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2014年2月27日 (木)

真砂の桜

 文京区本郷四丁目、旧の町名が真砂町。岬のように海に突き出た地形の先に取り残された島のように、四方を急峻な崖に取り囲まれた地形をしています。
 本当の岬と違うのは、干上がっていて、崖には家々が縦に並んでいること。今やビルのほうが高くなって、近くによらないとその地形は分かりません。

 真砂図書館に本を返しに行ったのは、向かいにある「文京ふるさと歴史館」に寄るためです。前回は月曜日=休館でした。何らかの江戸時代の資料があるはずと踏みました。
Masagofurusato

 閉館ぎりぎりに飛び込んであわててみたので見落としがあるでしょう。1階の受付の裏には江戸時代の発掘された水道の木樋が展示されています。隣には縄文の出土品。階段を上がった2階には、お目当ての再現模型があります。駒込土物店(やっちゃば)です。許可をもらって写真に収めました。この野菜集荷所が現在の豊島青果市場の前身だといいます。
Masagofurusato2

 ミニ企画コーナーで、区内から見えた富士の絵が展示されていました。地下の企画展は武士の家系図を扱っていました。

 春日駅からここへくる途中、白山通りから春日通りへ曲がるのが常道ですが、裏通りに入ってみました。すると目の前に崖が。階段の刻まれた崖には小さな公園がしつらえられて、驚いたことに、桜が八分咲きです。何人かが携帯のカメラを向けていたので話しかけても、どういう桜なのか誰も知りません。ふるさと歴史館と図書館でも聞きましたが、桜があることも初めて聞く感じでした。
Masagosakura

 歴史館、図書館から先に進むと炭団坂、それを下ると樋口一葉の旧居あとの井戸が曲がった路地にあります。テレビでもよく見る風景で、つい先週、モヤモヤさまあず2でも水を汲んでました。その井戸の奥に階段があるのですが、それを上るとどうなるのか興味を持っていました。
Ichiyo

 登りきるとすぐ擁壁に突き当たります。つまり崖下の家だったのですね。壁沿いに路地を曲がると別の坂(鐙坂)の途中に出て、説明板に「金田一京助旧宅跡」とあります。金田一先生といえば、私の大学のゼミの先生の恩師のさらに恩師、アイヌ語を研究したエピソードが教科書に載ってました。

 桜が気になって、丸の内線に向かう途中の文京区シビックセンターの観光インフォメーションで聞いてみました。
 その小さな公園、清和公園に何種類かの桜が植えられていて、今咲いているのは河津桜だとのことで、納得して帰路につきました。

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コメント

 文京区探訪・・・ご苦労様でした。ネットで文京区立図書館のすべての蔵書が検索できたり、ネットで自宅から予約して地元の小石川図書館で受け取る事が可能だと云う事を知らなかった頃には、毎週のように真砂図書館に志ん生のCDを借りに行ってました。

 と云うのは当時は、CDの貸し出し限度枚数が5枚で、貸し出し期間が一週間だったからです。「文京ふるさと歴史館」・・・藪さんはその前を何十回となく通過してるんですが、誰かが入って行くのを見ないと安心できないと云うか・・・一度も入った事がありません(^ω^)

 藪さんが真砂図書館へ行く場合は、言問通りの終点であるこんにゃくえんまから、白山通りを地下鉄の春日駅北口で越えて、本郷通りの東大農学部へ抜ける道(藪さんの地元では昔っから「から橋」の通りとか菊坂と云っている)をちょこっと入ってから、右の獣道を行き、電チャリでしか登れない坂(電チャリを買う前は自転車から降りて押した)を登って、春日通りへ出る前を左折し、左側が崖になっているところに坪内逍遥の住居跡の階段があって、そこを右折して春日通りの方へ向かうと左側に真砂図書館があって、その先の右側に「文京ふるさと歴史館」がある訳ですね(^ω^)

投稿: 藪井竹庵 | 2014年2月27日 (木) 13時39分

 都内で、歴史館にいくと必ず再現模型がおいてあるので、見込んだ通りでした。閉館20分前だったので、料金を免除していただきました。

 おっしゃる道筋はなんとなくわかります。その1本西側の通りで桜を見つけて、これはなんじゃい?となったのです。
 文京区は電動自転車のレンタルもあるようなので、また徘徊してみます。

投稿: snob | 2014年2月27日 (木) 14時45分

私の使っているJR駅に伊豆の河津桜開花情報が掲示されいるのですが、まだ6分咲きじゃなかったかな。
都内で8分咲きとは早いですね。
ちなみに千葉の自宅近所の河津桜はまだつぼみです。

河津桜って早咲きの品種でソメイヨシノよりも花の色が濃くってね。
咲いているのを見るとウキウキしてしまいます。

投稿: nam | 2014年2月28日 (金) 08時02分

 本家、伊豆の河津桜は川沿いですから、気温に影響があるんでしょうね。
 雪の影響か、梅さえ満開になっていないのに桜とは、はじめ目を疑いました。となりのソメイヨシノ(名札がついてました)の古木は固い蕾だけでしたのに。

 わずか4本の河津桜でしたが、弁当を持っていけば花見もできそうでした。

投稿: snob | 2014年2月28日 (金) 08時49分

 すいません。先生の記事が若干記憶にはあったのですが、良く憶えてませんでした(^ω^)
 ちゃんと清和公園の河津桜を取材なさってたんですね。

 鐙坂(あぶみざか)ってのは、藪さんのところから真砂中央図書館へ行く時にいつも登って行く坂なんですが、電チャリならスイスイですけれど、以前のママチャリ時代には自転車から降りて押して登りました。

投稿: 藪井竹庵 | 2014年3月15日 (土) 12時33分

>よく覚えて

 いえいえとんでもありません。ブロ友の多い藪先生ですので当然のことです。
 本郷台地の縁は本当に起伏に富んでいて面白いですね。ビルを抜きにして眺めてみたいものです。実感するには、自転車ですね。

投稿: snob | 2014年3月15日 (土) 12時45分

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