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2013年2月22日 (金)

スキー教室

 青森県で、歴代最高積雪というニュース映像には、雪に慣れ親しんだ者にとってもおどろきでした(酸ケ湯で515㎝)。北海道でも各地で大雪だそうです。

 スキー人口が減少の一途をたどっていたのが、ちょっぴり歯止めがかかったといいます。それでも今後の少子化を考えると安定はしないようですが。
 そこで思い出したのが、ちょうど20年前に初めて中学校でスキー教室を始めたことです。それまでは、学校の旅行行事といえば林間学校でした。群馬・長野などに宿を取り、登山がメインの活動です。登頂した時の満足感は大きいですが、疲労も半端ない。その夜は子供たちは泥のように眠ったものです。

 そのぶん、1日目のイベントには苦労しました。朝学校をバスで出て昼につく。1日目には登山はできません。宿と相談して施設を構え、飯盒炊爨をするようになりました。
 問題は天気でした。雨天でも調理できる屋根つきの炊事場が必要になります。それでも夜のキャンプファイヤーやメインの登山は雨では不可能でした。山での雨傘番組は選択肢がありません。何もすることがなく、留め置いたバスを使って、草津の熱帯園にでかけたり、郷土博物館に足を延ばしたこともありますが…

 私たちの世代の教員はスキー世代です。仲間と一緒によくでかけて自力で身に着けました。そこで目を付けたのが、よほどの猛吹雪でなければ天候が悪くてもできるスキー教室です。ゲレンデで関西の高校がスキー修学旅行に来ているのによく出会ってました。当時の校長世代には絶対反対の人もいましたが、数年かけて行事を変更しました。

 1日目から生徒たちは慣れないスキーを履いて四苦八苦。しかし、スキーの指導はレッスンプロが行ってくれますので、3日目には初心者が曲がりなりにもボーゲンで滑れるようになる。その達成感は登山の比ではありません。子供たちの感想も上々でした。
 なにより事故の可能性が格段に低い。やはり夜は物音ひとつせず眠ってくれます。
 その後、スキー教室を取り入れる中学校は爆発的に増えました。

 その子たちが今は親。家族を連れてスキー場に出かけているのもいるはずです。もしかしたら増えたスキー人口(スノボを含む)に影響を与えたのかも…

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