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2013年6月15日 (土)

スロットマシンでお願い

 中学校であつかう不定詞の最後は、tell, ask +不定詞です。余分に使役の原形不定詞はそうとは言わずに教えるとは思いますけれど。

 これは簡単なので、例文を見せて、教えるだけでわかると思いますが、それじゃ使ったことにならないので、今回は指示やお願いを生徒が受けて、こんな風に言われたと報告させましょう。

 だから、直接話法・間接話法という説明はしません。次回は母親が子供に命令している絵でも見せて、関連を考えさせることにします。

 では、どうやって生徒に指示を出すか。互いに’stand up’とか’open the notebook’なんて言わせても面白くないので、ゲームを考えました。
 Flashでスロットマシンを作ります。生徒には5枚ずつ小さなステッカーを渡しておいて、スロットの結果で、パソコンから指示が聞こえます。            

 回転ドラムの左端で、男性はJohn, 女性はEmiです。Johnが出たら命令しますし、手を合わせたEmiはお願いします。中央は実際には生徒の写真が回転して、止まった生徒に対しての指示ということ、右端はそれを聞いて何枚ステッカーをボタンを押して止めた生徒に渡す数字です。生徒が順にボタンを押して、tell, askを使って私に対してレポート(John tells Takeshi to give all stickers to me.)できた時点で、その子にステッカーが移動します(だから本当なら、私がスロットの結果を知らないほうがいい)。何枚集まるかを競います。

 サンプルを見て簡便に作った代物なので、スロットマシンとして不満があります。ドラムが回転してボタンを押したらスピードを緩めて止まるようにしたいし、だいたいボタンを押した生徒に対してステッカーを渡せと指示が出ちゃいます。それはハズレなんですけど。
 おいおい、作りかえていきましょう。

 生徒は大騒ぎして楽しく遊んでくれました(すぐにスロットの目押しを狙い始めた!)し、英文は単純なので間違えずに言えました。

 なお、PCの音声はサイトで合成してもらいました。

 

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コメント

 私が思うに、中学生が英語に面食らってしまう第一の原因は・・・主語とか述語とか、副詞とか形容詞とか関係代名詞とか現在形だとか過去形だとか過去分詞だとかの訳の判らない事を云われるからではないでしょうか? (^ω^)

 英語なんでその言葉を普通に使っている国では、三歳の子供だって普通に喋ってる言葉なんです。その三歳の子供は主語とか述語とか現在進行形だなんて事を考えて英語を喋ってないと思います(^ω^)

 三省堂とかの出版社が中学生用の英語の教科書を作るのですが・・・あんなものは英語学習の妨げになるからゴミ箱に捨てろと私は云いたい。英語学習に最も適したテキストは・・・米国の三歳の子供が読んでいるスヌーピーの漫画です。もちろん三歳の子供には台詞の文字は読めませんが、大人が読んでくれれば理解します。

 「I wuz」なんて記述が平気で台詞になってます。「I was」でなければバツになってしまう日本の間違った英語教育とは大違いです。

投稿: 藪井竹庵 | 2013年6月17日 (月) 20時34分

おっしゃる通りなんです。文法ってその言葉を研究している人がこう説明したら都合がいいのではないかという仮説なんですね。それで母国語を習得する子供はいません。

 幸いにして、「この不定詞の用法を述べよ」などと、ダイレクトに文法を問う問題は、今はありません。
 しかし文法を使って説明する癖は、江戸時代にはじまって、脱し切れていないんです。
 そしてそういう教え方で教わったからそのやり方で、という循環。

 外国人教師(ALT)が学校には行った時がチャンスだったのですが、ALTの使われ方は惨憺たるものがあります。

投稿: snob | 2013年6月17日 (月) 21時00分

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