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2015年8月 8日 (土)

圓朝の幽霊画

記録的な猛暑連続も一息ついたのでしょうか。これなら自転車で遠出しても大丈夫かもしれないと、巣鴨まで出かけました。   
   
そういえば8月いっぱい公開になる全生庵の幽霊画を見ようとかねがね考えていました。   
今回、本郷台地登攀には鴬谷駅南口へ上がる「新坂」を登りました。昨日の暑さだったら登れなかったかも。    

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全生庵入り口の両側に圓朝まつりの幟が立っています。HPには、堂内での幽霊画の展示と、芸大美術館での展示と二カ所の案内があるのでどういうことか質問しました。圓朝のコレクションは軸装されて50幅あるそうですが、半分を堂内に、残りを芸大と二分して展示しています。    
ふだんの年は全部を飾りきれないので、二年がかりで全点をローテーションします。    
だから、今年はすべてを一日で見ることができるわけです。    
さらに、来週末15日に両館で入れ替えをするので、なんなら全生庵に二度くればコンプリートできます。芸大美術館は入館料が1100円なので節約になります。    
   
ふだんの年より点数が少ないことになりますが、当代小さん寄贈の幽霊画が同時に展示してあります。    
今は、もっとも有名な応挙の幽霊画は芸大のほうにあります。
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芸大には用をすませて帰りに寄りました。自転車は奥に止めるようにいわれました。    
展示会場は地下にあり、降りるとガイドに「暗いほうの部屋からどうぞ」とすすめられます。入館料が高い分、圓朝コレクションの他が次の展示室に充実しています。   
その、暗いほうの圓朝の展示室は入り口で肖像画が出迎えます、全生庵のコレクションだけでなく、圓朝の高座ビラなど小道具もしっかり。   
ほぼ正方形の部屋の四面に幽霊がが飾られ、中央には頭より高く、蚊帳が吊られる演出です。応挙のものは美人画といえますが、ほとんどの他の幽霊はやせ衰えて骸骨が皮膚の下から浮き出るようなものでした。   
圓朝の部屋の最後も、鏑木清隆の圓朝肖像画、そしてキセルなどの日常の品が見送ります。   
   
次の展示室は、怪談の浮世絵。おもに怪談を演じる歌舞伎の場面です。あと北斎の百物語や日本画の幽霊画でした。値段の分、こちらの展示も充実していました。   
   
見終わって美術館を出ると上野の森のセミの声が現世に戻してくれました。

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コメント

 8月はこれまでの体の不具合が一気に出てしまい、寝たきり老人となってしまい全休でした。

 これまでは、右足首の関節痛で年に四回ほどは歩けなくなってたのですが、すぐに上半身の筋力を使い松葉杖で起き上がっていました。ところが今年は背中から腰まで痛くなってしまっては起き上がる事が出来ずに、単独では社会生活が出来ない状態になり、老人ホームへの入居まで考えました。

 それはさて置き動けなくなって思う事は、過去に取材した動画がある事がありがたい。谷中の全生庵の動画取材も二回ほどやりましたが、もちろん8月11日の圓朝忌前後以外は、全生庵はガラガラなので・・・ドローンを飛ばしちゃおうか・・・(^ω^)

投稿: 藪井竹庵 | 2015年9月 3日 (木) 12時51分

私も全生庵は二度目でした。以前は円朝のお墓にもお参りしましたが、今回は幽霊絵だけでした。円朝と幽霊絵といえば怪談噺ですが、展示会での映像上映は講談。なんだか残念でした。落語家の怪談を求める時代じゃあないことはわかっていますが。

またお元気になってそれこそめぐりあえることを楽しみにします。そのときは飛んでるドローンが目印ですね?

投稿: snob | 2015年9月 4日 (金) 23時51分

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