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2012年7月15日 (日)

日本橋 描かれたランドマークの400年

 新盆を東京で過ごしました。入りの日に法要に出向き、親類で昼食会。時間がなくてそのあとに先週間に合わなかった台東区の図書館に行くくらいしかできませんでした。

 うちのほうの月遅れ盆では墓場に提灯を持って迎えに行き、帰りに火をともして連れ帰るのですが、東京のオガラを夕方に焚くお迎えは久しぶりでした。

 翌土曜日に江戸東京博物館に午後行きました。「日本橋」特別展を見るためですが、チケットを買うのに常設展も見るか迷っていると、あとで差額追加で常設に行けるとわかりました。結局2時間以上いたので、夕方の仕事もあるので常設展はパス。

 今回の日本橋では、熈代勝覧はありません。目玉は「隅田川風物図巻」でしょうか。1室使って展示されています。10m弱の巻物で、からくり仕掛けがあり、暗くして裏から明かりを当てると窓や提灯、花火などが切り抜かれていて光って見えるというものです。細かい仕事がしてあって窓に人影が写るのもあります。

 日本橋川の一石橋から始まり、日本橋、江戸橋と下って、佃島のところで墨田川と合流します。二つの川が一本に見えるデフォルメが施されています。
 中州では四手網で白魚か何かをとっています。永代橋、両国橋と上流に上がり、首尾の松、反対岸には駒止の石が描かれています。この石は今は旧安田庭園の池のほとりにありますね。
 両国橋では花火が上がっています。浅草寺、対岸には牛の御前、待乳山。山谷堀は口だけで吉原方面は描かれてません。そのまま木母寺、梅若塚まで上ります。

Kageesumida

 他にも、いろいろな浮世絵などに描かれた日本橋の資料がたくさんそろっています。橋の南側の高札場が絵によって高さが違うのも面白いと思いました。もとより浮世絵などで数値的正確さを求めてもしょうがないのですが、道の端に柵で囲まれているだけに見えるものや、人の肩くらいまで石垣が積みあがったもの、その石垣が見上げるような高さで表現されているものといろいろです。

 会場を出るとアダチ版画のコーナーと特別展関連の販売コーナーがあります。日本橋展の図録にも「隅田川風物絵巻」が2葉の折りたたみページになっています。明日、16日までです。

Nihonbasi400


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