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2017年4月17日 (月)

待乳山聖天の仏画・浮世絵入門

浅草巡回中にふとポスターに気づきました。「美しき待乳山~仏画・浮世絵鑑賞の入門~」と題した催しがあるというのです。浮世絵について教えてくれる…きっと、秘蔵の作品もあるに違いありません。桜の終わったころ、開催日を楽しみに桜橋を渡りました。   
聖天様の裏側に駐車場があり、そこには今は使われていない裏側の会談があります。そして足の弱い人向けのモノレールが敷設されていて、ボタンで搬器を呼びます。短いながらも頂上の本殿と、途中の に駅があります。    
   
講師は浅草寺の学芸員さん。    
お話しは、浅草寺の歴史、特に戦後復興の経緯を交えて、仏画の様式の変遷から始まりました。中国のものの輸入から模倣へ、そして独自の様式への発展を語りました。   
会場の部屋の障壁画・十六羅漢図について話が及び、それは浅草寺からの寄進だそうです。単に近くにある寺というだけの関係ではなく、終戦後、消失した伽藍を再考するにあたり、戦争時の住職が待乳山に祈願をして、本堂や五重塔などの再建のめどがついて、お礼に納めたのだということ。また逆に聖天側から浅草寺に寄進した絵もあるそうで、一般に知られないつながり合いがあるのだと知りました。   
そして、浮世絵の基本的知識の講義に移り、浅草寺や待乳山聖天を画題としたいくつかの所蔵作品を紹介・解説してくれました。   
来る9月には「待乳山浮世絵展」の開催を告知して講義は閉じました。   
   
仏教の本質・仏説・法話でなく、美術の観点からの話を、お寺が機会を設ける。宗教離れがうわさされますが、いろいろな取り組みをしてくれるのはうれしいことです。ぜひ浮世絵展に足を運ぼうと思いました。   
   
帰りに桜橋を通ると、ちょうと早慶レガッタの準備の最中。若者たちが熱心に立ち働く姿はすがすがしい。競争は見ずにその場を過ぎましたが、懐かしいものを見たような気がしました。

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