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2012年12月 9日 (日)

江戸東京博物館・常設展

 江戸博と歴史民俗博の模型をどのように復元したか、その模型の用途に応じた工夫が記録された「復原・江戸の町」 (ちくまプリマーブックス・1998年)を借りたので、それと見比べようと江戸博の常設展示を再見しました。

 十年以上前に訪れたっきりですが、常設展はそうたびたび訪れるものじゃあありません。一部入れ替えはあるといっても、大規模ではないですから。ここ数年、江戸時代関係の知識が増えているので、また違った目で見えるのじゃないかと期待しました。

 両国駅を降りると、忠臣蔵の季節で、ボランティアと廻る忠臣蔵史跡ツアーを毎正時出発で募集(保険料等500円)してました。来週14日にも行われるそうです。14日は義士祭の日です。墨田区立図書館でも恒例の忠臣蔵資料展示もやってます。

 江戸東京博は、展示の大部分が模型です。実物大の長屋などもあります。ただ眺めるだけじゃなく、大名駕籠には乗れるし、千両箱を持ち上げる、火消しの纏を振るなど体験型の展示もあります。でも一番ジオラマが好きです。小さな子も「入ってみた~い。かくれんぼしたら隠れるとこない~」と食いついていたのは、江戸城の大広間と松の廊下でつながる白書院の模型でした。
 ここのジオラマはわりと広範囲なものが多く、備えられた双眼鏡が意外な効果を生みます。ちょっと角度を変えるとピントがずれるのが難ですが、肉眼より3D感がでてくるんです。
Edohakumokei

 博物館ですから資料保護のため暗くしてあります。おかげで持って行った本の内容をその場で確認できなかったのは誤算でした。でも模型には減光はいらないわけで、撮影許可マークがあちこちについているのは、博物館としては珍しい。

 両国橋西詰のジオラマには、見世物小屋・芝居小屋・床店が軒を並べていますが、冒頭の書籍に、「浄瑠璃小屋と寄席がならんでいる」とあったのでそれを探しました。入口にボランティアガイドの受け付けもあったのでそれを頼むのもよいと思いましたが、自力です。ちゃんとジオラマの配置がパネルになっていて、模型の端に見つかりました。正蔵の噺の会が開かれているようです。
Edohakuyose
(手前左が浄瑠璃小屋、右が噺の会

 江戸ゾーンを見終わって、いったん昼食のために外出し、図書館の返却も済ませてから戻って、明治・昭和ゾーンはさっと巡りました。

 常設展示には、一角に大幅な模様替えをする企画展がときどき含まれます。12月11日から「浮世絵の中の忠臣蔵展」と「笑う門には福来る展」が始まります。今日はそれに間に合いませんでしたが、1月2日・3日は常設展示(企画展含む)が無料ということなので、も一度いってもいいなと思いました。
Edokikaku

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