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2016年4月29日 (金)

風雲児たち幕末編27

前巻の発売が去年の8月でしたから、ペースが遅くなったようです。
Fuunji27    
   
今回はまず、西郷隆盛の復帰。そして半ばで「坂下門外の変」が起こります。教科書では事件名くらいしか載っていませんでしたが、失敗した暗殺計画がなぜ政局を動かすのか?全くわかりませんでした。反安藤正信勢力が勢いを増す場面で今巻は場面を終わりますが、雑誌の連載、今月号で幕府内の争いで結果的に、攘夷志士が臨んだ暗殺と同じ効果を生んだ皮肉が描かれています。   
後半は再び鹿児島に戻り、久光との確執。やがて倒幕に向かう二人も憎悪にまみれています。   
   
いやあそんな複雑だったとは知りませんでした。   
   
済んでしまっている結果ですが、その事実の見せ方が魅力を生むのはあまたの歴史小説も同じです。ぜひ完結してほしいけれど、作者の年齢と考えるとこのペースでよいのか心配でした。   
しかし1月に講演会に参加して以来、もう完結を読めなくてもいいかな、と思い始めています。作中で江戸の人物が生き生き動いているのを見ていられれば満足な気がします。

購入は再び電子ブックにしました。現物がほしくなればあとでゆっくり手に入れればよい。なんなら中古でも、と思いましたが、今回の帯は女優の杏が書いているのでした。どうせなら帯があるほうがいいかな。

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