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2015年11月

2015年11月30日 (月)

発祥の地の三の酉

アド街でも花園神社の酉の市を取り上げていましたが、今日の三の酉には「発祥の地」とされる足立区花畑の大鷲神社に行ってみました。発祥は浅草にもそう書かれていますが、言ったもの勝ちなのかもしれません。   
   
福をかき集める縁起の熊手は、本来は農具の熊手だったわけですから、発祥も展開も農村にあるのは当然です。浅草だって、吉原田んぼの中だし、新宿も雑司ヶ谷も目黒も農村(近く)でした。   
   
関東の大鷲(鳥)神社の本社は埼玉県の鷲宮神社(町村合併で久喜市)ですから、元荒川水系ぞいに支社が連なるのも自然です。   
   
花畑は毛長川で埼玉県と隔てられた、東京都の端っこです。交通の便はあまりよくなく、最寄はつくばエクスプレスの六町駅。午後から出かけたのと年寄り連れだったので、鉄道を利用、北千住乗換で出かけます。   
駅からはタクシーで。川の橋や堤防が見えると、営業担当で散々通った八潮市、草加市。懐かしい。   
   
小さな神社ですが、地元の人たち(?)でいっぱいでした。奉納提灯は他に負けぬくらいたくさん見られます。参道には屋台がいっぱい並んでいます。初めてみましたが、「はしまき」という食べ物が人気があるようです。
Hanahatahono  Hanahatasando
    
屋台と屋台の間の狭い参道をすりぬけて、社殿に着くと一段高くなっていました。参拝の人が行列を作っていたので、脇から少しだけ拝みました。社殿の手前に販売所で土産の五家宝を売っているのが珍しい。   
    Hanahatasyaden  Hanahatakumade

酉の市の熊手売りは日にちが都内一斉で、集中した販売日を業者がどう分担しているのかいつも不思議に思います。この後、上にあげた鷲宮神社をはじめ郊外では「酉の市」じゃない名前で熊手を売ってますが、すべての業者が各地に散っていくにしても販売期間は短い。   
この神社では熊手売り場は5,6面と少な目でした。参拝者が買うと縁起の手打ちがあるのも同じです。

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2015年11月28日 (土)

檜細工の江戸町並み

台東区の齢90の現役檜細工師、三浦宏さんが江戸・明治期の家屋をスケールモデルで制作し続けていました。さすがにもう、祖父から受け継いだ風呂桶は作りませんが、いまでも桶に組み込んだ金魚鉢くらいはこなすそうです。   
   
深川江戸資料館には先月訪問したばかりですが、模型好きとしてはその作品がまとまって展示されるとあれば逃すわけにはいきません。入場料も400円で安いですし。(当日再入場可)   
通常展示室の隣が企画展、その先の部屋が特別展の会場です。また同時に今月から「長屋~住まいと暮らし~」と銘打った企画展も開かれています(来年11月まで)。今日の土曜午後に行けていたら、火の見やぐら前で二つ目さんの落語も披露されますからとてもお得でそのつもりでしたが、今日は都合がつかず断念しました。   
   
実は今年の春、竜泉の一葉記念館で、樋口一葉の作品に登場する家屋の模型などが展示され、それは見に行ってました。   
今回は江戸の長屋・湯屋・三井呉服店・品川宿の飯屋・高札場などが集められています。家屋だけでなく、それに伴う生活用具も忠実に再現されています。   
特に長屋は二棟が向かい合い、あいだのどぶ板、裏の物干しやお稲荷さんまで精巧に作られています。つい先ほどまで資料館の実物大模型を見ていただけに「本物」と比較している気がします。   
この写真はパンフに掲載のものです。   
Fukagawa_himodel

展示室はとても明るく、細部まで確認できるのですが、残念ながら撮影禁止でした。光に弱い展示物ではないので、期待して行っただけに落胆しました。そういえば先ごろ、美術館博物館は自前の展示物は撮影可だが借用したものは許可しないと見た記憶があります。   
かわりにポストカードを一枚購入しました(100円)。
Nagayamodel    
   
この特別展は明日、29日の日曜までです。   
   
朝一番に通常展示室に入ったので、他の入場者はいませんでした。この資料館は平日でもボランティア解説員が常駐しています。今回初めて解説員の方に一緒に回ってもらいましたが、実物大模型に上り込んだりしながら、その設定などをたっぷりと聞くこともできました。自分で回った時には気づかなかったことを知ることができました。   
   
資料館にはまた来年1月に講演を聞きに行く予定です。

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2015年11月25日 (水)

圓朝祭の柳家小さん(小学館)

やった!蔵書になりました。この夏から秋にかけて、昭和の(明治生まれの)名人たちの新譜が続きましたが、文京区がやってくれました。   
まだ第1巻だけです。本郷・目白台・千石と3本購入したようです。さっそく借り出してできるだけ速やかに聞いて返却しました。現在33人の予約が入っています。たぶん続巻も期待できて楽しみです。   
    Enchofeskosan1
   
DVDや通販商品は図書館には入らないので志ん朝の新譜は無理でしょうが、圓生の「末広亭独演会」は可能性があります。志ん朝も来春のCDは大丈夫かもしれません。   
   
さて、このCDブックシリーズでいう「円朝祭」とは、東横落語会で毎年命日近くの回をそう銘打って興行したということで、東横が終了することになっても小さんがそれを惜しんで15年以上イイノホールで開催を続けたものです。   
   
「へっつい幽霊」をはじめとする4席は、いつもの小さん。つい引き込まれます。もうすでに4巻の刊行は終了していますが、晩年の高座はちょっぴり心配。既存の音源では「全日空寄席」CDのものは衰えを感じましたから。でもどの音源であってもいちどは聞いてみたい。

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2015年11月19日 (木)

湯島天神の菊まつり 2015

展覧会、水道歴史館と戻るとすぐに湯島天神です。菊まつりをやっていると教わっていたのでここにもちょっと寄りました。   
平日にもかかわらず人が多い。それにもかかわらず参道の屋台の並ぶスペースはすべて菊の展示にとられています。   
Yushima_chry
   
境内をぐるっとめぐるとどこもあたりまえですが菊だらけ。社務所の脇にはやはり菊人形もありました。むかし、福島の二本松にも菊人形を見に行ったことがありますが、どうも安っぽく見えて好きになれませんでした。顔はもう作り物そのままだし、菊で再現した衣装がどうもそれっぽく見えない…。   
でもこないだ制作の様子を見て、菊師の作業の大変さに、考えなしを反省しました。花の持ちとか、咲く前から花が表面を覆うように曲げるとか菊の特性を生かして工夫してるんですね。   
今回の湯島では、大河ドラマ「花燃ゆ」の二場面でした。
Yushima_kikuningyo    
   
一回りして自転車に戻ろうとすると、宝物殿の割引案内に目が止まりました。ふだん500円のものが菊まつり期間中300円。そうそう頻繁に入るものじゃないと、この機会を生かして拝観しました。   
いろいろな天神さまの姿絵が展示されていました。戦災でほんとうに古いものは残っていないと思っていましたが、富くじの当たりくじを突く、「金箱」が残されていました。場内撮影禁止で残念ながら記録できませんでしたが思ったより小さい。これからは富くじがらみの落語を聞くときのイメージが変わるかもしれません。   
   
菊まつりはこの連休、23日までです。

ちょうどNHKの季節の浮世絵の番組を見ていたら、江戸時代、秋といえば紅葉というよりも菊だったそうです。朝顔と同じように変化菊を作るのに熱中、そして一つの茎から数百の花を咲かせる技法がもう完成していました。
それが新宿御苑には再現されていたそうです(展示終了)。そして接ぎ木で一つの茎に数十の種類を咲かせていた浮世絵も紹介されてました。それもまた現在再現した人が名古屋にいる!
ちょっとアンテナを高くして、もし次のシーズンに近くで展示されるようなら、見に行ってみたいと菊に対して初めて感じました。

----(追記)------
後日、再訪したところ、宝物殿のパンフを頂戴しそこなっていたことがわかりました。パンフ掲載の写真です。
Yushima_kanebako

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2015年11月17日 (火)

永青文庫の春画展

浮世への興味は間違いなく子供のころの永谷園お茶漬け海苔のせいです。だからなのかもっぱら風景画ばかりで、人物画にはあまり興味がありません。しかし、これだけの春画を集めた展覧会は空前ということで一度は見ておこうと思いました。   
   
神田川の新江戸川公園の脇ですから、浅草は通らず、春日通りを進むのがいちばん緩やかです。湯島で上がって後楽園に向かって急坂を下った後、球場脇の道に進路を変えます。
小石川後楽園を過ぎてそのままでは飯田橋に降り神楽坂を上がってまた降りることになるので、等高線にそって走る巻石通りに折れます。これは今は暗渠となった神田上水が通るので、町名も水道町。水道端図書館や古今亭の還国寺も道沿いです。道の高さは変わらないで、神田川のほうが上がってきて合流します。    
   
永青文庫まで江戸川公園を行ってもよいけれど、目白坂に挑みました。    
坂を一気に登り切りたかったのですがギアの選択を間違えて、半ばで動けなくなり、ちょうど神社があったので立ち寄りを口実に停止しました。    
正八幡神社は無人で、社の森がこんもりしていい感じでした。慶長創建でいまの社殿は昭和初めのものです。    
  Shohachiman

永青文庫に下る道に人が集まってきます。平日にもかかわらず賑わう予感。門の前に自転車を止めて入場。    
下の新江戸川公園ともども、細川藩屋敷跡で、文庫には細川由来の史料・美術品がたくさんあります。    
Eisei
   
今回の春画展は、文庫の所蔵品や日本の美術館・個人蔵のものに加えて、大英博物館をはじめとした外国所有のコレクションがたくさん里帰りしています。今では外国のサイトに修正なしの春画がいくらでもアップされていますが、日本では最近も雑誌の春画が注意されたとか。今回も18歳未満は入場できません。    
   
会場は、上野のモネ展にも劣らぬ混雑でした。さっさと見て通り過ぎたいのですが、なかなか列が進みません。   
どうも春画は結合部を見せるがためにありえない姿勢になっているのが気に入りません。    
ほとんど着衣であるのは着物の柄を描きたいからなのかそうだったからなのか。中世の絵巻物では着衣なしという発見もありました。    
   
ふつうは室内だけ、あって庭がみえるくらいです。そう思っていたら、情交を交わす部屋の窓から隅田川の土手が見え、土手から三囲神社の鳥居が頭をのぞかせるものに出会いました。    
春画にも江戸のランドマークというわけで大いに興味をそそられました。肉筆画でとても美しい。    
鳥文斎栄之という浮世絵師の「四季競艶図」の1枚で、タブレットでWeb検索しても画像が見つかりません。    
   
もちろん、展覧会の図録(\4000)にはもれなく掲載されています。しかし文庫本を大量に処分し、コミックもダウンロードに切り替えた身としては、箱のように分厚い代物を持って帰るわけにはいきません。違う季節のものが1点だけ絵葉書として売っていたのでお土産にしました。
Shunga_card     
   
この春画展は12月23日までです。

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2015年11月14日 (土)

展覧会帰りの水道歴史館再訪

イベント続きで珍しくブログが連日です。週末の雨より前にと「春画展」にいきましたが、レポートが長びきそうなので、情報だけ先にあげておきます。

春日通りを戻ったので、水道歴史館に立ち寄りました。ちょうど中で小学生の見学が一緒となり、のんびり見ることはできませんでした。   
ふと気づくと壁面パネルいっぱいの「江戸に水を配る」というイラストに気付きました。ペンで江戸の町並みを見下ろした図をえがき、道の下に上水道管が埋められたことを説明するものです。その描きこみが細かいのに感嘆しました。   
自分がずっと見たいと思っている江戸の眺めにぴったりです。こういうのを江戸全域にわたって、欲しいんです。   
Edoillust

それはともかく、入り口のポスターで、落語会の案内がありました。「水道歴史館の落語会 12月19日(土) 桂文雀 水屋の富ほか」
この博物館でも落語を人寄せに使ってるんです。東京人はすごいな。往復はがきで申し込み、先着順で90名。受付で確認するとまだ定員に達していない。
2015_rakugo

さっそく帰りがけに郵便局ではがきを買って記入、即投函しておきました。みなさんもまだ大丈夫かも。

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2015年11月13日 (金)

防火のつどい 台東区浅草署

会場は浅草公会堂です。さすがという感じ。後でわかりましたが、協賛企業もバンダイ・カルビーなど誰もが知るところが多い。   
   
浅草寺周辺は自転車を置けないので、吾妻橋たもとの駐輪場に預けました(100円)。   
開場まで時間があったので、スターの手形を見るなどぶらぶらしていると、公会堂反対の路地(ロシア料理ラルースがある)が六区に向かって、急に下がっているのに気付きました。その路地をさがって公会堂側に振り返ると、しゃがんだ目線と同じくらいの高さ、1mくらいでしょうか。   
   
一つ北が伝法院通り、南は新仲見世で、そちらに回るとやはりゆるやかに下がっていることがわかりました。そちらはなだらかに工事でもしたのでしょうか。タブレットの中の江戸地図をみても特に記述がありません。明治図にもなにもないようです。   
こういうのが気になるようになったのはブラタモリ以降でしょうか。浅草編は残念なことにアナログ録画しか持っていません。   
   
時間ちょっと前に入場し、地元の人間ではありませんが、と打診すると快く許可してくれました。それどころかプログラム最後の抽選会の番号までいただけました。   
   
型通りのあいさつ・来賓紹介・表彰とすすみ、幕が下りて高座に模様替え。今日の演者は立川左平治。10月に真打になったばかりとのことです。下町を身に着けようと十数年浅草住まいをしています。   
   
マクラでは、談志の性格や円楽・三平の選挙応援エピ、若圓歌と同じ小話もありました。15分ほどで落語に入ります。「鼠穴」たっぷり。真打になって日が浅いですが、ここ数年の落語協会の真打には首をかしげることもあるので、立川流しっかりしてるな、との思いを持ちました。   
噺を終えて高座から降りると、動けなくなり、「足がしびれました」といったのは驚きました。そんな落語家みたことない。   
今回も感謝状をもらっていましたが、浅草署は花束ではなく、名入りの提灯を渡していて、その粋なこと。
Bouka_asakusa     
   
最後は左平治が箱の中の番号を引いて、協賛会社からの品物が当たる抽選会。   
みごとに何も当たりませんでしたが、全員にお土産で大根を一本くれました。待乳山が管内なのかな?   

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2015年11月12日 (木)

防火のつどい 台東区日本堤署

台東区中央図書館に本を返しに行きました。ついでに、かなうかどうかは置いといて、郷土資料室で浅草寺発行と谷中全生庵発行の本を入れてくれるようにお願いしてみました。書籍の流通に載らない本は候補にあがることが難しいそうです。

同じ階で、日本堤署の防火のつどいの会場があります。去年も入れてもらいましたが、一応おそるおそる入場をお願いしました。「来るものは拒まず」と入り口に案内いただきました。

火災は予防が肝心なので、地域への啓発は絶対必要だと思います。それが落語でいいのかはわかりませんが、偉い人や消防署長が火災予防の公演をしたって、人を呼ぶ効果はないでしょう。都知事だってこの講演には向きません。

地域の人を表彰する場はあったほうがよい。それでやる気を出してくれるなら安いものです。
この管内ではソープランドの運営企業も表彰されていましたが、何度も繰り返された吉原大火を思い出すまでもなく、ボイラーを抱えたビルが林立するのですから、火災予防には巻き込む必要があるのだと得心しました。

今年の講演は立川談幸。立川流から芸協に、今年元日移籍した噺家です。とてもなめらかな語り口で「火事と喧嘩は江戸の華」ではなく「恥」ですね、雷も火事も防げるのだから…と「防火講演」を始めました。20分のマクラのあと、始めたのは「替り目」。元帳部分で切らず、火種がなくってうどん屋を呼び込みました。「お前が火元だろ。日本堤消防署にいいつけちゃうよ」とくすぐりを入れて、銚子の替り目のサゲまできっちりやってくれました。
このサゲが好きなのでうれしかった。

終わってやっぱり感謝状と花束をもらってました。

帰りに、うどん…ではなくあったかい蕎麦を食べて帰りました。鴨南蛮に鴨つくねまで入れてあるのに惹かれてしまいました。

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2015年11月11日 (水)

防火のつどい 墨田区向島消防署

回覧板で知らされた管内の「防火のつどい」。家族と一緒に歩いてすぐの曳舟文化センターに出掛けてきました。用事があって時間に遅れて入場したのですが、署員の方々が親切に迎えてくれて、防火講演会に着席しました。 入場するには整理券が要るようで、玄関でもらいましたが85番。   
   
「頭の小引出」と題された、漫談の連続です。中には「防火」に合うように、「命が大事」などの話題も入ってました。師匠譲りの「年寄りの佃煮」も受け継いでいました。   
ひとりだけの「講演」ですから、時間は独演会ばりにたっぷりです。震災以来、師匠の許しを得てはじめたという「授業中」のさわりも披露しました。というのも、この会場のすぐ近くに圓歌のでた寺島第二小学校があるのです。したがって、噺の舞台・登場人物がこの地のものというわけです。   
この「授業中」もしっかり師匠と同じ達者さでした。   
   
終わって(防火講演をしたので、たった今貢献したから)感謝状と花束を受け取るセレモニーになりました。ギャラがでてるんでしょうけど、ちょっと気になりました。   
芸人も花束を受け取っても仕方ない様子がありありで、会場の最高齢の聴衆に譲ってました。   
Bouka_mukojima  
   
そのあとの都合でそこで退出してしまったのですが、このあと地域の火の用心見回りの出発式にも立ち会ったようです。纏を担いだ火消しの姿も見えたので、そこまで見たかった。

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2015年11月 8日 (日)

熈代勝覧 Flash 修正

3年前に「熈代勝覧」のCD-ROMを購入し、その使い勝手の悪さに落胆しました。まず、画面が一時代前の800x600で解像度を上げた表示にすると、絵巻の一部しか見えないこと・スクロールでめあてのページを出すのがたいへんでした。   
   
そこで、Flash Pro CS5.5でソフトを作り直して、一時期公開したことがあります。そのときはInternet explorerでは表示できたものの、Chromeではできませんでした。もちろんローカルではちゃんと動きます。
Flashkidai     
そして月日が経つと、IEでも表示しなくなってしまいました。絵巻の人物にマウスを乗せると職業や身分を表示するように組んだのですが、その作業も手を付けてわずかでやめてしまいました。   
Flashkidaipopup
   
思うところあって、Flash Proで再編集してみました。なにしろ最初にコンパイル(パブリッシュ)してできたswfファイルは51メガバイトありましたから、大きさが問題になるだろうと見当をつけてはいました。swfのサイズを小さくするには外部に追い出すのが定番ですが、20に分割した画像を外部から読み込んで切れ目なくスクロールできるか自信がなかったのです。   
今回は単に、jpgファイルの大きさを半分にしてみたらうまくいったので、いろいろ試したところ、大きさを変えなくてもpngで保存しなおすだけで13メガになって作動することがわかりました。左のLink のリンク先で公開してみます。最初はちょっと重いかもしれません。   
   
さて、このFlash Proですが授業の教材を作るのに重宝しています。単純なページ切り替えの教材はPower Pointで作るのが楽です。しかし、生徒の反応によって分岐したり、ムービーを再生・停止を繰り返すなどの操作はFlashのほうがよい。Flashのおかげでデジタル教科書も自作で済みます。パワポの教材もアドオンのispring freeでswfに変換したほうがきびきび動きます。   
   
しかしiphoneでのswf不採用に始まり、ChromeでもどうやらFlashを停止する方向との報道に触れると、Adobeの文化も終焉が訪れるのかと不安です。   
ローカルで使う分には大丈夫だし、だからFlash Proもバージョンアップしてないのですが。   
だいいちおまけ塾にくる生徒がなくなれば教材も不要…なことも確か。さらに考えるとPCのOSだってWindowsでいられるのかどうか。

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2015年11月 7日 (土)

三つの三島神社と吉原への二つの道

台東区・根岸図書館は国道4号と明治通りの交差点の近くにあります。隅田川を桜橋で渡って通いなれた山谷堀公園を吉原方面に向かうと、自転車には交通量が少なくてちょうど良い。   
桜橋を渡る前、言問い団子の前の桜並木の始まりには、もう十月桜と冬桜が競うように花をつけていました。   
    Jugatuzakura

山谷堀の親水公園の桜は春までお休みです。地方橋あたりで馬道にでて吉原大門を過ぎると明治通りと合流します。三ノ輪の交差点で4号を渡るとすぐの都営アパートの2階です。   
階段途中の掲示板に、図書館谷中分室で7日午後にこども落語会のポスターがありましたが、大人だけでは参加できないようです。   
   
本を借りて、鶯谷方面に足をのばしました。昼食を済ませ、鶯谷駅前の「元三島神社」に寄りました。ここは高台にあり、ガラス越しに駅が同じ高さに見えます。もともとの高台なのか盛ったものかはわかりません。   
そこからまた浅草方面に戻ります。タブレットPCの「重ね地図」で見ると国道4号に沿った金杉通りが日光街道だったようです。その道をたどると、「三島神社」があります。「元」が移転したという単純なものかと思いました。由来を見ると、上野の山の中にあったものが慶安年間に金杉村に、そして放映年間に浅草に移転を命じられたが、金杉村の氏子が不便ということで分霊を熊野神社と合祀したのが「元三島」、さらに幕末(あるいは明治)に分祀したのが「三島」、浅草にあるのが「本社三島」だそうです。   
Motomisima 元三島神社 Misima 三島神社Honsyamisima 本社三島神社

で、この「三島神社」には以前からあった稲荷神社もありますし、落雷のときに雷を閉じ込めたといういわれの古井戸もあります。「もう落ちない」という縁起を担いで、合格祈願の絵馬になっています。   
   
日光街道をこの神社のところで右に曲がると、それも吉原へ通う人が利用した道だそう。その道をたどりますが、国際通りと交差したところで浅草寺方面に曲がりました。   
すぐ鷲神社で、先日の一の酉が済んだばかり。熊手売りの小屋掛けは二の酉を待って空っぽです。
Ichinoato

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2015年11月 6日 (金)

Windows10をあきらめる

サブのサブマシンであるWin8.1の富士通タブレット、もとは出前授業用で、今は移動時の音楽(落語)とネット用。
少しだけ不満があります。デスクトップとメトロUIで日本語入力が別プログラムで、メトロのほうは細かく調整ができないこと。Onedriveの動作が不安定でいくつも通知領域にアイコンが表示され、同期に失敗すること(Win7では一切起きない)。
それで、Win10への無償バージョンアップを考え始めて、すぐ戻せるようにもしようと情報を探っていました。

すると、2ヶ月前に富士通で、Win10対象外というアナウンスがでていることに今更気が付いて終了。なんでもドライバが一つ対応しないらしい。サブのサブなのでインストールしてあってもほとんど使わないMSOfficeもメトロデザインはアイコンだけでメニューなんかは指のタップでは動かせそうにないこともわかりました。(ショップでもOffice2013や16を試せるマシンがめったにないことにショックを受けました。)

10にしなくても、いまの作業にはまったく影響はありませんし、いつかマシンを買い替える時まで放置です。

すると通知領域のWin10勧誘のアイコンがまったく邪魔でしかありません。Win7マシンにも出てるし。ネットで削除法を学びましたが、プロセス停止・アンインストール・Windows Updateの抑制…を1度しても、ゾンビのように復活しました。7でも8.1でももう一度同じ作業をやって、今は消えています。
またいつか現れても不思議じゃないと覚悟してますが、PCが思ったようにコントロールできないのはなんだか嫌ですね。

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2015年11月 4日 (水)

かっぽれ奉納

江戸でかっぽれが流行ったのは明治になってからですが、そのルーツは住吉踊りで同じものではないでしょうが、広重の江戸百景にも描かれています。   
   
うちの年寄はすっかり無反応に毎日を暮していますが、わずかに子供のころの戦後歌謡と、かつて稽古をした「かっぽれ」には反応して口ずさんだりします。 ネットの昔の笑点の「住吉踊り」中継を落として再生すると喜びます   
   
だから毎月1日に、桜川ピン助一座が三社様に「かっぽれ」を奉納していると知ったときから、「行こうね」と声をかけていました。   
こないだは用事があってぎりぎりになりましたが、三社様に着いたときはピン助のあいさつが終わったところでした。   
伊勢音頭や奴さんなど、おなじみの演目にまじって、「沖の暗いのに白帆がみゆる…」というかっぽれが始まり、石灯籠に腰を下ろしていた年寄りも前に身を乗り出してきました。圓生の「三十石」でタレスキーのくすぐりとして使われているやつです。   
一座には若い人が一人もいませんでした。先日のすみだまつりの公演でもそうでした。ちっとも色気のない芸でした。まつりでは若い人はへそを出したレオタード姿でダンスを披露していました。   
    Kappore

奉納、とのことでよくわかっていませんでしたが、見物人の前に箱が置かれていて、外国の少女がコインを投げ込んでいました。   
「門付け」の基本に立ち戻っていたのは軽く驚きでした。でも色気(べつにへそ出せというのではない)を欠く芸がこのあと継承されていくのか、ちょっと残念に思いました。   
   
十数年前から、「ソーラン節」や「エイサー」が各地の学校で形を変えて取り入れられました。阿波踊りも地域を越えて本家張りの賑わいがあるようです。(大阪生まれですが)江戸のかっぽれも何かが必要のようです。

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