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2012年5月15日 (火)

小三治独演会

 今月はささやかな散財の月と決めてあるので、といっても前売り券は何か月か前に買ってあるわけですが、北とぴあの小三治独演会に行ってきました。独演会は初めてです。

 一日フリーにしておいたので、昼過ぎには王子に着きました。北とぴあは17階に展望室があり、まずそこに上がりました。北区ですからさえぎる物なく荒川方面が開けます。スカイツリーはうっすら雨雲の中に消えていました。天気が良ければ荒川線沿いに散策をして図書館に寄ろうかと目論んでいましたが、傘をさして歩き回るのもなんなので、Kバスで北区中央図書館に行きました。
 そこで調べ物を済ませ、落語関係の書籍に目を通すと雨も小やみになりました。歩いて北とぴあに戻って、開演を待ちます。

 ネタ出しをしてあったのか知りませんでした。こみちの「辰巳の辻占」で幕が開きました。すこし眠たくなりました。つづいてあらわれた小三治は、北海道で雪が降ったという話から、日本の四季、陰と陽、ご宗旨とすすんで、「小言念仏」に。軽く済ませました。

 幕が再び開くと、政治家と落語家の二世、若旦那と話題がすすみ、「船徳」でした。50分近く、最後に汗をぬぐう熱演でした。足を運んだ甲斐があるというものです。

 オッと思ったのは、勘当されると出入りの船宿に厄介になるというところで、船宿の説明が入ったことです。軽く飲んだり、他から仕出しをとったり、あるいは舟で出かけたりというくだりが入ります。たまたま手元に持ってきた「柳家小三治の落語1」(小学館文庫)を開きました。そういう解説はありません。

 それというのも、おとといの「モヤさま~深川~」で、江戸資料館に入ったさまぁずが、船宿の原寸大再現模型のまえで二人とも「ふねやど」と読み、「船に乗りたくて泊るところ」といったのです。芸人さんですからネタだったのかもしれませんが、直前のそんな記憶があったので、気になったのでした。

Hokutopia

 しかし1300人のホールが満席になるのですから。館内で配っている7月の独演会はすでにチケット完売!


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コメント

この独演会はかなり話題になっていましたね。
2chでも何を演じるか期待されていました。
「小言念仏」は喜多八さんに譲った感がありますが、やはり一枚上手でしょね。
「船徳」は昔、新宿の「安田生命ホール」で独演会を開いていた頃にそこで聴きました。
当時はリアリティを求めていたのか、徳さんが船から竹屋のおじさんに声を掛ける処で大きな声をだしていました。
正直、その時は志ん朝師の「船徳」の方が良いかな?と思いましたが、
今はきっと、余分な力が抜けて素晴らしくなっているでしょうね。

船宿と言うものが解らなくなってしまった今は説明も仕方ありませんね。
どうやら、最高の高座の様でしたね(^^)

投稿: hajime | 2012年5月16日 (水) 13時16分

 説明もこんな感じでした。船宿の主人が、「うちの商売は、こんなことやこんなことをします。あぁたにできることはありますか?」と言うのです。

 持っていた文庫本の「大山詣り(落語研究会)」の解説で「冒頭に髷自慢をさせて、さらに先達に『命の次に大事なもの』といわせているのが周到だ」と書かれています。同じ手法ですね。

>かなり話題になって

 このブログにも北とぴあの船徳で検索して見える方が増えて驚きました。余波といったところでしょうか

投稿: snob | 2012年5月16日 (水) 13時48分

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