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2012年12月 2日 (日)

たばこと塩の博物館

 「芝浜」で三木助は魚勝に夜明けの浜辺で一服させます。”はたして、屋外で気軽に煙管の煙草に点火できるのか」という課題が示されました。確かにテレビや映画でそんなシーンを見た記憶がありません。そのときすぐにネットで検索をして、屋外での点火法についての資料を見つけましたが、検証したい。

 うってつけなのが渋谷の「たばこと塩の博物館」です。専売公社時代からある施設で、JTも順調のようで、入館料100円で、いくつもの催しをしています。すぐ近くの東京電力「電力館」は閉ざされているのが対照的です。

 博物館の学芸員の話がもし聞ければありがたい。

 それにちょうど「たくみのたくらみ」という題で、煙管・煙草入れ・煙草盆といった江戸時代の喫煙具の特別展をやってます。(来年1月14日まで)

 そこでは桂文楽の煙草入れのコレクションを展示しているのです。

 おまけに、今日は「八代目桂文楽とたばこ入れ」 と銘打った講演がありました。柳家小満んさんと岩崎主席学芸員の対談の形です。これは行くなら今日です。正午に到着して、講演会整理番号13番をゲット。定員は80人です。講演は2時からで展示をゆっくり見る時間があります。

 学芸員の姿がありませんでしたが、受付のスタッフに点火について質問しました。すると慣れれば十数秒で火口に火がついて、煙草を吸うことができるそうです。問題なくマッチのない時代でも屋外に煙草を持ち出せますね。
Tabacofire
 特別展でもその点火道具が展示されていました。なんと、江戸時代のライターまで。ワンタッチで火をつけることができたのは一般庶民ではないとは思いますが。
Tabacolighter
 この博物館には、文楽の煙草入れが40点収蔵されているそうです。煙草入れが種類ごとに分けて展示されています。そのたいていの場所に「文」の字がプレートにつけられた、文楽コレクションが入っています。33点まで数えました。

 特に、文楽が後ろ盾であった五代目左楽から送られたものが目を引きました。のちに遺族から寄贈された煙草入れ用のからくり箪笥とともに、置かれています。
Tabacobun
 吉原の花魁、花扇が使ったといわれる煙草盆も、落語関連ですね。

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コメント

こちらではこんな催しもされるのですね。文楽師匠のエピソードを面白く拝見しました。
こちらの博物館には一度行ってみたいと思いながら行けずにいます。他には消防博物館、深川江戸資料館には行きたいと思いながらなかなか。。
両国の江戸東京博物館は何度か訪れているのですが、あそこも何度行っても飽きないですね。

お名前は失念しましたが、たばこと塩の博物館の方が落語『金名竹』にでてくる骨董品を考証した本を読んだことがあります。
同じ方が監修した博品館の児童書で愛煙家のおじいちゃんがこどもの前でタバコを吸っているのが禁煙推進派の小児科医の逆鱗に触れて回収騒ぎになったことも有りましたね。江戸時代の先祖の船頭との繋がりを示す小道具としての扱いで、反禁煙の主張が有ったわけでは無かったのですが、監修に日本たばこ系の博物館の人間が監修していることも気に入らなかったようで。
チビクロサンボの問題にも似て、焚書めいた感じがして違和感を覚えたのを覚えています。

投稿: nam | 2012年12月 3日 (月) 21時37分

約十年間続けた喫煙を止めてもう二十年以上たちました。1年目は「吸っちゃった!」という夢で何度飛び起きたか。もしやめてなかったら、煙管で刻みはやってみたかったですね。
…今じゃ副流煙を嗅ぐと不快に感じるようになっちゃいました。

こういう対談、きっと質問の時間があるとふんで参加しました。小満んさんからはもっと話を聞きたかったです。

投稿: snob | 2012年12月 3日 (月) 22時47分

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