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2014年4月

2014年4月29日 (火)

亀戸の藤まつり

 いつもは海外を扱う、TBS「ふしぎ発見」で、江戸のインフラを扱いました。解説されたことに目新しいことはありません(利根川東遷、佃漁師の白魚献上など)でした。
 でも、冒頭に挿入された、家康入城前の原野だった江戸をズームアウトして俯瞰に持っていくCG動画は初めて目にしたもので、それだけで見た価値があると感じました。いろいろな時代の江戸を見てみたいものです。
Fushigi1  Fushigi2

 やっと、札幌に桜前線が達したようです。これからすべての花が咲きそろう北国の花のシーズンを迎えます。
 東京ではつつじまつり、藤まつりがあちこちで開かれています。どの花も盛りは短く、ゴールデンウィークが終わるころには散る時期を迎えることでしょう。

 もともと植物にはほとんど興味がないので、どれも行ったことがありませんでしたが、今年の春、梅まつりにいったこともあり、初めて亀戸天神の藤まつりを覗いてみました。

 梅のときは散り際でそれほど参拝客もいませんでしたが、今回は真っ盛りとあって、太鼓橋には行列を作って待っていたくらいです。
 ま、たどり着くまでの各所公園の藤棚でも藤は満開だったわけですが。でも広重をはじめとして浮世絵の画材になっているのだから、そのへんの野良藤とはきっと重みが違います。
Fujimatsuri

 池の亀はほとんどが、ミシシッピアカミミガメで、泳いだり争って甲羅干しをしたり、我が物顔でした。

 大勢が藤の房にレンズを向けていました。梅の木に目をやると、春に花だったのが小さな実をつけていました。
 ふと振り返ると、藤の向こうにスカイツリーがそびえていました。

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2014年4月23日 (水)

羽二重団子

 江戸の遺構を見学するのも計画的でなく、なにかのついでに行くことが多いので、全く系統的ではありません。江戸からつづく食べ物もいくつか記事にしましたが、これも機会があればの話です。
 ただ、花巻蕎麦の相方である、しっぽく蕎麦は積極的に情報を探していますが、芳しくありません。

 関西では、しっぽくうどんなら普通にあるようです。蕎麦については京都・南座の地下の老舗、「松葉」のメニューが検索されます。
 長野の一部ではしっぽく蕎麦を寺町蕎麦として、地元グルメに育てようとしているそうです。

 東京ではほぼ滅亡でしょうか。今検索されるのは、わずかです。若手落語家が「そら行け! 落語鑑定団」というHP記事にした、上野「利休」が、長らく休店中です。張り紙は「四月から休業」とあるだけで、もう2、3年はたつのではないでしょうか。
 同じ上野に、宝暦から16代続く超老舗の「萬盛庵」の品書きにあったという記録が見つかりますが、残念ながら2009年に閉店となっています。

 深大寺の「水神苑」という料理店が、「大當りや(あたりや)」という蕎麦コーナーでしっぽくを提供しています。でもこれは喬太郎プロデュースの時そば再現という性格があるので、ちょっと違う気がします。

 中央区の「わたなべ」という店がメニューに載せています。これは立ち食いソバなので、振り分け屋台だった江戸の蕎麦屋にかえって近いのかもしれません。

 甘味も紹介しましたが、江戸の菓子は材料も製法も限られているので、華やかではありません。今回は日暮里までバスで行き、上野まで歩く途中で、高名な「羽二重団子」に寄りました。
 この道は以前に自転車でも通りましたが、石神井川が王子で大地を突き抜けて下り落ち、崖沿いに流れていた音無川のほとりの王子街道はたにあります。
 それと、寛永寺へと上がる芋坂の交差点に、店はあります。徳川家由来の善性寺の向かいです。
 なお、音無川はこのあと向きを変えて根岸を横切り、あの御行の松へと続き、やがては山谷堀に落ちていました。

 私がよく食べる団子は、ざらっとした口触りで醤油だけを塗って焼いたものですが、ここはそういう田舎団子とは違います。
 よく捏ねて滑らかな、しょうゆだれの焼き団子と、餡を塗った団子の二種類がお茶とともに出されます。
Habutae

 日暮里駅前にも出店はありますが、文政2年創業の茶店が前身のこの本店が江戸郊外の根岸の里の風情がありました。
Habutaehonnten

 店舗はなんどか建て替わっていますが、入り口近くに古い階段と小部屋が残されています。上野戦争の折に逃げてきた彰義隊が隠れたこともあるそうです。

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2014年4月18日 (金)

小三治会長退任

 ふと目覚めたら、夜中に、小三治が落語協会会長を退任するとの報に接しました。後任は、予想された向きもありましたが、市馬だそうで。

 このところいくつか衰えを指摘されることもあったので心配していましたが…。二期で退任。やはりなるのが遅かったようです。会長になったときは有終の美の花道を飾るためなのかと思ったこともありました。でも真打昇進に独自色を出したりと、意欲的でした。

 お疲れ様でした。

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2014年4月17日 (木)

班編成・席がえ

 たぶん、これはあまり行われていない…自分くらいだと思います。

 新年度が始まりました。担任にとって学級をどう作り上げていくか肝心な時期です。生徒たちはまだどんなクラスなのか緊張しています。いままで知り合いだった者同士で固まっていたり、違うクラスの友人を訪ねたり。

 教室の座席は子供たちにとって、関心事の一つではないでしょうか。最初は名前の順に座らせます。しかし、いつまでもそのままではいられません。どうやって席替えをしましたか?

 くじびき。だれがどのグループになるか、一人引くたびに歓声が上がり、わくわくするイベントです。

 お見合い。まず男子だけが教室に入り、男子の列を決めます。交代で女子が中に入り、女子の列の席を決めます。そのあと、男子が教室に戻って、さあ、誰が隣に来るでしょうか?

 好きな子同士。男子同士でグループを作り、女子同士のグループも作る。別に男女分ける必要はないのですが、男女がグループを作るのはまれで、男子のグループと女子のグループが一緒になります。

 リーダー選択。まず、グループリーダを決め、リーダーが班員を指名して取っていく。

 教師になって1年目、「荒れる学校」が流行り始めたころ、お世辞にもいいクラスができたとは言えませんでした。もちろん自分の未熟もあります。

 授業中、勝手に出歩く人間以外は、位置は固定されています。遠くと平気でおしゃべりをする人間を除けば、人間関係は近くの者に限られます。
 清掃や給食の当番は、ローテーションする習わしでした。これもグループに割り振るのが自然です。
 校外学習などで小グループで行動するにも、グループ単位でした。

 そんなわけで、よいグループを作るのが、2年目の私の急務でした。好きな子同士は論外です。好かれない子が最後まで残り、その目の前で押し付け合いになるからです。
 リーダーが取っていく方式でも同じでした。

 くじ引きやお見合い。一見公平ですが、活動の基本となるグループを偶然に任せるほど余裕はありませんでした。

 そこで、リーダーの方式を修正しました。クラス全体でリーダーを選出します。学級委員というやつですね。体育委員などに逃げたがるリーダーもいるので、最優先で決定します。
 次にサブリーダー。班長というやつです。

 これを放課後集めて、「友人とグループになりたいだろうが、同じグループじゃなければ友人ではない…というのは友人じゃない」ことを言い含めます。
 そして、まず交友関係が苦手な生徒を班長に分担して引き受けさせます。怠けものや行動の好ましくないものもです。
 そのあと、他の生徒を分け合います。これで、働かない人間が集まるグループを作らないで済みます。

 先に説明した学級編成を応用したものですが、担任を外れるまでこの方式で通し、次の新入生からは学級で失敗することはありませんでした。

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2014年4月10日 (木)

スカイツリー・池袋往復(復)~新江戸川公園

 豊島区中央図書館は、不忍通りに面していますので、帰りはそちらを使います。往きの春日通りが上り下りはあるものの大部分が稜線に沿っているのに対し、こちらは谷筋を通っていて角度がきつくなっています。

 特に護国寺あたりは崖が落ち込む形になっています。そこからは右に折れて音羽通りを進みました。神田川の峡谷に向かってさらに下ります。かつての弦巻川の流路に当たり、通りが谷となっています。特に神田川に向かって右側が急な崖で、高速下に潜り込んで連光寺(区内に同名の寺あり)の階段下から山門を見上げると素晴らしい。

 また、文京区内でただ一つ訪ねたことのなかった目白台図書館に寄るため音羽通りを離れ、裏道を行きました。神田川に向かって降りる道は胸突き坂という名前で、名前の通り急坂でさすがに自転車を降りざるをえませんでした。

 神田川河畔の桜ももう終わりで、水面には花びらが花筏となっていました。坂のすぐ横が新江戸川公園です。この名前では思いもしない場所でした。
 実際、少し川を下ると江戸川公園があって、滑り台などの遊具があり花見客向けの屋台もでていて、子供連れでいっぱいでした。その屋台も週の初めにはしまうといっていました。
 しかし新江戸川公園は回遊式の典型的な大名庭園だったのです。先日読んだ庭園の本にも紹介がありませんでしたし、全くそうとは思っていませんでした。細川家の下屋敷だったそうです。どの程度江戸の姿をとどめているのかはわかりませんが、そのままだといっても遜色のない庭園でした。
Shinedogawakoen

 残念ながら年度替わりのせいか、整備されずに立ち入り禁止となっている小道が多く、池にそそぐ流れを遡ってみたいと思いましたが、果たせませんでした。あとで環境省のHPでは、管理者の話として「池の周辺に滲みだす程度の水量」とありますので、音をたてて流れる小川は汲み上げたものなのでしょう。

 池を一回りして、神田川沿いに下ります。隣は関口芭蕉庵。休館でした。次は椿山荘庭園。武家屋敷の庭園だったものを山県有朋が買い取って整備したものが引き継がれています。誰でも入れるのですが、職員の人に自転車は置けないといわれたので、あきらめました。

 江戸川公園を通り抜け、江戸川橋で目白通り、さらに外堀通りと辿って秋葉原。あとはスカイツリーめがけてペダルをこぎました。
Skytree_with_cherry

 

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2014年4月 8日 (火)

スカイツリー・池袋往復(往)~伝通院

 調べものがあったので、借りるほどじゃないから直接図書館にサイクリングしました。スカイツリーふもとから豊島区中央図書館往復です。

 本郷台地を横切ることになるのでとりあえずもっとも高低差のない道を選びました。(そうはいってもちょこちょこ寄り道をしたために何度か急坂をのりこえました)
 スカイツリーから浅草通りに入って、上野を経由して春日通りを進むのが、求める解に近いようです。なんだかんだいって車の幹線なので、削られたり盛られたりで緩やかに加工されているからです。何度も歩いたりしたところですが、一気に通り抜けるのは初めてでした。

 スマホを持たないのでタブレットPCとモバイルルーターを携帯して地図を確認しました。でもPCならネット接続が必要なWEB地図よりも、GPSさえつかめばよいローカルにインストールする地図のほうが楽そうですね。

 これまで入ったことのない伝通院に寄ってみることにしました。隣が淑徳高校だったんですね。うちの地方からは姉妹校には進学する生徒がよくありましたが、この本校には送ったことがありません。
 門前の銘板をみると、600年からの歴史があり、家康の生母・お大や千姫のお墓があるんですね。つまり幕府のバックアップがあったということです。
 本堂も山門も立派ですが、戦災で焼失・再建されたものです。でも確かにこの寺は違いを感じました。春日通はこのあたりでは尾根筋にあたるようです。あとで周辺を走り回ってみましたが、台地の上でもその頂点に位置するようで、周りの道は寺を中心に微かに下っているのです。
 しかも現在も高い建物が近くになく(背後に文京区シビックセンターがそびえるだけ)、お大の墓は今でも頂上に立っている感じがしました。千姫のは離れて隣に。他の徳川家ゆかりの墓がいくつかあります。
Odai

 緩やかに上り下りして、サンシャインシティの前で左に折れ、すぐ中央図書館です。ここは2時間まで無料の駐輪場があります。5階のAV階に上がり、試聴機を借りて疑問を確かめるとすぐに引き返しました。
Toshimachuo

 

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2014年4月 6日 (日)

飛鳥山上空から

 桜を眼下に見る、上野公園はたぶん高層のレストランがあれば可能なのだと思いますが、席も限られているでしょうし。無料の展望スペースというと、文京区役所ですが、眼下の後楽園以外は見えないようです。墨田区役所は隅田公園の真上ですが、展望室がない。

 そこで思い出したのは、小三治一門会で何度か訪れた北とぴあです。王子駅を挟んで飛鳥山が望めたはずです。

 この週末で桜(ソメイヨシノ)も見ごろが終わるはずで、半ばの雨と強い風で盛りが終わるのは早まったことでしょう。
 京浜線の電車が王子に近づくと、本郷台地の崖のほうに、まとまった林がいくつか通り過ぎます。滝、王子稲荷、王子神社に当たるはずです。
 王子駅で下車をしてすぐに、北とぴあ17階に向かいました。ここは南と東に開けた展望室です。北側はレストランで、西側はふさがっています(レストランからは見えるかも)。西側が見えれば、先の神社群が見下ろせるはずです。

 すぐに南の窓に近づきました。スカイツリーが遠くに見えます。そしてやや右下に飛鳥山が。桜もきれいに眺めることができました。両隣りには一眼レフを構えた男性がいました。桜目当てかと思ったら、新幹線(E5)が下り方面から姿を現し、シャッター音が響きます。撮り鉄の方々でした。
 一緒に飛鳥山の桜、新幹線を携帯で撮影して、北とぴあを去りました。
Asuka

 いったん、線路をくぐって、音無川親水公園に向かいました。こちらにいくと道路横断の関係で飛鳥山が遠くなりますが承知の上です。

 「王子の狐」でしられた料亭・扇屋が今は玉子焼きの販売ブースに名残を残します。途中の食事処は弁当やつまみを販売して花見客に提供していましたが、ここの玉子焼きに大行列ができていました。でもすべて予約販売の札が。
Oogiya

 50メートルほど進むと音無川親水公園=石神井川に行き当たり、そこにも桜並木があります。その入り口に扇屋の屋台が出ていて、こちらは予約なしで販売、開いたばかりで人もいませんでした。

 明治通りをぐるりと迂回して飛鳥山にのぼります。通る道をふさぐ勢いのシートと花見客。間を抜けて桜を楽しんで、公園を抜けました。北区のバス、Kバスを待って駒込駅に移動です。
Toden

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2014年4月 4日 (金)

教師の苦手

 クイズ番組で、小中学校の先生のたいへんだと思う9つの仕事はなんでしょう、という問題がありました。わずか100人という少ない母数でしたから、統計上の意味はないのですが、耳をそばだてました。項目と順位もさりながら、回答者の芸能人は当てることができるのだろうか、という興味です。
Quiz

 結果は順に、「運動会」・「研究授業」・「部活」・「文化祭」・「入学式、卒業式」・「修学旅行」・「家庭訪問」・「合唱コンクール」・「通知表」というものでした。タレントはうち4つしかあてることはできませんでした。

 どんな職業でも大変といえば、大変なので教師が取り立ててたいへんとも思いませんし、楽だとも思いません。

 どれも、学校の授業以外の仕事は何ですかといっても同じ答えが出てくるのではないかと思うくらい、普通のことです。授業とその準備が日常の主な仕事になるので、授業の代わりに行われる行事がいくらあってもたいへんじゃありません。プラス・マイナスですね。ゼロというわけにはいきませんが。

 この一連からでは通知表が、その準備の時間が確保されないので大変でしょうか。9位ですけど。成績の数字そのものは今は日常、点数を打ち込んであればPCソフトが算出し、そのまま打ち出します。
 所見の文章を生徒一人一人にひねり出すのが厄介といえば厄介で、通信簿を渡すその朝まで出来上がっていない人はざらにいました。わずか数行でその子のことを表せということのほうがたいへんかもしれません。

 部活は、員数合わせで顧問のなり手のないところに機械的に回されると、これは苦痛以外の何物でもありません。教えられないことを教える、というのは無理です。世の中には素人から名指導者になる人もいるのは知ってますが、だれもがスーパー先生にはなれません。
 またそういうときの生徒も幸福ではありません。

 このリストにはありませんが、私は「生活ノート」が苦手でした。教師と生徒の交換ノートみたいなものですが、自分が生徒の時から白々しいものを感じていたので、学年の決めで始めてもすぐにやめてしまいました。

 あと、授業で「道徳」は苦手でした。自分が不道徳だったから、ではなくて、古臭い文章で生徒に道徳的な傾向を感得させる…のは技術が身に付きませんでした。自分は正義感とかそういうものは小説やマンガ、映画で培ってきたので。

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2014年4月 3日 (木)

東京上級デート2

 テレビの話題ですが、掲示板に書かれていた通り、MX(サブチャンネル)で、寄席チャンネルの「落語デイズ」が日曜早朝に始まるようです。スカパーや地方局でやってたやつですね。

 今朝は、リニューアルした「東京上級デート」の初放送でした。これまでのものは、モデルが都内の各所でデートしているといった態で、観光や食事、最後に”飲み”のシーンを男性目線で放送するものでした。なにしろ、原作がホイチョイプロ「東京いい店やれる店」だという…

 それが、「2」がついて、女優が扮した架空の筋金入りの歴女・史子が、東京の歴史スポットを巡って「江戸の謎を追う」という微調整が行われました。だから歴史情報が織り込まれています。なので、このブログのこのカテゴリーにマッチするようになりそうで、期待していました。

 キャラの史子は、毎回女優が変わるようなのです。ファッション誌のモデルなんかまったく知らない私にも見た記憶のある顔になってました。実は見知らぬモデルさんのほうがデート感が出るような気がします。だから健全度が高まったような?
 初回は上野公園で、上野大仏、清水観音堂、不忍池弁天堂、そして「吉宗のころからある」伊豆栄で食事でした。さすがに収録は桜の満開前の映像でした。
Tokyodate

 東京近郊をぶらぶらする番組は積極的に見ているのですが、歴史よりだということで、ブラタモリテイストも楽しめるかもしれません。まあ、15分番組なので深みはまったく望めませんが。
 それよりは「いいとも」が終わって本家が復活(少なくとも再放送)しないかな。

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