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2015年4月20日 (月)

浅草の流鏑馬

台東区の墨田公園を通り抜けたとき、職人が作業していました。通路に砂を敷き詰めて馬が走れるようにしていたのです。   
浅草で行われているのは知っていましたが、時期を承知していませんでした。これは週末の見ものだと、出かけてみました。   
   
馬が走り抜ける中で何度か的を射かけます。ちょうどいい場所は限られていると思っていましたのが、定時ちょっと前についたら堤防沿いに少しまだ隙間が残っていました。かろうじて的が見通せます。   
緋毛氈を敷いたベンチが的前に用意されてましたが、有料予約席で2,000円は高く感じました。   
   
ただ、あいさつが長い長い。予約席にスピーカーが向いていて声もとぎれとぎれで、かえって煩わしい。   
馬や射手が顔見世に通り過ぎてからもなかなか始まりませんでした。それでも無料の人だかりは厚くなる一方で、堤防の壁にのぼって注意を受ける人もいました。   
   
ところが。   
流鏑馬が始まると、立て続けに息をつかぬかのように馬が出撃します。予約席の前の的に当たる率もたかく、的が二つに割れ飛び、歓声が沸きます。走り抜けて姿が見えなくなっても次の的に当たると声が響きます。それを聞くとまた感心の声がたちます。
Yabusame    
   
流鏑馬はテレビで何度もみましたが、生の迫力は物凄いもので、再認識です。今は演芸趣味は江戸古典落語とそれにともなう色物に範囲をとどめ、講談や浪花節、いや上方落語さえ聞こうとしていませんが、そういうのも生で触れると違うのかもしれないなぁと考えました。   
   
馬のスピードは思ったよりもあり、タブレットPCのカメラでは抑えるのが難しかった。ちゃんとしたデジカメを持ってなきゃダメでした。動画はかろうじて、です。   
   
まだすべての騎射が終わらないうちに帰りはじめ、言問橋を渡りかけると、その下がちょうど走路の終わりで、馬が駆け込んでくるスペースでした。そこでのスピードも結構あり、射手の熟練は大したものだと感じさせました。   
   
橋の下の隅田川には屋形船が浮かび、なぜかその屋根の上で、大勢が「ラッセーラー」の掛け声とともにねぶたのお囃子を演奏し始めました。酔狂な人たちがいるものです。

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