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2013年7月25日 (木)

ドラえもん、永遠に

 断絶した作品を他のマンガ家が引き継ぐ例はあまりありませんし、好意的に受け取らない面もあります。

 私は藤子F不二雄のドラえもんの世代じゃありません。全集でも「オバケのQ太郎」と「パーマン」だけを買っただけで、あとは「21エモン」をどうしようかと考えただけです。

 だから作者死後、「ドラえもん」が続くと決まったときは、プロダクションの経営もあるだろうし、売れるものをやめることはできないんだろうな、と冷ややかに受け止めていました。

 でも2000年にドラえもんカレンダーを教材に使うようになってからは、「ドラえもん」が続いていてよかった、これからも続いてほしいと思っています。

 3年に一度だけ、ドラえもんカレンダーを使います。現在分詞の後置修飾を教えるときです。
 後置修飾は英語の不得意生徒にとっては把握するのが難しいものの一つです。文末ならまだいいですが、文中にあると区切りがわからない。
 分詞を教える前にまず、いる場所や着ているもので、人物を区別する復習をします。次いで、動作で人物を区別する方法を教えます。

 A boy with a green cap is Takeshi. -> A boy running is Takeshi. といった具合です。これがドラえもんカレンダーには豊富にあります。
 元は学校の授業で、のび太・ジャイアン・スネ夫の区別ができないALTに教えるという設定で始めました。絵が手元にあれば、This is Nobita.で済みますが、カレンダーは黒板にマグネットで貼りつけてあります。生徒の座席から指さすのは不可能で、言葉をつかうしかない状況です。

 はじめは、乗りものや着ているものの色で区別します。3人とも同じアクションのページも多いのですが、中には3人が違った動作のものがあるので、それを利用します。

Dora_cal
dancing, eating で区別できる、こんなページがいくつもほしくて何年か続けてカレンダーを買い続けました。そして中に1ページだけ、次のステップに使える絵をみつけました。ジャイアンがゴリラにキスされています。これなら引き続き過去分詞の後置修飾で使えます。kissed by a gorilla...

 教科書にも動作の違う人物で練習する場面がありますが、BillとかMaryとか…名前が書いてあります。いきなり誰?状態だし、意欲はわきませんよね。このカレンダーみたいないい教材はなかなか見つかりません。ずっと授業で使いたいので、ドラえもんよ、永遠に。

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コメント

ず~っと以前に1回だけコメントした上山完です。
私もオバQ世代です。原っぱがあって土管があって
兄弟がいて子供だけで悪いことをして・・・
という状況に感情移入できます。
ドラえもんは道具は面白いのですがそれだけですね。
オバケのQ太郎は今でも絵が書けます!(おそ松くんも)

志の輔独演会に行って来ました。
歩くのはゆっくりになりましたが、あいかわらず早口でした。

投稿: 上山完 | 2013年7月26日 (金) 09時53分

 再コメントありがとうございます。

 全集が出て、オバQが揃えられたのはラッキーでした。以前の単行本では収録できない話がいくつもあったそうなので。

 今の子供にQちゃん、正ちゃんといっても通じないでしょうね。
 ドラえもんも連載やアニメがなくなったら、世代が変わればわからなくなってしまいます。

投稿: snob | 2013年7月26日 (金) 10時20分

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