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2012年10月23日 (火)

正蔵 正本芝居噺考(三一書房)

 この夏に、国立演芸場で”芝居噺展”がありました。そんな折に、正蔵の「正本芝居噺考」ビデオを見つけました。これは日大の映画科が記録にとったものの一部で、BSで放送されたことがあるそうですが、ビデオになったものはこれだけのようです。「菊模様皿山奇譚 楼門の場」と「鰍沢」が収められています。
 「皿山奇譚」の方はカラーで、といっても感度不足ですが、途中の立ち回りの段になると幕が下りて背景が変わり、姿を改めた正蔵が芝居をします。落語の高座なので座り芝居です。
 「鰍沢」はモノクロで、どこで芝居がかりになるのかとみていると、とうとう旅人が川に落ちてしまって噺が終わったときでした。

 このビデオは品川区・墨田区・豊島区、そして千葉県立・市川市・浦安市にあります。

 で、芝居(歌舞伎)への憧れが日常はなくなった時代に芝居噺が生き残れるのか、と考えてしまいました。
 すると、そのあと偶然にもテレビで一朝さんの「芝居噺怪談牡丹灯籠」が放送されました。これは正蔵もやらなかった演目で、一朝さんが芝居仕立てに直したのです。珍しいのでまだ録画をとっておいてありますが、さて。

Sibaibanashi

 これで図書館の落語ビデオは、NHKのものだけになりました。それはDVD化が済んでいます。もう新たなビデオは出ないでしょう。
 とぎれとぎれにビデオについて記事にまとめたのは、劣化を考えるとギリギリの時期だと思ったからです。もうビデオデッキを持っていない方も増えてくるでしょうし、今のうちに鑑賞しておくべきでしょう。

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