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2012年11月28日 (水)

小石川後楽園

 何度もそばを通り過ぎた大名庭園です。いつかは入ろうと温存していましたが、紅葉が見事との報道もあり、足を運びました。

 偶然、ボランティアガイドさんが解説を始めようというところに入場したので、これ幸いと案内していただくことにしました。「孝行糖」から水戸家の上屋敷と思っていましたが、江戸のはじめは中屋敷で、上屋敷は他の御三家と同様、江戸城内にあったものが、明暦の大火で上屋敷を焼失返上。以降、上屋敷となったそうです。

 ここ数日が紅葉の最盛期とガイドの方もいってましたがその通りでした。水戸家代々がそれぞれの意匠を凝らした庭園は、同じ文京区の六義園より規模が壮大でした。

 新宿の尾張家庭園ではその中に東海道の宿場を再現したり、箱根山を模したりしたと「江戸のススメ!」でも聞いたばかりでしたが、こちらも木曽街道から入り、竜田川、嵐山、清水寺舞台、琵琶湖、そして中国(明)好きの光圀が作った西湖堤などが配され、それぞれが歩くに連れて姿を現すように、隠されているという・・・大名ってスゴい。
Korakuen
 説明つきだと1時間半歩いても飽きません。それでもまだ見ていないところがありました。こんな庭園でも震災・空襲による消失があったんですね。維新を生き延びたのに惜しいことです。

 そして江戸時代にはありえなかった・・・後楽園を上から見に、文京区役所・シビックセンター展望台にあがりました。

 反対側にはスカイツリーがそびえ、その足元にはアサヒビールの”オブジェ”も見えました。
Objet

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コメント

 お恥ずかしい事に、小石川後楽園は私の地元とも云える庭園なのですが・・・いつでも行けると云う安心感からなのか、子供時代の記憶を辿っても一回も入園した事は無かったと思います(^ω^)

 江戸落語には頻繁に登場する上屋敷、中屋敷、下屋敷と云う名称ですが、私がかつて調べた範囲では、水戸藩のような大きな大名は地方の小さな二百余大名とは違って、参勤交代の折に居住する施設としての屋敷を一つじゃなくて幾つもの別邸を持ってました。

 単に水戸屋敷と云ったのではどの屋敷なのか判らないので、江戸城から近い順番に上中下を付けたんですね。ただし、徳川幕府260年間には様々に大名の力関係も変わり、大名屋敷も変遷を重ねたので、上中下の名称はその時々で変わったようです。

 文京シビックセンター25階の展望台は無料だし空いていて素晴らしいですよね。私は今度レストランに入って南側がどうなっているのかをモヤ藪したいです(^∇^)

投稿: 藪井竹庵 | 2012年11月29日 (木) 07時44分

 本当に入るなら今です!で、ちゃんと案内についてまわるとよーくわかります。大名は別世界を作ってしまったのですね。
 まして税金で維持しているのですから、見なきゃ損というものです。

投稿: snob | 2012年11月29日 (木) 08時58分

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