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2016年2月19日 (金)

千束稲荷神社、二の午の地口行灯

この神社は以前、年寄りと田端まで自転車で七福神めぐりに行ったときに休憩をとったことがあります。あれがうちの年寄りの最後のサイクリングになりました。   
そのときはひっそりと静かなたたずまいでしたが、吉原神社で教えてもらって一巡遅らせた初午祭りに出かけました。めあては夜、灯の入った光景です。 でもまず昼間の景色を見ておきましょう。   
   
上野のヨドバシで買い物を済ませてから鶯谷へ向かって旧日光街道から三島神社で千束に向かい、国際通り手前で左折。たぶんこれが昔の道だろうと思いながら自転車をすすめました。   
   
神社には外側まで地口行灯が飾られていて、亀井鵬斎の文字が刻まれた鳥居にも飾り付けが吊るされています。境内にあがると数人が御朱印を求めて並んでいます。行灯はぐるりと境内をとりまいて並んでいるほか、ご神木を中心にV字型にしつらえた柵にも行灯がつられています。その数87。みんな氏子の寄進でその年限りのもの、気合が違います。
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一番本殿に近いところに例の「ゴミ取り眼」、片口を傾けて「片口まどの月を見し哉」など同タッチの絵付きです。こないだ吉原神社で聞いた話だと、元絵のあるものばかり、とのことでしたが明らかな明治以降のネタもあります。新作がまったく許されないというわけでもなさそうです。   
奉納したと思しき氏子の方々が集まってご自身の行灯を見て嬉しがっていました。その気持ちがあればこの初午祭りは続くのでしょう。   
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今夜放送予定で、収録がちょっと前にされたBSNHKの「浮世絵ツアー 冬の巻」の出演者、林家三平と女優の村井美樹の作った地口行灯が鳥居わきに飾られてました。「早起きは三平のとく」、まぁ同じくらいのレベルですかね。女優の「ご縁を結んでくだサル」には猿の絵がついてますが、本歌がわかりません。   
   
陽が沈むにはまだ時間がありました。近くの根岸図書館で暇をつぶすつもりだったのですが、館内整理で閉じていたのは当てが外れました。自転車でふらふらジョイフル三ノ輪あたりを巡りました。   
暗くなるのもずいぶん遅くなったものです。ようやく月も輝きだして夜景を撮影しましたが、本殿から解析が終わった氏子たちが解散すると、またひっそりとした境内に戻りました。   
かつてはどこの稲荷でも行われた行事だということですが、各地で復活まではしなくても、ここにもっと人が集まってもよいのにと思いました。
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点灯はまだ明るいうちでしたが、9時くらいに消灯、21日の日曜夜までは展示されるそうです(天候次第)。

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