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2012年7月20日 (金)

志ん生 咄家一代 (TBSラジオ&コミュニケーションズ)

 これは唯一、町田市だけにカセットでありまして、いつか赴いて聞かせていただきたいと、思わないでもないです。なぜ微妙な言い方かというと、9巻しかなくて1つ欠けていて、志ん生音源ですから編集が異なる可能性はあるのですが、これだけの独自音源がないからです。

 ただし、調べていくうち、その所蔵のない第10巻に、「まくら集」というのがあるらしいのは気になっています。アマゾンのデータによると時間が39'38''とあって、ラクゴニメの「小噺十八番」とも時間が違います。「まくら」集ですから、既存の高座からまくらを抽出したものだとは思うのですが…

 そして、もっと気になるのは、セットの特典にビデオテープがついているようで、その内容です。「昭和46年暮れに撮影されたTBSに現存する志ん生最後のカラー映像が入っており、大変貴重です。※特典VHS の内容 1. 新年の挨拶&小咄(カラー映像) 2. 羽衣の松」とあります。
 とすると、小咄は「志ん生復活! 落語大全集」の痛々しい「最後の小噺」と同じかどうか。「最後の小噺」は「初笑いうるとら寄席」の収録のようです。これはTBSですよね? Wikiには昭和48年となっているのですが、Wikiですからどう考えるか。
 そして「羽衣の松」は、一席の映像なのでしょうか。「お座敷で演じたものを録音した『羽衣の松』など、珍しい一席も収められています」とも書いてあります。「録音」がひっかかりますけれど、本編CDには「羽衣」は入っていないので映像のことを指していると解釈できます。
 このアマゾンのデータを見るまで、映像は「おかめ団子」「巌流島」「鰍沢」「風呂敷」の4つだけだと思ってました。CD「羽衣の松」の音源はNHKとニッポン放送ですし、わざわざビデオに収録してあるのだから静止画ということはないとも思うのですが、情報がほしいところです。

 ぜひ見てみたいと思うのですが、図書館には特典は入りません。あればとうに駆けつけていたでしょう。現時点でアマゾンに中古で2点出品がありますが、どちらもビデオ欠損となっています。

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コメント

これが発売されたのは10年ほどまえだっったでしょうか。
私は志ん生についてはダブるものが多いということで
セットものを購入する気にはなれませんでした。
TBSに残された音源を集めたと銘打って発売されましたが、
データがはっきりしてきた今となると
知ってか知らずかよそ様の音源を使っているのが
かなりありますね。

投稿: にしの | 2012年7月21日 (土) 06時30分

 そうなんですよね。志ん生の音源を図書館で見つけると、このセットを一つ、二つの高座のために買うのは厳しいだろうと感じます。'聞き集め'がほぼ終了した現在、どうしても見つからない「一目上がり」や、今回の疑問などが残ってしまいました。
 三木助全集のような網羅商品を出したいとの意向はあるみたいなので、あと10年待てば…

投稿: snob | 2012年7月21日 (土) 12時12分

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