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2013年6月12日 (水)

堀切菖蒲園

 いよいよ、東京行脚も荒川を越えました。向かう先は、堀切菖蒲園です。この時期一番の名所でしょう。

 東京に、家族の実家があるのですが、荒川を渡ってすぐの場所に20数年行かなかったのは、花に関心がないからです。でも、堀切地区の菖蒲園は、江戸時代からの歴史があります。私は、花は好きではなくても、花を求めて人が集った場所には興味があるのです。

 堀切菖蒲園は、この地にいくつかあった江戸由来の菖蒲園の後を追って、明治に開園しましたが、他の菖蒲園が次々閉じていく中で、生き残ったものです。江戸の流れを途絶えず伝えているといえるでしょう。
Shobuenmeiji (明治時代の彩色写真)

 今日は、老母たちと連れだったので、自転車ではなく、電車です。堀切駅前の商店街は平日の昼間でさほど人通りがありませんでした。
 しかしアジサイに導かれて菖蒲園につくと、みんな驚きました。こんなに整備されているとは思っていなかったのです。それに訪問客の多いこと!
Shobuennow

 いろいろな庭園の一部に菖蒲池がありますが、そんなものを想像していたら大間違いでした。3年ごとに移植される株の大きさがそろい、すべての株に品種の札が置かれています。職員が、井戸水をくみ上げる菖蒲田の藻をすくい、代わりに水草を水面に広げていました。
 牡丹、桜、萩、季節ごとの花も植わっていますが、主役の菖蒲の前に霞んでしまうのも無理からぬことです。

 庭内の静観亭から菖蒲を楽しむ人もいっぱいだったので、恐縮しつつもあつかましく、ご主人の菖蒲園さんを喫茶室に訪ねていきました。お忙しい中対応いただいたし、家族ともども楽しい時間をすごしました。

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コメント

早速ブログに登場とはお仕事が早いですね。
本日は有難う御座いました。
何のおもてなしも出来ずに申し訳ありませんでした。
これに懲りずにまたいらしてください(^^)

投稿: hajime | 2013年6月12日 (水) 22時03分

 いやー、お忙しい時期とはわかっておりましたので失礼をいたしました。
 頂戴した絵葉書も使わせていただきました(^^)
 
 その後、老母が若いころ過ごした玉の井いろは通りを散策し、今日一日を喜んでおりました。近いとかえってなかなか行かないという法則の通りでした。

投稿: snob | 2013年6月12日 (水) 23時15分

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