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2012年10月10日 (水)

ドルビー

 このところ図書館で落語カセットばかり借りています。すると、めったに借り手のいないようなとてもきれいな状態のカセットが、かえって転写ノイズがのって状態が悪いということが多々あることが分かりました。

 磁性体の転写はテープの巻具合や環境によって変わるらしく、同じセットでもみんなそうなっているわけではありません。

 また、カセットを探していると、別の求めていたものに出くわす予想外の喜びもありました。何でもやってみないとわからないものですね。

 さて、カセットを借りてみると、20年を軽く超えた時代のものなので、ドルビーについてこんな注意書きが付いています。

「このカセットテープは、一般のカセットレコーダーでお聴きの時はトーンコントロール・ツマミで高域を少し絞ってお聴き下さればそのすばらしさを十二分にお楽しみになれます。ドルビー・システムをご使用になれば驚異的SN比とともにその性能は最高度に発揮されます」

 いまは映像の音声圧縮システムとして映画には必ず使われているドルビーですが、もともと録音テープのノイズリダクションシステムとして生まれたものです。確かにドルビーを切って再生してみると、その差にあらためて驚かされます。この当時はまだそれほど一般的でなかったとみえて、こんなやり方が推奨されていたのですね。

 そして今また、ラジカセのドルビーポジションスイッチは省略される時代になりました。そしてトーンコントロールも部品コストを下げるために排されています。

 今使っているラジカセが壊れるまえに、すべてのカセットを借りることが出来ればよいのですが。この落語の作業が終わったら横着をやめて、自分の録りためたテープもPCに取り込んでしまおうと思います。

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コメント

ドルビーにはBとCがありましたね。
Cだとかなりノイズが取れますがやや不自然な感じになってしうので、当時はBで録音していました。
色々なテクニックを駆使してノイズを減らす工夫をしました。
ハイポジション用のテープをわざとノーマルで録音したり、その逆も試してみたり・・・
テープの転写はある程度は致し方無いですね。
せめて半年に一度くらいは走行させれば防げすが、手間が大変ですね。

私は1500本あった落語の録音したテープの大半を
雨に晒して駄目にして仕舞いました。
残ったわずかのテープはPCに取り込みましたが、
正直、「もっと早くやってれば良かった」と思いました(^^)遅いですね。

投稿: hajime | 2012年10月11日 (木) 08時35分

>早くやっていれば
何でもそうですね。PCに取り込んでも次はそのバックアップが必要になり、データが増えればブルーレイでも入りきれない、増設HDDも飛んだらおしまい。MOの頑丈さでブルーレイ容量のメディアがあればいいのですが。

>雨に晒して
とんでもない被害でしたね。天災や火事まで心配するともうそれは個人の域を超えちゃいますね。

そういえば薮先生のところでは、狩猟の件を振っていただいてありがとうございました。さすがに他所では一言書くだけでいっぱいでした。
あの調査の楽しさはいろいろな人に知っていただきたいところですけど。

投稿: snob | 2012年10月11日 (木) 18時37分

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