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2013年8月 5日 (月)

カシミールに東京5mメッシュを読ませたら・2

 ところで、下はそれぞれ、スカイツリーの位置で640mの高さで、俯角を10°程度にして、富士山方向を向いたカメラで撮影(=レンダリング:3D陰面処理)したものです。
 上は50mメッシュ、下が5mメッシュです。
50mphoto

5mphoto

 やはり近景の表現は5mメッシュでなければ。

 しかし、遠景がおかしいです。富士山や丹沢の山がありません。よく見ると奥多摩の山も欠けているところがあります。
 そして、5mメッシュの丹沢のところは水面のように見えますが、そこはデータがないという表現です。
 そりゃそうです、東京都のデータしかダウンロードしていないのだから。「こりゃ近県のデータも関東の山が見える範囲までは必要かな。多摩の後方は、富士山までデータをとばしてもどうせ見えないのだからいいだろう。」

 そんなことを考え、5mメッシュのファイルの展開の手間と、データがあることで増加する処理時間を思ってため息をつきました。しかしそんなことではなかったのです。5mメッシュのデータは東京都でこそ、ほぼ全部そろっていますが、神奈川・埼玉などはごそっとまだ抜けているのでした。秩父なども水系に沿った部分だけですし、そもそも富士山のデータはありません。

 もともと江戸を何とかしようと思って5mを選んだのですから、遠景はいくら精細なデータがあったとしてもレンダリング結果はほとんど変わりません。
 ファイルメニューで地図を変更すれば、視点を変えずに変更ができる(履歴で変更したのではだめ)ので、遠景が必要なときは50mでカメラの撮影範囲を90km(富士山)~130km(群馬)で撮影して、合成するとしましょう。
 そうすれば5mでの撮影距離を30kmとか50kmでやれば、レンダリング時間も短縮できます。

 とりあえずは、ここまで。次の段階は、江戸切絵図ビットマップの準備と、そのビットマップの取り込み方の学習の予定です。…たぶん、ずっと先です。

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コメント

〉江戸切絵図ビットマップの準備

カシミールのことは私はわかりませんが切絵図の画像データで市販のものが有るか調べてみたところ「デジタル古地図シリーズ 第一集 江戸切絵図」というのが見つかりました。Amazonでも買えます。
JPEGですが、ロイヤリティフリーで使えるというのが良いですね。
『「尾張屋板 江戸切絵図」を復元し完全デジタルデータで再現した』とのこと。
お値段が三万円ちょい。
個人の趣味レベルで出せる金額かというと微妙かな。
私の行きつけの図書館幾つかで蔵書検索してみましたがさすがにありませんでした。


他に「紙久図や京極堂」という京都の業者が古地図のデータを販売している模様。
値段はCD一枚が1000円台とお手軽な感じですが、どの程度使えるものなのか、確認が必要な感じ。

国土地理院やgoo地図のサイトで古地図を見ることが出来た記憶が有るのですが、ダウンロードはむりなんでしょうね?
これは出先でガラケー使って調べていたのでは分からないですね。

投稿: nam | 2013年8月 6日 (火) 20時22分

>「デジタル古地図シリーズ」
 古地図の復刻版は、現代地図には重ねられないと思います。

 だから、手持ちの江戸明治東京重ね地図をちまちまと、コピー&ペーストします。方位と縮尺はかなり正しいはずです。

 「熈代勝覧」と同じやり方ですね。あれもドットずれがないように合成するのは面倒でしたが、広さがその比ではないので苦労を覚悟です。

 ただ、熈代勝覧と違って著作権の保護があるので、ビットマップデータを公開することはできません。うまく貼り付いたとして、3Dレンダリングした画像ならアップできるだろうと考えています。

投稿: snob | 2013年8月 6日 (火) 22時10分

〉古地図の復刻版は、現代地図には重ねられないと思います。

なるほど、縮尺や方角が違うのはもとより、位置情報の精度が現代と全く違うので貼り付けられませんよね。
「重ね地図」でも大変な手間をかけて、重ねられるようになったと読んだような。

地理情報システムで地図に衛星写真を貼り付けている例を見ることが有りますが、あれもコンピュータ上だからこそ比較的簡単にできるということなのかな?

現代の地理データでも、以前は課税のためのデータと地図データを重ね合わせて統合的に分析しようとすると微妙にずれていたんだそうです。
国土地理院が中心となって進めている地理情報システムはその辺りの問題解決が目的のひとつだったと聞いたことが。


ちょっと違いますが昨日のテレビでGoogleマップのストリートビューが富士山の登山ルートを取り込むとやってました。
ストリートビューの画像が継ぎ目の無いように見えるというのも、実は凄い技術なんでしょうね。

投稿: nam | 2013年8月 8日 (木) 12時54分

 手間さえかければ「重ね地図」からビットマップデータを取り出すことはできると思います。カシミールに取り込めたら、「重ね地図」の精度もわかります。
 「重ね」最新版では現代地図はグーグルマップになっているはずです。なんとかなるのではないでしょうか。

 カシミールは国土地理院から航空写真もダウンロードしてくるのでおもしろいですよ。現在のHDDであれば、すべてのビットマップデータをダウンロードできるかも。

 富士山ストビューの番組は、ちょっとそそられたのですが、録画もしませんでした。ストリートビューも今はスクロールは完全無段階ではありませんよね。きっと将来はもっと滑らかになるのでしょう。10年くらいすると時間軸にもスクロールするに違いありません。

 そういえば、江戸の町のストリートビューって。ほしい…。

投稿: snob | 2013年8月 8日 (木) 16時10分

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