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2016年12月 1日 (木)

風雲児たち幕末編28

昨夜購入(ダウンロード)以来何度も読みかえしてしまいます。
Fuunji28

関ヶ原の敗者がやがて倒幕の舵を切る、という、時と場所をはるか隔てた人たちの思いと行動が複雑に交錯して時代を動かしていく。それをずっと描いているこの作品ですが、このところは、目的が同じな人たちのなかに互いに微妙な食い違いがあって、それが物事を斜めに動かしていく場面が増えています。   
坂下門外の変(前巻)は失敗した襲撃だったのに、幕閣が安藤・久世を追い落としたので、結果的に政変を起こすことに成功した、という指摘は、人間ってそんなものなんだとなるほどです。   
   
生涯にわたって日本に執念を持ち続けたシーボルトもとうとう最終的に日本に戻ってこられなくなります。また科博にいこうかしら。   
   
対象が薩摩主体で単調な感じはしますが、あちこち飛ばない分、ストーリーは進みが早く、雑誌連載のほうではいよいよ寺田屋事件勃発で、単行本の次巻に収録される予定です。

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