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2017年2月 8日 (水)

都立中央図書館・東京凸凹地形

雨(雪?)の予報に備えて、用事を急いで片づけて広尾まで行きました。自転車を使いたかったのですが時間がないと言い訳して電車にしました。   
   
今回は凸凹地形の展示会を見るためです。この地域にはめったに行きませんがメトロの駅を出た瞬間から下町との違いを感じました。生活感のある外国人が行き来しているのです。   
   
都立図書館は閲覧だけで直接の貸し出しをしません。必要なら区立図書館を通して書籍のみ借りることはできます。広尾の駅からはすぐ、有栖川宮記念公園の一角にあります。公園の入り口のところから南部坂が上がり始まります。こちらの南部坂は坂上の浅野家屋敷と赤坂の南部藩屋敷が交換となって名前が付いたもの。だから忠臣蔵の「雪の別れ」の舞台となった南部坂はもと南部藩屋敷のあったあちらです。   
図書館は公園内で南部坂に沿って上がった端にあります。公園は元盛岡藩下屋敷が有栖川熾仁親王にわたり、高松宮家を経て東京都に移管されました。作り変えられていますから大名庭園の名残はありませんが、地形は同じものを利用しています。   
   
図書館の受付で入館証を受け取って荷物をロッカーに預けました。PCは持ち込みOKです。4Fの会場ではチラシと展示リスト、周辺マップを凸凹地形のフォルダに入れて渡してくれます。   
Toritsu_deko  Toritsu_boko

2部構成で、はじめは東京全体の地形。標高データを重ねた大地図やアプリが展示されています。しかしそれらはリストにありません。展示の主体はそのもととなった書籍なんですね。川、坂など地形で分けてまとめてあります。読んだ本もたくさんあります。   
次の間「凸凹を体感する」は麻布、渋谷など地域に分かれた展示です。日比谷エリアでは入り江の埋め立てがテーマになりますが、「慶長江戸図」が展示されていました。書籍で何度も目にしましたが1枚、原寸で見られるというのは(複製とはいえ)ありがたい。原本はこの図書館が持っているんですね。   
上野エリアでは、近年の発見の「寛永江戸全図」に会うことができました。「江戸東京地形の謎」でさんざん楽しませてもらったものです。これは見渡せるのはよいのですが、細かな文字を見るためにルーペでも持ってくれば良かったと思いました。   
部屋の中央には3Dプリンタによる図書館周辺の立体地図が置かれています。   
   
Toritsu_pjmap
そして最後には、神田の書店が制作した東京微地形模型。昔タモリ倶楽部で紹介されたのを見ました。NC工作機械で削りだした1.5m四方の模型。そこに鉄道・道路・台地などとプロジェクターで映し出します。会場が明るいので明瞭さに欠けたのは残念でしたが願っていたものが見れて満足でした。   
   
この展示会は今週末12日までとなっています。

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