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2012年9月12日 (水)

コンプリート

 双葉社のCGシリーズの残りやビデオなどを借りに図書館に行ってきました。まず、いつも通り文京区。ここでは川戸貞吉「落語大百科」が目に入ったので、気がかりを調べました。
 こういう事典がPCあるいはネットに入っていると便利ですよね。かわりに”千字寄席”や”落語の舞台を歩く”のサイトをよく利用しています。

 男は収集癖が強いといいます。確かに集め始めたものを途中で切るのはかなりの決断が必要です。だから新しいものは集め始めないようにしていますし、とりあえず聞く落語家も増やさないようにしています。志ん朝クラスの人が出てきたらわかりませんが。

 マンガも今続けているのは「風雲児たち」だけです。スペースも金もないけど、何よりもうこれまでので十分。新しいのはいりません。今回は以前集めていた「美味しんぼ」のコンプを目指して、やってきたのです。
 「美味しんぼ」も5巻までは神でした。10巻くらいまでは繰り返し読んだものです。長期連載漫画は顔も変わり、性格も変わるのはありがちですが、主人公が結婚した後あたりからストーリーは破たんしたと思います。
 でも最初の記憶があるから全部集めちゃいました。もう新しいのは出ないでほしい。

 さて、その雑誌連載の中に、2編、単行本未収録があるのです。雑誌も30年前に買わなくなっていたので、その存在を知ったのは数年前でした。一つは乳児に蜂蜜を与えるストーリーなので未収録、もう一つは既婚者姉妹に婚約者ができるというチョンボ、編集者の怠慢でしょうね、これは。
 蜂蜜のほうはWikipediaにもその掲載号が記してありますが、もう一つがわからなかった。最近になってオフィシャルブックに掲載されているのを見つけました。「THE美味しん本 究極の反骨LIFE編」小学館(2009)です。

 検索すると都立図書館にしかないので、文京区から申し込みました。都立図書館は貸出業務をしないのです。これで”蜂蜜”は2002年10月2日号、”姉妹”は1998年2月9日号とわかりました。

 この情報を持って国会図書館に移動です。借り出して館内コピー依頼しました。マンガ雑誌は中綴じできれいに開くので、コピーも美しい。…と思っていたら国会図書館では2冊合本で”姉妹”のほうはプロでもちゃんとコピーできませんでした。

 とにかく、あと連載当初にスピリッツ増刊号に掲載された「美味しんぼ・江戸時代版」は家のどこかにしまってあるはずだし、朝日新聞に掲載された小品ももっているので、フルコンプかな?

Oishinbon

 次はコミックス未収録の「カムイ伝」追加ページと「寄席芸人伝」コミックス未収録話を探しましょう。


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コメント

「美味しんぼ」は当初は私も買って集めていましたが、料理対決~結婚~世界の料理?あたりから読むのを辞めました。
原作者の意図に賛同できなくなったからです。
話もつまらなくなりましたね。

料理関係の漫画では「ザ・シェフ」(加藤唯史、著)は全作読んで集めました。
「美味しんぼ」以上にハマったのが、「味いちもんめ」でした。
これは今でも大事にしまってあります。
但し原作者のあべ善次氏が亡くなってしまい、別の方が原作を担当してからは、全く別の作品になりつまらなくなったので、辞めました。

料理の世界の人間から見てると、料理漫画のほとんどは、ありえない世界ですが、「美味しんぼ」の初期と「味いちもんめ」は納得出来る作品でした(^^)

投稿: hajime | 2012年9月13日 (木) 09時20分

 つまんなくなっても買ってしまうのがコレクション魂と…。確かに初期はスローフードの思想が広まっていなかったので、世間の傾向に影響を与えたと思います。

 で、記事を書いた後ぐぐっていたら、また新刊がでるんです…。

 味いちもんめ、あべさんの頃は最高でした。連載初期はの時は”アヒル物語”という題名でしたね。原作者が変わって初期の店の人と縁が切れたのが惜しまれます。

>世界の人間から見ると…

 私も熱血教師ドラマを家族が見てると笑っちゃいます。

投稿: snob | 2012年9月13日 (木) 12時31分

料理漫画というと「包丁人味平」を思い出すのは、オッサンでしょうね。
ラーメン対決とかカレー対決とか懐かしいのですが、snobさん・hajimeさんはお読みになりませんでしたか?
本職の調理人さんからしたら噴飯物なんでしょうね~。

「クッキングパパ」もかなり読みました。自分の料理の定番になったものも幾つかあります。
登場人物のこども達がだんだん成長していくにつれて、いつしか読まなくなりました。

料理漫画から離れますが「じゃりん子チエ」初期の面白さはずば抜けていました。アニメもテツを西川のりおがはまり役で声を当てていて熱心にみましたね。
漫画も長いこと続いていましたが、絵柄がいつしか変わり、ストーリーもドンドン劣化してしまいました。

投稿: nam | 2012年9月13日 (木) 16時11分

 味平は食堂とかに結構おいてあったりして何度も読んでます。
 対決自体はトンデモで、荒磯対決とか。料理のマンガは当時は珍しかったはずです。この作家はパチンコマンガを少年誌に連載してました。

 中に出てきた、魚を大量にゆでて焼き目をつける手法は、伊勢参りの参詣者でてんてこ舞いの旅館で行われた手法だと、最近のテレビ番組でもやってました。まさか味平がソースということはないとは思いますが。

投稿: snob | 2012年9月13日 (木) 18時13分

 そういえば「寄席芸人伝」もコミックス未収録があるのを思い出して、hajimeさんのブログを読み返しました。あれって文庫版の1編だけでしたか?

投稿: snob | 2012年9月13日 (木) 22時27分

「寄席芸人伝」の未収録の話ですが、完全に把握しうているのは、
文庫版2巻の「八人芸の小枝」です。
その他にも未収録の話や読み切りで収録されなかったのもある様ですが、それらが文庫版に収録されたかは、正直判っていません。
すいません。

この文庫版2巻って探したのですが無いんですよね・・・(^^)

調べて、あらすじは判っています。
----- 小枝は噺のなかで、バアさんが登場するときはしわがれた声、子どものときはキンキンと甲高い声、と声色を使い分け、ウケている。
 ある日、客が小枝に「あんたの芸は八人芸だ」と告げる。小枝はその意味がわからず、ホメ言葉だと受け取るのである。しかし、「八人芸てえのは、江戸の昔 高座にすだれをおろし、その陰で、老若男女 色ンな者の声を一人で演じ分けたというだけの 声色の出来損ないみてえなつまらねえ芸だ。だから昔は落語ン中でことさら声を作ったりすると“八人芸みてえだ”と言って、嫌がったもんだ」と大看板の噺家に諭されるのである。----

何だか金馬師を評価しない事を思いださせる話ですね。

投稿: hajime | 2012年9月14日 (金) 15時16分

 ありがとうございます。当時は雑誌も毎号買っていたので、なんとなく読んだ気がするような。それとも誰かの芸談だったか。
 お持ちでないとすると、掲載号は分からないですね。

>その他にも…

 とすると、掲載期間前後を含んで、ビッグコミック本誌の全数調査ということに…。国会図書館は一度に5件(合本なので10冊)まで借り受けられ、機械が受付に運んでくるのに、毎回30分はかかるのでとても気合を入れないとできる作業ではないですね。

投稿: snob | 2012年9月14日 (金) 15時30分

「寄席芸人伝」は中公文庫での再刊が3巻で止まっちゃったんですよね。
余り売れなかったらしい(泣
ちくま文庫あたりが再刊してくれませんかねぇ。

なお、eBookJapanで電子版全11巻学習が買えます。
単行本未収録だった話が収録されているかどうかはわかりません。

投稿: nam | 2012年9月14日 (金) 21時26分

 中公文庫のはいまでも買えますよね。でも1編のために1冊買うのもどうかと思います。マンガもこういう商売がときどきあります。「綿の国星」もそうでした。

 おととしあたりでしたか、MyFirstBigで一部分コンビニ販売してました。そのときにわかっていれば立ち読みで確認したのですが。

 eBookのは収録タイトルリストがないんですね。でも表紙といい、巻数といい小学館のもともとのコミックスを踏襲しているだろうと思います。もしや…はやめておきましょう。

投稿: snob | 2012年9月14日 (金) 22時30分

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