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2017年6月 6日 (火)

待乳山聖天の天狗坂開放

墨田区から桜橋を渡るとすぐあるのが待乳山聖天・本龍院で、何かの折に立ち寄ります。このあたりでは不思議にこんもりと盛り上がった小山の上にあり、本殿にまっすぐ続く階段が正門で、その脇にわずかに残る土塀が江戸時代からの遺物だと、以前に記事にしました。   
   
小山は向かって左手が切り落とされて公園に、裏が山谷堀跡、右手の都道沿いに駐車場の門があります。    
駐車場に入ると、左奥まったところに階段、その手前にモノレールが設置されていますが、正面にある階段が天狗坂です。    
Tengu1 Monorac

ここは以前は立ち入り禁止となっていましたが、先月から登れるようになったのです。登り口の柵には急坂の注意書きがありますが、後ろ側にはまだ「立ち入り禁止」の注意が貼ってあるし、登り切ったところの鉄柵が開かれていますが、やはり裏側には「通行禁止」が残っています。    
Tengu2
   
以前から立派な石段なのにどこか崩れているところでもあるのかと不思議でした。広重の浮世絵に見える階段はこの天狗坂だそうで、昔から使われていたルートが(往時のままではないですが)また歩けるようになったのはめでたい(?)。嬉しくって二度上り下りしちゃいました。
Tenguukiyoe
      
明治の古写真が残っていますが、この浮世絵のように小山の斜面には樹木も少なく、もちろん家屋も低層ですから、今よりずっと隅田川を見下ろして開けていたはずです。    
当時は参拝後に今戸橋のほうへ抜ける道だったのでしょう。今は駐車場への出入り口ですが、スカイツリーを真正面に山を下りていく現代の眺めが楽しめます。

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