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2012年5月17日 (木)

もどってきたCD

 これで話題を引っ張るつもりはなかったのですが、その後、練馬区の13枚のCDが5枚に減り、また9枚に増えたところで先に検索にかからなかった文楽CDが表示されました。

 あまりの不思議に仕事中で迷惑かと思いましたが、平和台図書館に問い合わせました。すると、セット全14枚が登録されているというのです。そして、インターネットからの検索に表示されないCDは、「修理中」だったそうです。返却の時に異常が報告されると、研磨して傷を消したりするそうです。イントラで調べてもらうと、こないだあった柳好がいま修理にでているとのことでした。
 だから時期を待てば14枚全部がそろうはずです。

 とすると、文楽CDについては「明烏」はキングからもでていますが、「愛宕山」「酢豆腐」に関してはこれが唯一のものということになります。でもアポロンのテープのほうはたくさんの図書館にありますし、音も悪くありませんから、練馬区周辺の人はこのCDを聞き、そうでなければわざわざ求めなくてもいいでしょう。

 もしかすると、日野市の小学館・昭和の名人シリーズも似た状況があったのかもしれません。今日検索すると「完結編」のほうは26枚に戻っています。このぶんでは「決定版」もまた26枚に戻るかもしれません。

2012年5月16日 (水)

小さん BS日テレ

 小さんの命日だったんですね。だからCDセットもDVDも発売されて、BSでも放送されたんですね。BS「笠碁」の放送は日テレだから、CD(NHK音源)ともDVD(落語研究会)とも違っているとわかっていましたが、1986年の花王名人劇場でした。若々しい。18分強と最も短いものでした。

 2002年まで長生きをしたのですから、これからも音源がもっと世に出るでしょう。ここ半年でもNHKの映像が2度放送されましたし、昨暮れの談志追悼番組では、談志・小さん・小三治と3人が並んで「蒟蒻問答」を演じた珍しい落語研究会の高座が放映されました。役割分担して落語を演じるというのはあまりいいことと思いませんでしたが、めったに見ることのできない映像だけに割愛が入っていたのは何とも惜しいことでした。

2012年5月15日 (火)

小三治独演会

 今月はささやかな散財の月と決めてあるので、といっても前売り券は何か月か前に買ってあるわけですが、北とぴあの小三治独演会に行ってきました。独演会は初めてです。

 一日フリーにしておいたので、昼過ぎには王子に着きました。北とぴあは17階に展望室があり、まずそこに上がりました。北区ですからさえぎる物なく荒川方面が開けます。スカイツリーはうっすら雨雲の中に消えていました。天気が良ければ荒川線沿いに散策をして図書館に寄ろうかと目論んでいましたが、傘をさして歩き回るのもなんなので、Kバスで北区中央図書館に行きました。
 そこで調べ物を済ませ、落語関係の書籍に目を通すと雨も小やみになりました。歩いて北とぴあに戻って、開演を待ちます。

 ネタ出しをしてあったのか知りませんでした。こみちの「辰巳の辻占」で幕が開きました。すこし眠たくなりました。つづいてあらわれた小三治は、北海道で雪が降ったという話から、日本の四季、陰と陽、ご宗旨とすすんで、「小言念仏」に。軽く済ませました。

 幕が再び開くと、政治家と落語家の二世、若旦那と話題がすすみ、「船徳」でした。50分近く、最後に汗をぬぐう熱演でした。足を運んだ甲斐があるというものです。

 オッと思ったのは、勘当されると出入りの船宿に厄介になるというところで、船宿の説明が入ったことです。軽く飲んだり、他から仕出しをとったり、あるいは舟で出かけたりというくだりが入ります。たまたま手元に持ってきた「柳家小三治の落語1」(小学館文庫)を開きました。そういう解説はありません。

 それというのも、おとといの「モヤさま~深川~」で、江戸資料館に入ったさまぁずが、船宿の原寸大再現模型のまえで二人とも「ふねやど」と読み、「船に乗りたくて泊るところ」といったのです。芸人さんですからネタだったのかもしれませんが、直前のそんな記憶があったので、気になったのでした。

Hokutopia

 しかし1300人のホールが満席になるのですから。館内で配っている7月の独演会はすでにチケット完売!


2012年5月14日 (月)

BS日テレで小さん

 水曜日の「徳光のトクセンお宝映像」で小さんの「笠碁」をやりますね。20:00~

番組概要:落語界初の人間国宝になった柳家小さん。24年間落語協会の会長を務める。今回は隠居同士の碁打ちの話を優しさあふれる小さんの十八番「笠碁」をノーカットでお送りします

 どの高座かはわかりません。

2012年5月13日 (日)

芋坂

 日暮里の図書館で落語オムニバスCDを借りました。おそらくこれまでの音源の使いまわしと思いつつ、再生時間が違うのでカット部分でもないかと確かめるためです。

 わずかですが、そこから鶯谷まで歩くことにしました。谷中台地の下、かつて音無川が流れていた通りです。往時はどんな風景だったのだろうと考えながら歩いていると、羽二重団子に行き当たりました。日暮里駅前にも支店がありますが、こちらは江戸から続く本店。向かいの善性寺の説明版に、門前の橋は将軍橋と呼ばれたとあります。

 店のわきを見ると、「芋坂」という道標に気づきました。これも江戸時代からある台地に上がる道だそうで、そちらに行ってみました。すぐにJRの線路に突き当たりますが、芋坂跨線橋で渡れます。谷中霊園にあがって、言問通りで降りずに寛永寺を抜けて鶯谷駅につきました。こちらは新坂という名で、明治にできた道だそうです。

 台地の途中のパティシエ・イナムラショウゾウには行列ができていました。購入した人が店前のベンチでケーキを食べているのが珍しかったです。

 さて、借りたCDはポニーの「決定盤!!特選 禁演落語ベスト」と「決定盤!!特選 落語で江戸散歩ベスト」で、久しぶりリリースの柳橋が気になったのです。結果、名演集との数秒の違いは意味がありませんでした。

Edosanpo

 以前の柳橋のポニー音源の記事に間違いがあったので訂正しました。


2012年5月12日 (土)

CDが消えた?

 柳橋の参照できるリストはないので、これは自分で何とかしなければなりません。喋りだしを記録して、別のCDが同じ音源かどうかチェックします。
 先日、平和台図書館に調査に行ったときに、その喋りだしを持参して比べながら聞けばよかったのですが、ジャケットの記録を写して持ち帰って調べればすぐわかるだろうと、たかをくくっていました。

 ところがNHK落語名人選には高座データの記載がないんですね。なんとかネット検索で「粗忽の釘」がポリドールと同じ、「碁泥」はポニー名演集と同じと推定できました。「天災」も東京落語会だからNHK落語名人選と異なる可能性は低いです。

 練馬区のベリー・ベスト落語の貸し出し状況を確認したのですが、すべて貸出し中です。なんとつい数日前まで文楽以外13枚あったCDが、今7枚しかヒットしません。それもこないだ実際に視聴させてもらった、小さんのCDもリストに上がりません。いったい何があったのでしょうか?

 

2012年5月11日 (金)

ユーキャンから返事2

 調べるのに時間がかかるということで、あとからザ・ベリー・ベスト・オブ落語についてもお返事をいただきました。実はその以前にこのセットの情報を記載しているサイトを見つけてあったのですが、版元からの情報を待ちました(結果的にはそのCD売り買いサイトは正確でした)。

ベリー・ベスト・オブ落語

●志ん生
火焔太鼓 1956/9/3 ニッポン放送
三軒長屋・上 1958/3/9 ニッポン放送
三軒長屋・下 1958/3/16 ニッポン放送
替り目 1960/1/6 ニッポン放送
黄金餅 1960/3/2 ニッポン放送
大山詣り 1960/9/4 ニッポン放送
●圓生
百川 1978/4/25 落語研究会第120回
位牌屋 1968/2/24 東京放送
花筏 1973/1/22 ニッポン放送
文七元結 1975/10/29 落語研究会第92回
小言幸兵衛 1977/10/17 東宝演芸場
●文楽
明烏 1964/1/31 東宝演芸場
愛宕山 1964/5/31 東宝演芸場
酢豆腐 1965/5/31 東宝演芸場
●可楽
味噌蔵 1956/8/26 東京放送
たちきり 1963/7/31 東宝演芸場
三方一両損 1959/3/1 文化放送
●柳好
野ざらし 1954/7/25 東京放送
青菜 1955/7/19 東京放送
鰻の幇間 1955/8/23 東京放送
●柳枝
花色木綿 1959/6/5 ラジオ京都
搗屋無間 1959/12/6 ラジオ京都
宮戸川 1958/10/3 ラジオ京都
●金馬
居酒屋 1960/5/1 NHK
孝行糖 1961/11/30 ニッポン放送
小言念仏 不明 文化放送
金明竹 1962/5/30 ニッポン放送
●三木助
道具屋 1960/11/2 NHK
崇徳院 1960/5/12 NHK
芝浜 1954/12/20 NHK
●柳橋
粗忽の釘 1960/9/8 東京落語会第14回
天災 1967/10/13 東京落語会第100回
碁泥 1964/10/31 東宝演芸場
●正蔵
中村仲蔵 1965/3/31 東宝演芸場
火事息子 1964/3/31 東宝演芸場
五人廻し 1964/5/31 東宝演芸場
●馬生
文違い 1975/3/15 東京落語会第177回
親子酒 1978/11/15 東宝演芸場
目黒のさんま 1978/9/18 東宝演芸場
●小さん
長屋の花見 1966/3/31 東宝演芸場
饅頭こわい 1980/5/28 東宝演芸場
粗忽長屋 1993/11/29 東宝名人会

 これをいつも通り、志ん生全席落語事典および落語はろーと照らし合わせます。(柳好は資料がないため除く)
このシリーズでなければ手に入らない高座は、やはり小さん「粗忽長屋」だけのようです。文楽「酢豆腐」は落語名人撰(アポロン・カセット)に収録はありますが、初CDでしょうか。三木助「芝浜」は36'20''で、全集と同じかもしれません。
 もし他を持っていたらそのために3万近くをだすのはきついかも。こちらを先に買って、重複しないCDを選ぶのがよいでしょう。

 あれ?柳橋は。近々再度調査してきます。

2012年5月10日 (木)

ユーキャンから返事

 ご回答いただきました。それを「落語はろー」のリストと比べてみると、初CD化(*)が宣伝通りたくさんあることがわかります。リストにない珍しい音源もいくつかあり、これはお買い得であることがわかります。

 ベリーベストオブ圓生

居残り佐平次* 1959/1/5 寄席風景 放送
夢金*     1961/1/4 日立演芸会     
八五郎出世* 1967/10/1 落語名人会     
目黒のさんま* 1967/10/21 落語名人会     
百川*     1961/6/28 日立演芸会     
唐茄子屋*    1963/9/30 第46回東横落語会 
五人廻し      1970/11/25 第119回東横落語会 (Sonyの通販CDセット)
文違い     1963/11/29 第47回東横落語会 (Sony通販CDセット)
三軒長屋(上)* 1964/1/31 第49回東横落語会
一人酒盛*    1967/3/27 まわり舞台
品川心中*    1958/7/24 お好み寄席
小言幸兵衛 1956/11/16 演芸昼席 (キング昭和の名人圓生14)
紙入れ*     1966/4/10 まわり舞台
三十石*     1957/9/10 お好み寄席
紺屋高尾*    1967/4/16 落語名人会
寝床* 1976/3/11 ラジオ寄席
庖丁      1961/8/9 日立演芸会 (キング昭和の名人圓生13冒頭カットあり)
淀五郎      1960/3/28 第24回東横落語会 (Sonyの通販CDセット)
掛取萬歳      1960/12/26 年忘れ東横落語会 (Sonyの通販CDセット)
樟脳玉*     1963/3/26 第43回東横落語会
くやみ      1960年頃 ※収録日時・場所不明 (Sonyの通販CDセット)
首提灯      1960/11/30 第28回東横落語会 (Sonyの通販CDセット)芸術祭文部大臣賞
らくだ(上)* 1968/4/7 落語名人会
らくだ(下)* 1968/4/21 落語名人会
百年目*     1961 0504 落語長演
子別れ(上) * 1959 0312 お好み寄席
子別れ(下)* 1966 1030 落語名人会

 こういう情報ってHPで公表してくれるとよいと思います。()は既存CD

2012年5月 9日 (水)

久々の寄席

 たまには趣味に金を使います。数年ぶりに寄席に行きました。浅草の小三治を見に行ったのです。ときどき交流のある菖蒲園さんのブログに先日の「あくび指南」のことがのっていましたし、2chでも評判をとっていましたので、期待がふくらみました。250円弁当を買い込んで、10時半の口開けから全部見ました。

 寄席は不思議なところです。漫才師はたいていいつも同じネタだし、落語家の漫談も同じ話が多い。でも寄席だと楽しめてしまうのです。馬風は美空ひばりメドレーで若い人にも受けてました。川柳は事故にあって昨日まで板付だったそうで、以前見た時よりぐっと弱々しい印象でしたが、歌い始めたら元気が戻ってました。達者ですね。
 どれも、CDで繰り返し聞くようなものではないと思いますが、寄席は魅力的です。

 小三治の今日のマクラは、なんと「スーパームーン」でした。月が自然災害に関係しているのでは?というところから「天災」にすぐに入りました。
 今回はちょっと微妙な間を感じましたが、たっぷり楽しめました。

2012年5月 8日 (火)

金馬も入ってそろいました

 発売からひと月たって、とうとう遅れていた昭和の名人アンコールが豊島区でそろいました。練馬の帰りによって受け取り、王子方面に歩いているとき、あの雷雨に濡れてしまいました。

 さて、「高田馬場」はレコードで借りたことがありますが、初CDです。「錦の袈裟」「嘘つき村」はポニー・ビクターでそれぞれCDが出ています。

 小学館・昭和の名人シリーズは「決定版」「完結編」「アンコール」そして「大トリ」立川談志は遅れることなく入ったようで、計57冊が豊島区で借りることができます。この金馬は5人待ち、談志は8人待ちで、談志の人気がうかがわれますが、興味がないので談志はたぶん借りることはないでしょう。

 日野市のほうも「アンコール」「大トリ」は先にそろっていましたが、残念なことに「決定版・完結編」で各1冊ずつがリストから除かれています。破損か紛失?整理上の都合であればいいのですが。

«スーパームーン