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2012年3月15日 (木)

志ん生 ベストコレクション(クラウン)

 たぶん、これでクラウン音源は最後になります。

 20枚組のCDですが、音質もかなり悪いです。当時から他社と重なる音源もありますし、発行から16年たっていますから、その後ビクターやキングからいい状態のものが手に入るようになって、13演目は重複します。

 とはいえ、碁ができないから「笠碁」を将棋に設定しなおしたという、「雨の将棋」がはいっているのはこのセットだけです。馬生にも碁をすすめたというくらいですから志ん生も満足はしていなかったのでしょう。一門にも受け継がれていません。
 「おもと違い」「おえんの伝」「義眼」「宗珉の滝」などもこのCDだけです。今演じる噺家もないと思います。他にもその高座の音源として唯一(レコード廃盤をふくむ)であるものが多く、そういった意味では一度聞く価値があるでしょう。

 テープもCDもあるのですが、劣化を考えるとCDで聞きたいところです。検索にはさまざまな障害がありました。
 まず、巻数か収録演目、およびCD・カセットの別が一覧に表示されていないと一件一件ウィンドウを開くかなければなりません。両方表示してある市・区はあまりありません。
 出版がクラウンなのでいくつもの図書館が社名で検索できないのは経験済みです。またコロムビアから「決定盤ベストコレクション」と似た名のシリーズがかかります。大田区ではこの2枚にクラウンと記録しています。
 板橋区は最も多くのCDを持っているのですが、5枚が「ベストセレクション」として登録されていました。これでは見つかりません。
 そして20枚、あるいは必要な18枚をそろえている館は一つもないのです。

 荒川区・墨田区・世田谷区で10巻まで揃います。板橋区は前半で第2巻が足りませんが、後半は13・16以外を持っています。16はカセットならあります。荒川区が後半では13巻だけを持っていますから、板橋・荒川とあと1区で18枚まで集まります。他に三鷹市に前半5枚、大田区にCDが1枚。
 カセットでよければ荒川区・大田区・板橋区に後半がたくさんあります。あと練馬区ならカセットが19本。惜しくも7巻が欠けています。他に小平市と八王子市に数本

 埼玉県では、久喜市・さいたま市・伊奈町・朝霞市にCDが数枚ありますが、12枚が限度です。

 千葉県は四街道市に13本のカセット、市川市に後半8枚のCD、浦安市に6枚、千葉市に1枚。そして最近また横断検索のできない佐倉市に前半が9枚あります。県内で18枚完成です。

 結局16巻(「宮戸川」のみ必要)のCDは市川市にあるだけです。わたしもやむなくカセットで聞きました。でもこの雑音ならCDじゃなくてもいいかもしれません。

Best_collection

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