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2015年1月

2015年1月26日 (月)

亀戸の初天神

 そういえばはるか昔に鷽を求めて行ったことがあるくらいだなぁ。それにしばらく天気がぐずつきそうだから、条件のいいうちに。そう思って、小三治の「初天神」を聞いてでかけました。時分だけなら自転車ですが、年寄りの散歩を兼ねてなので亀戸まで電車です。

 鷽替えの神事の幟が立ち並び、催事が人を呼び続けるのでしょう。初詣でいったときと変わらぬ人出が、今日は木彫りの鷽を求める列に集まっていました。

 もう何度も行ったご近所ですから、とりたてて目新しいものもありません。門前の船橋屋のくず餅にも天満屋の天神酒まんじゅうにも買い求める大勢の人、これも変わりません。近所の店に、鷽型の貯金箱くらいか。

 ただ本社入り口の鳥居の脇の紅梅だけが先駆けて満開で、惹かれるものがありました。

Hatsuume

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2015年1月23日 (金)

浅草・本法寺のはなし塚

都心から強い風に後押しされての帰り、どの橋を渡ろうかと迷います。このまま蔵前橋ではこないだと同じだし、厩橋にしようか、吾妻橋までさかのぼろうか。鳥越のおかず横丁にはいりこんだり、テキトーに走っていました。
Honpoji

すると変わった外塀に足を止めました。積んである一つ一つの石に赤い文字が入っています。文治・文楽・志ん生・円歌・圓生・正蔵と落語家、芸人の名前です。

門のすぐ近くは、日本放送協会やTBSなどの放送局。そして寄席の名前も見えます。

首をかしげつつ、自転車を降りて境内に入りました。狭い敷地なのに山門の両脇に神社が設置されています。一番奥に本堂。台東区教委のおいた説明板には、「太田道灌時代に紅葉山にあったが、明暦大火で移転して、やがてこの地に」といったことが書かれています。

落語との関係は? ときょろきょろして、わかりました。はなし塚です。あの戦時中に禁煙落語を封じ、終戦後にそれを解いて、代わりに戦時落語を納めたあの石碑です。   
Hanasiduka

ああ、それで落語関係者の名が外塀に刻まれているのか、と腑に落ちました。

いつかは訪れるべき場所でしたが、思いもかけずに出会うと嬉しいものです。帰宅してさっそく、ちょうど落語を聞く環境が大きく改善されたばかりでもあり、廓噺を楽しみました。

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2015年1月18日 (日)

妾馬・後半

 久しぶりの落語会に出かけました。主催者の依頼で、五街道雲助が「妾馬」をサゲまでやる、というのでどんなになるのだろうと楽しみに聞きました。
 口演のための時間は限られているわけで、なんと八五郎が大家に呼ばれて、世継ぎを生んだお鶴と赤井御門守を訪ねるところから始まりました。門番とのやり取りや取次の侍、三太夫との掛け合い、殿様と酒宴は普通通り。

 そこから先は、蛇足と取られる部分です。侍に召し抱えられた八五郎が、昔の長屋仲間を訪ねるシーンは、他にあったかどうか。そのあたりの話の持って生き方はなかなか聞きごたえがありました。「行き先を馬に聞いてくれ」というサゲはたわいないことに変わりませんが、噺は工夫すれば変わるものだと再認識しました。

 その会に行く前に、教科書を図書館に返しました。天神図書館は三組坂の上にあります。自転車で何とか登り切りました。

 そこから千代田区に移動するにはまた違った坂を上り下りします。神田明神を過ぎて神田川を渡るともう低地。

 小川町交差点で、ふと雪だるまがあるのに気付きました。通行人が携帯を構えて写真を撮っています。どうやら万座(群馬県)関係のイベントでそこから駿河台下まで雪だるまを並べてあるようでした。
Yukidaruma

 時ならぬ雪だるまを、会の帰りは通りの反対側を通って、眺めようという気持ちになりました。

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2015年1月16日 (金)

教科書を借りる

 子供たちの使う教科書は、当然所有しています。また自分の声だけでは何なので、教科書準拠のCDも買ってネイティブ音声を補っています。

 ところが一人だけ学区外の子の面倒を見ていて、その教科書をどうするか考え込みました。教科書の値段は知れたものですが、もうそのあと使わなくなる本をため込みたくありません。

 さて教科書は、地域の住民に公開されることになっています。埼玉では各教育センター出向けばいつでも見られます。また採択の時期には拠点の学校で見られるように展示会が開かれます。しかし貸し出してはくれません。

 都内では図書館もその役割を担っているようで、いくつかの区で収蔵が見られます。しかし貸し出ししてくれるところはわずかで、文京区から借りることにしました。交通費をかけたらそれこそ無駄なので、ついでか、あるいは自転車で行けるところでないと。

 というわけで、真砂図書館蔵書を天神図書館で、借りました。下町から一番近いし、上野経由で自宅に戻るときもよりやすい。湯島天神を覗きがてら、も楽しいものです。

 さあ、目当ての本を借りて案内に目をやって驚きました。天神図書館はこの三月で閉館になるのだそうです。なんでも入居しているビルが建て替えになるに伴う措置だそうで、がっかりしました。

 これからは湯島図書館まで足をのばさなくてはならないようです。

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2015年1月13日 (火)

下町スタンプラリー

 ちょうど過去形を教えたばかりの生徒たちに、冬休み中の行動(普段と違う)を言わせます。正月のおせちで、どんなものを食べたか聞いてみたのですが、きんとん・伊達巻をはじめとして昆布巻き・ごまめ・なます、はてはかまぼこも食べていませんでした。ちょろぎなんて問題外です。かろうじて雑煮の習慣は残っていましたが。

 私が浅草の七福神めぐりをしたことを伝えると、田舎の子はやはりそんなものがあることさえ知りません。

 現代の~めぐりといえばスタンプラリーでしょうか。息子たちが小さいころに一度やったことがありますが、電車つり広告で、東武鉄道の下町スタンプラリーというイベントに気付きました。スカイツリー近辺の6つのスタンプを集めるもので、本来はその区間の乗り降り自由なフリー切符を販売するためのものでしょう。駅構内にスタンプを置いてしまうと、初乗り料金で全部押せてしまうので、改札外に設置してあります。

 しかし、近くに住んでいる私にとっては、自転車で一巡りする都合の良い対象です。スタンプを集めたところでどうということはないのですが、動き回る目あてになります。

 で、この一月もスタンプを集めてみました。12月と1月で景品の缶バッジが違うので両方ともコレクションしてみました。

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2015年1月11日 (日)

首尾の松と時の鐘

 かねての予定通り、愛宕山・NHK放送博物館を再訪しました。柳橋先生の「時そば」をみるためです。新年の休日とあって、愛宕神社参拝の行列ができていました。

 本所から愛宕に行くにはいつも違ったルートを通ります。今回は蔵前橋を渡りました。車道が工事中だったので、歩道をゆっくり進んだのですが、おかげで首尾の松に気付きました。浮世絵の画題で有名、落語にも登場しますが、もちろん代替わりして七代目だそうです。古地図では何度も場所を確認してましたが意図せず出会うことになりました。
Syubi

 その後ふらふらと裏道を通ったり大通りに戻ったりを繰り返しましたら、ふと気づくと小伝馬町駅の出入り口の一つの脇にいました。そして十思公園が隣です。この公園には本町にあった時の鐘が移されています。これもいつか見に来ようと思っていたところでした。
Tokikane

 ここはかつての牢屋敷の敷地の一部で、今年の大河ドラマで取り上げられている吉田松陰の終焉の地の碑もあります。要するに斬首された場所ということですね。(千住の小塚原の墓は前に行きました)

 NHK放送博物館は来月からしばらく改装で休館になりますが、今の時期、企画展示で愛宕山の古写真展が開かれています。ベアトの有名な愛宕山からのパノラマ写真はいつも飾られているのですが、当時から名所ですので、いくつも写真が残っています。今も門前で営業している酒屋、小西が古写真にも確認できるのは感心しました。

 柳橋先生は、音声でも一世を風靡した若い時分の資料は残っていないのですが、いくつかの映像は最晩年なので、平板なものでしたが、これでまた「はろーリスト」をひとつ塗りつぶすことができました。

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2015年1月 4日 (日)

浅草名所七福神

 七福神の楽しさに目覚めてしまったので、今年も挑戦しました。いくつも候補はありますが、今回は浅草名所(などころ)七福神にしました。

 寺社がまとまっていないと七福神めぐりは成立しません。だから埼玉の田舎のほうには近くにありませんし、地方の友人に聞いても知らないそうです。
 これを巡るのも、コンプリートしたいという欲求がそうさせるのでしょうから、昔の寺院も考えたものです。

 ひとめぐりしてみて昨年の下や七福神ほどは人を集めていないようです。まあ浅草寺と浅草神社は予想通りの人出でしたが、普段から名の通っているところ以外は参拝の行列も短く、下や七福神ほど人を集めていないなと思いました。

 年寄りの散歩を兼ねての行程ですので、台東区のめぐりんの一日乗車券を使いました。そのめぐりんが浅草駅周辺をルートから外していましたので、最初は待乳山まで歩くところから始めました。この山の上り下りは年寄りには斜行エレベーターを使わせました。
 参拝して本殿に上がるとお屠蘇の振る舞いがあってごちそうになりました。

 次は並びの今戸神社。ここは列がいっぱいだったので脇から拝むだけにして、ここではじめてバスに乗りました。
 この七福神は9カ所を巡ります。二つ並んだセットが4カ所あります。

 つづくセットの橋場不動はひなびたいいお堂です。石浜神社も墨田区から白髭橋を越えてすぐのところです。前に来ていてもよかった。

 まためぐりんに乗り、鷲神社と吉原神社へ。さすがに鷲神社は長蛇の列でここも脇から拝むだけで済ませました。

 北めぐりんと東西めぐりんは本当は浅草駅で乗り継ぐのですが、混雑でルート変更。浅草寺裏で降りて国際通りまで移動します。その際に浅草寺の2カ所は裏から拝むのみ。

 最後の一か所は歩けばすぐなのですが、一日乗車券でもあり、あえて東西めぐりんで時間をかけて上野経由で谷中まで行きました。少し散歩してお茶をして。いつもは混まないお店も今日は外まで行列ができていました。

 再びめぐりんで大回りして浅草に戻ります。矢先稲荷神社は、深川に移転する前、浅草にあったころの三十三間堂の鎮守のみが残されたもので、七福神めぐりがなければ気づかなかったことでしょう。

 最後にまた、めぐりんに乗ると、交通規制がとけて、バスは浅草駅前に乗り付けました。

 自分だけで自転車を使えば短時間で済んだのでしょうが、のんびり冬の晴天を楽しみました。

 

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