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2017年6月10日 (土)

回向院の鳥居清長と山東京伝展

「二日間だけの鳥居清長と山東京伝」展が縁の回向院で開かれています。通りがかりに予告を見ていたので、楽しみにしていました。用を済ませたあと、あわてて観覧に行っていきました。   
Kiyokyoden0 Kiyokyoden1 Kiyokyoden2
   
回向院には山東京伝、京山の兄弟の墓があります。鳥居清長の墓石は失われたようですが、つい2か月ほど前に記念碑が建立されました。   
明暦の大火の無縁仏を弔うために建立されたのがこの寺の始まりですが、その際の供養塔は場所を変えずに墓地手前に建っています。のちにその近くに海難事故の慰霊碑が集まりました。その背後に有名な鼠小僧の墓があります。その墓の裏側に京伝一族の墓碑があります。
Ekoinkuyo 明暦大火供養塔と海難事故慰霊碑
Kyodengrave 京伝一族の墓   
清長記念碑はその墓碑・記念碑群近くに設置されました。
Kyonagamemorial    
   
展覧会は念仏堂で行われていて、カーテンとも暖簾ともつかない布をくぐって中に入ると、思ったより大勢が鑑賞していました。伝・北斎の達磨、二人の美人肉筆画の軸が迎えてくれます。壁面ごとにまとめて、浮世絵や扇面、死絵やらが掛けられています。世界で一枚の作品もあるそうです。京伝の黄表紙・洒落本がケースに並びます。
彼のデザイン集「手拭合」と何本もの手拭が飾られていますし、入り口の布は大きな暖簾で手ぬぐいのあの「目くじら」のデザインが施されていました。
   
無料なのにいいものを見せてもらえました。   
   
他からの借り物もありますが、大半が回向院が戦後に徐々に集めた作品だそうです。明日までとはもったいない。

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