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2015年4月19日 (日)

姥ヶ池のカンザン

今年は東京の桜をいろいろと自転車で廻りました。2月の河津桜から始まり、上野でカンヒザクラが先駆けで、ソメイヨシノが一気に盛りを迎えて散り、「おいらん道中」のイチヨウザクラで見納めかと思ったら、スカイツリー敷地内の桜が今も満開です。てっきり、ソメイヨシノの時期に何もなかったので、若木だからなのかなと漠然と考えていましたが、ゴテンバザクラという種類のようですね。   
   
そして、また浅草をうろうろしていたら、通りの向こうの公園にピンクの雲が見えました。近づくと、やはり桜で種類はカンザン、桜湯に入れる塩漬け桜になるやつです。   
Ubagaike

場所は花川戸公園。ニ天門から馬道通りをまっすぐ超えたところにあります。通りが団体バスの降車場所になっているらしく、外人の団体さんがぞろぞろ歩いていて桜にカメラを向けていました。このあたりは明治時代に埋め立てられるまでは「姥ヶ池」という沼があったそうでその記念碑がありました。さらに沼をしのんで人工の池が近年しつらえられ、稲荷神社が建っています。   
   
この地は浅茅ヶ原といわれ、鬼婆伝説が伝わります。浅草寺の縁起にも含まれていて、旅人を寝ている間に石枕で頭を潰して金品を奪う老婆を、その娘が旅人の身代わりとなることで諌めるのですが、老婆を導くために観音が旅人に化身したものだったということ。   
たしか、浅草寺の大絵馬の題材にもなっていたはずで、伝法院庭園公開(現在も実施中)で見た覚えがあります。

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