、橋などをタップすると情報ウインドウが開きます。ただ、墨田区の秋葉神社の史跡アイコンが名所江戸百景「猿わか町よるの景」紐づいていました(同「秋葉の境内」のアイコンもある)。報告すると直るのかな?    
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スマホではやはり画面の小ささが不満です。23区ぶんはスクロールできますが、視認性はタブレットに負けます。とくに二画面モードは小さい。PCソフトが進化することはもうないのかもしれませんが、アンドロイドタブレットまで手を出すことは容易ではありません。   
   
これが無料アプリなのはありがたいが採算が不思議です。アプリ内に広告もなく首をかしげていたら、今日から両国の商業施設のクーポンが配布され始めました。これからそういうタイアップが充実していくのかもしれません。スタンプラリー機能もあらたに加わったもののようで、法人が有料で登録できるシステムです。   
現在は「縁結びラリー」「鬼平ラリー」「元祖山の手七福神めぐり」「浅草七福神めぐり」「日本橋七福神めぐり」に参加できますが、ちょっと不足ですね。広告効果を狙った企業を呼び込むのかもしれません。   
   
すぐ近くの「浅草七福神」でラリー機能を試してみました。参加を選択すると、目的地の一つに近づいた時(250m以内)スタンプを記録できます。地図上のスタンプマークをタップするのですが、二つのラリーのポイントである今戸神社にはさらに情報マークも置かれていて地図を拡大して確実にタップできるようにしたほうがいいです。   
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気になるのは一度参加を選んだら解除する方法がないことと、ラリーを制覇したら二巡目が可能かどうか不明です。七福神は毎年巡る人もいますから。おいおい試してみましょう。

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2018年6月 7日 (木)

NHK「大江戸」

放送を逃すまいと2台で録画しました。期待した通りのクオリティの江戸CGでしたが量は物足りません。あと2回の放送でどんな姿を見せてくれるか楽しみにしていたところ第2回は米朝会談で飛んでしまい、6月10日に延期になりました。 
    
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冒頭に江戸時代以前から町が出来上がっていく俯瞰図を見せてくれたのがよかった。俯瞰CGが一番好きです。水道橋からの神田川や愛宕山から武家屋敷のCGは事前番組でも流れていましたが、精細写真が残っていて近年注目され、そのデータを使って3Dに起こせるようになったのは巡り合わせに感謝です。このCGの中を歩き回りたい! 
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第3回「江戸の火災」の予告映像だと火災旋風が描かれるようです。江戸の町にどのように広がったか時間・地域をおって俯瞰で見せてくれるといいなぁ。    
   
事前に江戸東京博物館の「大江戸」展のミュージアムトーク(学芸員の解説)にも行きました。友の会だとこういうのにもこまめに参加できます。終わってダッシュで帰宅すれば年寄りのデイサービスもどりに間に合います。    
今回のNHKとのコラボは先方から話があったものだそうですが、博物館には資料協力を求めるものの内容はまったく通知がないのだそうです。だから企画展示の「大江戸」のほうは博物館独自で構成したものです。展示後期には「江戸始図」が置かれていますが、博物館で検討したところだと城門の変遷から見て江戸城最古期の姿とはいえないのではないか、NHKではどう紹介するか楽しみといっていました。番組で「始図」はチラリと映しただけでしたが、そこから3Dに起こしてはいましたね。    

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2018年5月27日 (日)

火の見櫓

昔から時代劇にでてくる火の見櫓といえば垂直の梯子のてっぺんに半鐘が吊るしてあるものでした。だから江戸に興味を持つようになってから屋根つきの見張り台がある形式を知りました。浮世絵にはちゃんと描かれているんですけどね。

ではそれは今はどこで見られるかというと、深川江戸資料館に実物大で再現されています。上ることはできませんが。この春、和船に乗った深川の河岸に火の見櫓を模した物置を見ました。そのうちに江戸川区の公園に再現火の見櫓があることを知りました。
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場所は新船堀橋を渡って少し南に下がったところ。江東区の中川船番所資料館と相対する位置です。資料館は小名木川が旧中川と交わるあたり、もともとの番所近くです。小名木川はそこで終わっていますが、行徳の塩田へ続いていたわけです。江戸川区側のその新川のあとに親水公園として整備され、江戸を思い起こさせるモニュメントとして火の見櫓が置かれました。
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終了日に船番所資料館の江東の浮世絵展を見るついでにその親水公園に足をのばしました。浮世絵展は江東の各地ごとに作品を並べてあり、見ごたえがありました。つい先日、太田記念美術館で広重生誕150年で名所江戸百景全作をみましたが、江東区の持つ江戸百もきれいな状態です。

公園はは休日にもかかわらず人がほとんどいませんでした。火の見櫓には土手に上がって駐輪し、階段を下りて向かいました。つつじもまだきれいでしたが、塀のつくりも江戸を意識したような場所です。土日は内部に入れるようになっていますが、係が「巡回中」と看板を残してしばらく待つことになりました。
中に入ると、再現度の高さに驚かされました。土台がコンクリなのはしょうがありませんが、ちゃんと木造です。釘も和釘(?)を使っています。窓板を跳ね上げて止める金具も古風です。現代のビスはわずかにしか確認できませんでした。残念ながら半鐘は展望室にありませんでしたが、眼下に親水公園が延びていて気持ち良い景色でした。
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あとで二つの橋にも行ってみましたが、すべて(見る限りは)木造で、その徹底ぶりに驚きました。
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