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2011年9月28日 (水)

志ん生 名演大全集(ポニー)

 志ん生のセットだけ「大全集」とジャケットに銘打っています。HPでは同じ「名演集」なのですけどね。ジャケットのイラストも、小さん・圓生・金馬・正蔵とならんで山藤章二の新しいタイプです。

 そのなかでも志ん生の「名演集・名演大全集」が最も数多く、再編成して発行しなおされています。CD時代でも94年、98年(OEM)、99年に確認できます。2005年のこのセットはCD48枚、126席+特典盤2枚という最大級のセットです。「おじゃん」という悪い言葉のサゲをめでたい席ではと「どんどんもうかる」と言い換えた「火焔太鼓」が聞けるのはうれしいです。おそらく制作会社なのだと思われるAPPのHPでは高らかに「ニッポン放送音源のリマスター」を謳っています。これは51音源におよびます。

 で他社と同じ音源でもこちらの方がよい音質というものが多いはずです。信用してこちらを優先できき集めました。居残り佐平次はたまたま他社(ポリドール)と比べましたがその違いは明らかでしたから。

 また、過去の「名演集(ポニー)」でのカット部分が復活しているものがあります。「替り目」の冒頭で「きれいどころの次に苦み走ったところ(志ん生自身)があがる」というクスグリ、「稽古屋」では13か所のカットがそれです。

 逆に、他の音源と比べてカットされた演目もあります。例えば「小噺」では「蛸の夢」と「茄子の夢」の間の「夢の噺をつづけます」といったわずかなものであったりしますけど。「たいこ腹」のカット部分は4か所もあります。他に「あくび指南・親子酒・強情灸・天狗裁き・藁人形・付き馬・妾馬」は他社に譲ります。

 Sinshomeien

 図書館では、品川区・大田区・港区・練馬区が全巻揃い。惜しくも渋谷区が第15巻欠、東久留米市が27巻欠。他に江戸川区・小金井市・三鷹市・世田谷区・中央区・豊島区・中野区で一部所蔵しています。流山市には1~7。川越市に全巻と春日部市・富士見市・杉戸町・鳩ヶ谷市に数点あります。

 原則、図書館にはセット販売の特典盤はありません。1枚は鶴本の志ん生などの志ん生に影響した落語家のSP復刻・もう1枚は長女・美津子さんと塚本アナの対談で、対談は別のシリーズで聞くことができます。ところが東久留米市には本編は1セットだけなのに、どういうわけか「影響を与えた落語家」のほうが4点もあるのです。

 練馬区はまた律儀に「音飛びあり」が2点表示されます。でもちゃんと買いなおしてあるようでもう1枚ずつあります。わかってそちらを借りる人はいるのでしょうか。


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