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2012年8月27日 (月)

文法

 今回、めんどくさい内容でごめんなさい。

 新任の頃は、「単語・熟語と文法を知れば、英語は自由に使いこなせる」と思ってました。指導者の先輩たちもそういってました。ところがそれでは、誰もが”話せる”ようにはならないことは明治以来実証されていることでした。

 文法が”真理”ではないことはいろいろな言語をかじったことでわかっているはずでした。”所有格”・”目的格(語)”という基本用語も、他の言語では”生格(属格)”・”対格”を使ったりします。
 国語文法に至っては、”○○文法”のように個人名がついている、つまりある人の解釈だということです。文法は研究者のもので、学習者用には作られていないんですね。

 言葉の分析の仕方ですから、例えば国語に”形容動詞”というのがありますが、他のどの国でもそんなものはありません。機能を見ればどうみても”形容詞”です。だから「日本語の形容詞には、”い”でおわるものと”だ”で言い切るものの2種類ある」と説明しても不都合はないはずです。

 だいたい、母親から文法を教わりながら言葉を覚える幼児は一人もいません。じゃあどのような手順なんだろう?
 どうやって文法説明抜きで英語を覚えていくか、市販本も何冊か読みましたが、単なる母親視点の物語で肝心なことはわかりませんでした。

 一人、後輩に才媛がいて、ネイティブの幼児がとうやって英語を獲得していくか大学で研究しているというので、その成果を首を長くして待っています。

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