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2017年3月29日 (水)

すみだ北斎美術館を支えるコレクター

北斎美術館を作るにあたって墨田区は巨額の支出があったと思いますが、公費だけでなく、有志がスポンサーになって購入した作品も数多くあります。   
なにより二人の研究家のコレクションが大きな基礎となっていて、それを中心にした展示が二つ目の企画です。2/4~4/2の期間中に展示替えがありましたが、近所でもあることだし年間パスポートを購入したので何度も鑑賞に出かけられます。   
   
通常展では精細レプリカを時代順に並べていますが、さすがピーター・モースのコレクションもすべての時代を網羅しています。   
昨秋の開館以来いくつもの番組でこの美術館を取り上げてきました。こないだの「ぶらぶら美術博物館」でこの展示を取り上げていました。富嶽三十六景のうち「甲州石班沢(かじかざわ)」の早い摺り・藍色版が目玉の一つです。(番組では後摺りの多色版と比べて見せてくれました)   
住んでいた墨田区の三囲・牛島を一面に収めた作品、ちょっと前に記事にした法泉寺を描いたものは珍品だそうです。法泉寺といえばそのときは気が付いてませんでしたが、雲助の「中村仲蔵」を聞いたときに仲蔵が参詣する場面がありました。   
Hokusai_coll1 Hokusai_coll2
楢崎コレクションは北斎以外をもってきてました。撮っておいて他の時期に出すのでしょう。   
   
美術館の前は緑町公園となっています。この期間内に2日間「すみだ北斎さくらまつり」を催していました。初めてのことでテントの数は少なかったでしたが、美術館もテントを出していて、三色のスタンプを見当どおりに押して「赤富士」を完成させる遊びを体験できました。
Hokusai_sakura Hokusai_sakura_art    
   
今回の展覧会は週末で終わりますが、次回企画がようやく公表されました。「てくてく北斎と旅する五十三次東海道」と題して広重に先立つ東海道シリーズを初摺りでそろえるそうで、楽しみです。

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