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2014年3月29日 (土)

浅草寺伝法院庭園

 伝法院は浅草寺の本坊です。ここ4年は毎年公開されています。入園料の一部で震災の義捐金にあてるためです。それ以前は秘庭とされ、近年で初めて代替的に公開されたのはブラタモリのあとだったと思います。

 浅草寺は伽藍も五重塔もすべて戦災で焼けてしまったのですが、この伝法院の庭は比較的よく残ったようです。台東区は都心と違ってそれほど高いビルがないので、庭園としても江戸時代の風景をよく残しているほうでしょう。
 庭園が公開されるときは、浅草寺の大絵馬、本堂の高いところに寄進された額ですね、それが同時に展示されるのが常です。入場すると最初に絵馬に出会うことになります。
 秀忠や家光(伝)が奉納した神馬をはじめとして、当代一流の絵師が制作した貴重なものです。

 それがなぜ残されているか。度々の火災をくぐり抜けてきましたが、東京空襲のときは蔵にしまわれていたそうです。戦況が悪くなって、予見があったのでしょうね。

 本堂も現在はコンクリート建て、瓦はチタン製の軽量瓦となっていますが、木造建築で、この額が掲げられたところというのをぜひ見たかった。

 絵馬の展示は当然、撮影禁止ですが、ネットで探しても画像がほとんど見つかりません。隠し撮りを疑わせるようなものならありました。ぜひ、一度は見ておいて損のないものです。

 展示場を出ると、回遊式の庭園です。現在の五重塔の裏手に当たります。五重塔はこちらから見るのが良い、という意見もあります。初めの池を超えてある書院で、今回はお茶の接待を受けました。座って飲みながら池を眺めることができます。
Dennpoin

 そして、池をぐるりと回る。途中、入り口と反対、柵の向こう側鎮護堂が見えます。逆に普段伝法院庭園をうかがい見ることができるのはここだけになります。
 池の反対から五重塔とスカイツリーが並んで見えます。早咲きの種類が花をつけていましたが、ここのソメイヨシノももうじき咲くでしょう。

 

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コメント

 浅草の仲見世通りを本堂に向かって歩いて行くと、左側にフェンスが閉まっているお寺さんがありますね。それが伝法院です。年に何回かは公開されていたと思うのですが、私はそのチャンスに恵まれなくて、ブラタモリの放送で初めて伝法院の庭園を見る事が出来ました。

 伝法院の井戸からは貝が出てきます。つまり、何で浅草と云う地名なのかがそれから推測できますね。かつては浅い海であり、浅草海苔と云われる海苔の養殖が盛んだった地域だから・・・浅草なんですよ(^-^)v

投稿: 藪井竹庵 | 2014年3月30日 (日) 20時44分

この4年は、年に一度のようです。5月までやってますから一度足をお運びください。
 あと一般公開されていない寛永寺の徳川霊廟(これもブラタモリはいっていたような?)もチャンスがあればのぞいてみたいものです。

投稿: snob | 2014年3月31日 (月) 08時37分

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