« 増上寺三門 | トップページ | W再生ソフトのバグ 再アップ »

2011年11月21日 (月)

酒井伴四郎日記からもう1冊

 先日借りた「幕末単身赴任 下級武士の食日記」は面白く読み終わりました。なんと、この主人公は寄席にも行ってます。本当の江戸時代の落語は今そのまま聞いたら理解できないんだろうなあ。言葉もそうだしクスグリなんかも違いが大きいでしょうし。
 さてこの著者は和菓子の老舗・とらやの研究者だそうで、タイトルどおり主人公の「食」の部分にページを割いています。ボラの刺身や「へそ」もおいしく食べたそうです。

 さて、この伴四郎日記、もう一冊の本も生み出していたのです。「江戸の名所 お上り武士が見た花の都」です。こちらは伴四郎たちが暇なときにめぐった江戸の名所に焦点を当てています。とするとブラタモリで話題に上がったのはこちらのほうだったのかもしれません。実際、いつもいく各図書館で「貸し出し中」でしたので、ひさびさ台東区で予約して借りました。

 両方の見出しを比べて見ましょう。
「幕末単身赴任」
1.江戸への旅立ち
2.江戸の日々
3.男子厨房に入る―江戸の食材と料理
4.叔父様と伴四郎
5.江戸の楽しみ
6.江戸の季節

Bakumatsu

「江戸の名所」
1.まずは江戸全体を眺める
2.気楽な繁華街「四谷・赤坂」
3.江戸を見守る「上野・神田」
4.華の都の中心 「日本橋・京橋」
5.江戸随一の栄華を誇る「浅草・吉原」
6.娯楽あふれる「両国」
7.閑静で風光明媚な「向島」
8.新興地の活気あふれる「本所・深川」
9.行楽の別天地「王子・染井」
10.幕末動乱直前の「芝・目黒・品川」
11.健脚の江戸人が通う「西の校外」

Edomeisho

「幕末単身赴任」の5が後者と重なるところがありそうですが、両方を併せると日記の全体像が見えてきそうです。

|

« 増上寺三門 | トップページ | W再生ソフトのバグ 再アップ »

コメント

私も「幕末単身赴任」は楽しく読みました。図も豊富で江戸風俗も興味深いものでしたが、判四郎の人物像が好ましく思いました。
倹約しながらも自炊を楽しみ、新しい鍋を買っては喜んだり。
名所見物や、三味線を習いに行ったり、湯屋の二階で宴会をしたり。

今回、紹介していただいた本も図書館に早速予約しました。
出先でも、携帯電話用のサイトから蔵書検索・予約が出来るので、便利な世の中になりました。


私が最近読んだ江戸風俗関係の本で面白かったのは「熈代勝覧」の解説本。
「熈代勝覧」と言うのは、ご存知かもしれませんが、江戸時代の日本橋界隈の賑わいを描いた絵巻物です。細部まで良く書かれていて、見飽きることが有りませんでした。snobさんが未読であれば、お勧めします。
ネットでも詳しく解説しているサイトが有るようです。

投稿: nam | 2011年11月21日 (月) 15時39分

 一瞬思い出せませんでしたが、地下鉄駅のコンコースに引き伸ばされてるやつですね。ネットでちゃんと見てみます。

投稿: snob | 2011年11月21日 (月) 16時36分

そうそう、それです。

私が図書館で借りたのは
『熈代勝覧』の日本橋―活気にあふれた江戸の町 (アートセレクション)
です。アマゾンのリンクが貼れれば良いのですが携帯電話からの書き込みなので、ご容赦を。

ネットでは、こちらのサイトから全てをプリントアウトしたという方がいました。
http://www.muian.com/muian10/10kidaishouran.htm

和紙調の用紙にプリントすれば、それなりに素敵なものができそうですね。

投稿: | 2011年11月21日 (月) 17時28分

 namさん、そのサイトすごいですね。全部見られる。図書館も検索してみました。いずれ機会をみて読んでみたいです。

 別件になりますが、以前W再生ソフトをDLしていただいたと思いますが、バグがあるかもしれません。2番目のプレーヤーで再生すると左右が逆になるかもしれません。修正しましたのでまもなくアップします。

投稿: snob | 2011年11月22日 (火) 09時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 酒井伴四郎日記からもう1冊:

« 増上寺三門 | トップページ | W再生ソフトのバグ 再アップ »