« ソメイヨシノ原木? | トップページ | 姥ヶ池のカンザン »

2015年4月13日 (月)

花魁道中

奇しくも吉原に向かって自転車をこいでいるとき、街角で「花魁道中」のポスターが目に入りました。吉原ったって、台東区の一葉記念館に行ったのです(しかもカン違い)が。浅草観音裏の商店街の催しで、おいらん道中再現をやるとのこと。   
中央図書館によってチラシをもらって帰りました。花魁道中というと、吉原遊郭解体後、一時期、はとバスも立ち寄る伝統ショーとして復活し、またいつか消えていった、そのままだと思っていました。   
でも今年で13回を数える立派な催しのようです。正式名は「浅草観音うら一葉桜祭り」。これは行ってみるに限ると予定日の11日を心待ちにしていました。しかし予報も実際の当日も雨。HPで確認すると順延が早めに決定したので、日曜は晴れとこれも予報で決まっていましたから、安心して待つことができました。   
   
昼前に観音裏に着いて、会場近くで昼食の場所を探しました。会場は北めぐりんも通る、浅草警察署と富士小が並ぶ小松橋通りです。浅間神社にはかつて浅草富士がありました。   
柳通りとの交差点にメインステージが設営され、その向かいに客席がしつらえてありましたが、この時点で満席でした。少女歌劇団ショー、花魁ショー、狐舞などがプログラムされてますが、今回はあきらめて、おいらん道中を通りのどこかで見ることにしました。   
すでにあちこちの桜が散り終わった中、一葉桜小松橋通りは街路樹の桜が真っ盛りです。八重桜の街路樹はあまりほかに内容で、差別化を狙ったのでしょう。   
   
千束通りまで歩いて昼食をすますと、通りにはさっきまでいなかった人だかりができていました。まだ隙間はありましたが待っている間にもどんどん人が増えています。   
遠くに何か赤い髪を振り乱す者が見え、道中が始まりました。先頭は狐舞がつとめ、金棒引き、禿に先導され、若い衆の肩に手をかけて黒塗り高下駄で外八文字を描きながら二人の花魁がゆっくりと歩みを進めます。

Oiran

もちろん本当の遊女であるわけはなく、地元の女性が時間をかけて訓練してここにいるわけですが、江戸のその当時も、現在ただいまも、客を寄せるためにあえて行っているイベントであることにはまったく変わりがなく、土地の記憶を正しく継承しているホンモノだということもできるでしょう。

同行した年寄りもキレイキレイと疲れを忘れてはしゃいでいました。

|

« ソメイヨシノ原木? | トップページ | 姥ヶ池のカンザン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 花魁道中:

« ソメイヨシノ原木? | トップページ | 姥ヶ池のカンザン »