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2012年3月31日 (土)

ふたつの「紙入れ」

 たまたま、菊之丞・喬太郎と当代の人気者二人の「紙入れ」が続けて放送されました。喬太郎のほうは、「本人の袂にライター」のクスグリやおかみさんのねっとりした眼差しなど、喬太郎らしく、菊之丞のほうはあくまで、古典を崩さずにと、両者の噺の性格が比べられて興味深かったです。
 対比的だったのが、新吉がどこまで逃げられるか想像するのに、菊之丞は「ウラジオストックまで」・喬太郎は「清澄白河まで」(落語会の収録場所がすぐ近くの深川資料館)と演じていて、その落差に笑ってしまいました。

 録画でこれだけ面白いのですから、実際の高座を見たらもっとハマっちゃうでしょう。近頃、ナマの寄席にいっていなくて、ナンですが、寄席の中ではマンネリと思えるものも、クサいと感じるものも、その芸に酔ってしまう雰囲気があります。「甘キン」なのでしょうが、どうしてもなじめない二世・三世の芸もあります。

 それにしてもBSの落語番組「今どき落語」「喬太郎の粋ダネ」が同時に終わってしまうのは残念です。…と思ったら「喬太郎」のほうは放送時間を変えてリニューアルでした。

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コメント

ここの処、WOWWOWで放送されている「落語家Xの快楽」を見ています。
最新は久本雅美さんと伊武雅刀さんがそれぞれ「たちきり」「笠碁」を演じました。
見ていて思ったのは落語は一人芝居とは違うという事でした。
二人とも役者の方が強いので、同しても一人芝居になってしまっていました。
久本さんの師匠が菊之丞師でしたが、教えにくそうな感じでしたね。(^^)

前のシリーズも再放送中ですが、南海キャンディーズの山ちゃんのも見ましたが、こちらは落語になっているものの、演じ分けが出来ていませんでした。演目は「宗論」で師匠は兼好さんでした。
親父も息子も同じ感じで・・・口調は鮮やかでしたが、大店の主がペラペラと話すのが違和感でしたし、息子はエキセントリックに演じても良いのに出来ていませんでしたね。
やはり噺家さんの凄さを感じました。
あまり関係ない事書いてすいません(^^)

投稿: hajime | 2012年3月31日 (土) 07時42分

 WOWWOWなどには手を出さないでいるのですが、番組説明を読むだけで興味を持てなくなっていました。高田文夫の高座も見参楽で出ていたのですが、見ずじまいでした。ご感想を伺って、予想通りだったので安心しました(だから関係ないなんてことはないです)。
 昔でいう「天狗連」なのでしょう。

 ニフティ寄席もちょっと前になくなりました。私は二つ目さんで金をとろうとするのが間違いだと思ってます。見参楽やインターネット落語会は無料なので欠かさず見ていますけど。

投稿: snob | 2012年3月31日 (土) 14時10分

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