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2012年9月24日 (月)

広がる江戸の地形

 神田山を削り、日比谷入り江を埋め…、さらには江東区を作り出す。江戸が広がってきていることは知られた事実ですが、なかなかその変遷をたどる図がありません。

 双葉社のCG日本史シリーズを借りた時に、CG作者のHPで見た雑誌「一個人」2011年11月号を借りてみました。たとえば同じ屋台のすし屋のCGに客と職人が加わって微妙にバージョンアップしていて面白かったです。
 その1ページに、江戸が拡張された様子が小さな地図で表現されていました。その地図の参照元として紹介された書籍が、鈴木理生「スーパービジュアル版 江戸・東京の地理と地名」(日本実業出版社・2006)です。

 気になったので、それも借りてみました。浮世絵や写真はわずかで、ひたすら地形図で追っています。本文の中にいろいろな書籍・研究から引用した、様々な時代の江戸の地形図が2,3ページに一つ以上のっています。
 カラー口絵にそれを統一サイズで、江戸の町の形成としてまとめてあるのが、先ほどのものの参照元です。1ページに4枚の簡略図ですが、寡聞にしてなかなかこういう資料にあたらないんです。1540頃-1590-1592-1606-1612-1620-1628-1636と、江戸の町と河川が変遷するのが楽しいです。

 Chirichimei

 

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コメント

自分は、家康入府以前の江戸に興味があり、少しずつ調べてはいるのですが、資料が豊富とはいえませんね。
河川の改修や付け替え等で大分変わってしまっているので、
「永禄年間江戸之起立図」(東京都公文書館所蔵)を見て楽しんでいます。
(^^)

投稿: hajime | 2012年9月24日 (月) 10時55分

 江戸幕府以前は難しいでしょうね。江戸の町はそのあとダイナミックに変わり過ぎてしまいました。だからこそ大勢を引き付けるものがあるのでしょうけれど。

投稿: snob | 2012年9月24日 (月) 19時27分

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