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2017年2月 9日 (木)

「落語the movie」終了

去年から始まった異色の落語紹介番組。 単発のときに録画して見て消去を繰り返していましたが、1月にまとめて再放送したのを機会にちょっと長く保存してみました。   
リップシンクロで俳優が落語家の高座に合わせて演技するというこれまでにないやり方でした。落語としての無理をとおすストーリーも聞きなれた噺家の口演であればすんなりと耳に入ります。落語と江戸の風景がセットとはいえ結び付けられて一つの理想っちゃそうです。超ファンタジーの「元犬」だってなんだかうまくまとまってましたし。噺を短く詰めているのと、「三年目」の先妻をやった女優が思っていたよりとうがたってたのは好きな噺なだけに残念な点はあります。一度大ネタをやってもらいたいものでした。   
番組は終了しましたが、なんだか継続の含みはありそうなので待ってみましょう。   
   
Themovie Arasuji

「名作あらすじ劇場」も昨年秋に、新機軸として文芸だけでなくいろいろな「あらすじ」をとりあげるということになって落語を取り上げました。こちらは落語家が演者となって、舞台を現代に置き換えての映像。   
ゲストの落語家も「何か生まれるかも」と期待していましたが、録画を見始めて途中で放棄しました。年末に再放送があり、新作かと思いまた録画しちゃいましたが、2月には本当の新作がありました。   
   
セット・扮装の予算かな?と思いますが、舞台を現代に置き換えるというのはどうも話になりません。   
「文七元結」の吉原に身を売る設定を高級クラブでママが娘をあずかるというのは…。娘を店の旦那が取り戻すのも、大店の主じゃないと様になりません。予算もあるでしょうけど両方の番組で取り上げた「猫の皿」の出来を比べると差は歴然。ただし持たないと思ったかどうか、落語の舞台を歩く企画が加えられていたのはよかった。    
それにMCの女優とアナウンサーが「円朝」を円にアクセントを置いて何度も繰り返すのが気になりすぎました。ゲストの三遊亭兼好とストーリー紹介の平泉成がちゃんとしていたのが、さすがに思えてしまいました。

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