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2016年9月

2016年9月28日 (水)

小松菜と香取神社

9月は例年になく雨が多く、自転車で出かけることが極端に少なかったです。月末になってようやく行動しやすくなったかと思うと、暑さがぶり返して。   
めったに行かない東京郊外にちょっと移動したら汗でびっしょりでした。   
   
気になっていた、江戸川区小松川の香取神社にいきました。ちょっと行きすぎたらわずか200mちょっと離れたところに別の香取神社(東小松川香取神社)に出会ったりもしました。   
総本社は千葉県の香取市ですから、都内では墨田区・江東区もふくめて、江戸川・中川ぞいの水運を反映して香取神社が散在しています。これだけ近くても古くは異なる集落だったようです。   
   
Mamai_katori Mamai_katori2
さて、目的の香取神社は間々井香取神社あるいは新小岩香取神社といい、小松川・境川親水公園のすぐわきにあります。境内の由来の中にかつては沼沢地の中で住民は舟で行き来したという記述があるように、他にも小河川が走る土地だったようです。本殿は天保からの歴史を刻む立派なものです。   
ここは「小松菜発祥の地」とされ、吉宗が鷹狩に訪れたときにふるまった菜を気に入って名を与えたと説明されています。近くに小松菜料理を出す店があってもよさそうです。   
そのとき小松菜汁を供した神主の家・小松菜屋敷が隣につづいており、公開はされていませんが、同じ内容の小松菜由来の説明が掲げられています。
Komatsuna_h
話を境内に戻すと、古い神社の多くが境内にいろいろな社を合祀しているものですが、ここも稲荷だったり水神・道祖神が祀られています。鷲神社も小さなお社になって並んでいたのは驚きました。こちらは埼玉の鷲宮(現久喜市)からの水のつながりもありそうです。酉の日にはかっこめ(福熊手)の授与もあるようです。
Mamai_otori

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2016年9月19日 (月)

法恩寺の参道

街のあちこちを移動するときふと見かけるものに、「江戸からあるのだろうか」と考えるクセがついてしまいました。   
今日も文房具屋を探して(今となっては文房具の専門店が成立するのも東京ならでは)移動しました。この週末は墨田の牛島神社、江東の展祖神社の祭礼で、通るあちこちに神酒所が置かれていました。    
   
法恩寺という寺があります。蔵前橋通りを法恩寺橋で横川、現在の大横川親水公園を越えて、通りからひとブロック引っ込んだ静かな通りに面しています。これまでも何度も門前を通ったことがありますが、今回気になって境内に入ってみました。
Houonji       
太田道灌ゆかりの寺で、もともと江戸城内にあたる平川(皇居平川門近く)にあったものが、何度かの移転を経てこの地にあるとのことです。そういう歴史も震災・戦災によって本来のものは破壊されたのは残念なことです。ただ平川の清水のほとりにあったという稲荷の碑柱は当時から伝わったものだそうです。   
境内を一通り見渡して退出したとき、蔵前橋通りの方角に目をやると通りまで80~90mほど参道が伸びているのに気づきました。   
    Houonjigate

その場でタブレットの中の「重ね地図」で確認すると、現在の寺域は宅地などに分断されて、縦横に道路が走っていますが、この参道は昔のままの形を保っているようです。   
参道を大通りに向かって進むと両側には塔頭が四院並んでいます。塔頭を残しているというのはよほどの大寺院です。
Houonjitacchu     
ここにも、江戸の人が参詣に足で踏んだ空間が伝わっていたのです。

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2016年9月 1日 (木)

浮世小路

ふた昔前くらい、人形町あたりを歩いた時に三光新道の看板を見つけ、「百川」で百兵衛が使いに出たところだと喜んだ記憶があります。   
しかしその百川があった浮世小路は探したことがありませんでした。    
   
なんだか不発に終わったようですが、地球滅亡の映画が好きで、派手に世界を壊してくれるエメリッヒのID4の続編をこの夏、見に行きました。いつも人類をどうやって滅亡させてくれるか楽しみです。    
近くの錦糸町のシネコンでやってくれなかったので、日本橋で見ることにしました。Coredoの中にあったんですね。駐輪場を探してみると新しくできた福徳神社の地下にあることが判りました。都心なので心配しましたが、最初の上映前に着くと空きがたっぷりあって安心しました。    
放置自転車を防ぐ目的でしょう、このところ駐輪場が増えてきました。ここは100円で1日停められます。   
   
ID4-2は前の作品をでかくしただけですが、懐かしいキャラが再登場して楽しいものでした。核爆弾では勝利できませんでしたが、親玉一匹倒すと手下は無力化するというご都合はそのままでした。   
    
Ukiyo
Coredoは何回か訪れていますし、福徳神社も通り過ぎたことがあります。しかし、Coredoのこの一角が浮世小路とは気づきもしませんでした。百川も跡地はビルとなり、浮世小路はビルの間のりっぱな舗装道路となっています。

ビル1Fのウィンドウにかつての写真や古地図がディスプレイされてました。   
そして福徳神社はかつて、その小路の一角に鎮座するお社だったのです。その社は現在、鳥居のあるりっぱな社殿の中に納められ、社のあった場所(一時期はビルの上階にあった)には新しい社がケースの中に奉じられています。
Fukutoku  Fukutoku2  Fukutoku3

こりゃ、Coredo開発前に来てみるべきでした。、「落伍の舞台を歩く」HPも目を通していたはずですが、頭に残ってませんでした。   
近々三光新道のほうも再訪べきですね。

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