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2012年7月18日 (水)

虞犯少年

 法律に触れるような行為をした少年少女をそういいます。どんな子でも義務教育は受けているので、学校がすべての触法行為を事前に防ぐことは不可能です。現に、私の持ったクラスでも様々な事件が起こりました。

 生徒が万引きをした、とお店から電話があり駆けつけました。店のほうは「学校の指導が悪い」という姿勢でした。ときには零細な商店がつぶれてしまうことがあるのですから、悩みは深いです。日頃折に触れて言い聞かせたことでは足りないんだと無力感を味わう一瞬です。でも、翌日から気を取り直して子供たちにまた言い聞かせます。

 そのとき、昨日のことを話題にあげるわけにはいきません。クラスでそういうことがあったといったら、「誰だ」ということになります。

 では加害者と被害者が同じクラスにいたら?

 給食費を袋に入れて手渡しだったころ、体育の授業で空になった教室で同級生の集金袋を取った生徒がいました。当日すぐに見つけ出しましたが、金を戻しただけで、盗られた生徒には誰が、については伏せたままでした。
 当事者でない子供たちには、事件があったことさえ伝えませんでしたが、すぐに集金は銀行振り込みになりました。

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