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2016年3月 6日 (日)

本駒寄席

文京区本駒込図書館で落語会が開かれました。小さんのCDを借りに行ったときに管内のチラシで気が付きました。数年間、落語音源機器集めで通いましたが、うっかりしていたのか初耳です(小石川図書館で毎年落語会が行われているのは知っていました)。二週間前に、申し込みを電話かあるいは来館で、先着70名までの会です。その日9時の開館時に電話を入れたら話中だったのでこりゃ即完売か(無料だけど)と思いましたが、10時前にダメもとで再電話するとまだ席がありました。60番目でした。氏名と電話番号を伝え、当日入場するときにその番号を言うとのことでした。   
   
今日は幸い雨の予報が変わり、午前中にぽつぽつきましたがすぐに止んで、自転車で行けそうです。白髭橋をわたって明治通りをすすみ、道灌山通りに折れて西日暮里駅の切通しで文京区に入りました。早目に図書館に着いたので、あちこちの本を手にしているといつの間にか会場の集会室のドアの前に行列ができていました。   
番号で名簿のチェックを済ませて真ん中あたりのパイプいすに座りました。満席です。高座はというと、テーブルを二つ組み合わせて赤い布をかぶせ、高座に上がる段は、書棚の上のほうの本を取るときに使う短い脚立でした。
Honkomayose2
    
今日の演者は古今亭菊丸で、志ん馬が駒込に馬生が日暮里に住んでいたが間の本駒込には来たことがない…と噺の口火を切りました。   
    Honkomayose1

さすがにベテラン真打、達者なものでどんどん笑いを取っています。やがて「蕎麦ぁうぃー」の売り声からネタだしの「時そば」に入りました。何をいってもうなずいて笑い声をあげるおばちゃんたちがいて、場を盛り上げてました。   
近頃は欠けたドンブリを強調する演出に多く出会った気がしますが、オーソドックスな高座でした。   
今回は一人会で、仲入りの後「寝床」を始めました。こちらはそんな大きいネタがかかると思っていなかったのでうれしい驚きでした。   
古今亭ですので、フルにはやりません。店子たちの前で義太夫を始める前、旦那が蔵の中の番頭に語りこむところで冗談落ちにしました。ドイツにもいかず、政党に入党もしないのは師匠の円菊の型なのかどうか。   
   
どの客も満足した顔で会場を後にしました。東京の人は恵まれた環境だととしっかり認識すべきです。   
   
帰りには風が強まり、本降りになるかと思わせる天気になりました。折りたたみ自転車で泥除けがないので、アスファルトに水が浮いたところに突っ込むと背中が悲惨なことになります。ゆっくり撥ねを上げないようにこぎました。これもまたすぐに回復したので助かりました。

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