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2015年9月10日 (木)

台風と人間国宝

前売りチケットを買っておいた当日になりました。自分にとっても久々の生落語です。自転車で江戸川区まで行く気満々でした。早くから寄り道なんかしたかったのですが、この天気ではどうしようもありません。駅に向かった時は小降りになって、小岩駅では止んでいました。だからバスに乗らずに長い商店街を歩いて抜けました。   
   
歩けばそれなりにまた発見はあるもので、会場わきにながれる親水公園はもともと小松川の暗渠のあとにできたものですが、すぐ近くの香取神社は小松菜を奉納するようだし、その隣には小松菜屋敷がありました。またゆっくり寄ってみましょう。   
Edogawakatori
   
今回の落語会は、人間国宝指定後初めての生小三治が目あてですが、他の顔ぶれも扇辰、一琴とよくまるまる楽しみでした。会場ロビーで売ってたカツサンドを買って寄席の気分で座席で食べてしまいましたが、会場内で飲食しないでとアナウンスがあり、バツが悪かった。   
Edogawasogo  Edogawarakugo_3
   
前座さんの口開けの後、扇辰は江戸っ子のタンカが心地よい「三方一両損」、そして一琴は「夢八」。どちらも口を開くと「少し我慢すればお目当て」といってましたが、どちらにも待ってましたの声掛けをしたい気分でした。特に「夢八」は上方種で、だまされて首吊りの番をする男の噺ですが、とても出来がよく大爆笑の連続でした。もしかしたら噺は知ってますが、聞くのは初めてだったのかも。見るのは間違いなく初めてで、マンダラ(手ぬぐい)を首吊りの紐に見立てるのは記憶にありません。大うけでした。こりゃ帰ったら音源を探さなくちゃ。   
   
お仲入りのあと、小三治登場。マクラで扇橋の俳句の会のことを話し始めて「どうでもいいですね」と話題を変える…。と見えて、自作の句、「セイヤよりワッショイが好き神輿かな」を紹介する。つまり江戸の祭りの掛け声につながります。江戸三大祭の歴史から、ミツワ石鹸CMを口ずさんだりと寄り道しつつ、ようやく四神旗の話が始まったので「百川」かと思いましたが、また昔飛鳥で見つかった古墳でNHKが胃カメラの太いので探査したら壁に四神が見つかったと本編にはなかなかたどりつきません。「高松塚」の名は出てこなかったですか。   
でも小三治だからというバイアスはかかってるんでしょうが、噺にちょっと疑惑の間があっても、何を言っても、言い間違えでさえも、おもしろい。私を含めて観客はいちいちうなづきながら笑い続けました。   
まだまだ楽しませてくれ続けるでしょう。   
   
6:30開演で、9:00までたっぶり。満足して会場を出ると外はまた大雨で、やっぱり自転車は無理だったなと納得して帰りました。   

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