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2017年7月 6日 (木)

すみだ北斎美術館の「北斎×富士」

開館記念展第4弾まできて、大本命の富嶽三十六景を富嶽百景もそろえての展示です。期間を3期に分けていますので第1期は今週末まででした。あぶないあぶない。ちなみに2期も2週間、3期は4週間の設定です。   
富嶽三十六景の作品のうち、「神奈川沖波裏」「山下白雨」「凱風快晴」を三役と称し、各期に振り分けます。そのほかの作品は構図・自然・風俗に分類して3期に分割しています。   
富嶽百景のほうはやはり歴史・自然・構図などの分類をして、3つの期間でコンプリートします。   
第3期は長いので、1・2期にわたって通期展示される作品は多いのですが、3期のものはその期間しか見ることができません。(1期だけ、2期だけの作品はそれぞれ6点ずつ)   
   
十数年前に国立博物館で富岳三十六景の揃いを見たことがありますが、百景全部は初めて。せっかくだからどちらも全点この機会に鑑賞したいところです。   
今期の三役は「神奈川沖波裏」。この美術館は日中結構込みあうので、開館直後に入るのが吉です。美術展覧会に鑑賞順路は本来ないものですが、どうしても部屋をつなぐ通路に従って進みがちですが、行ったり来たりして何度も味わうのが楽しい。   
富嶽百景は単色刷りの3冊の冊子です。小さなページを手に持って見るので浮世絵とは別物です。砂走りを足元に注意して降りる集団や、悪天候を避けて岩室にこもる人々は富士登山の記録のようです。中には職人の持つ杯の中に映った富士や雪かきでつみあがった雪が富士の形になっているとか。村の結界に張られた縄と御幣越しの富士は、現代でもそういう結界の習慣を見たことがあります。   
   
近所で自転車ですぐだし、追加料金はかからない(年間パス)ので、その気になれば毎日だって通えちゃうのはありがたい。土曜には関連講座も開かれるようなのでまた覗いてみるのも楽しみです。駐輪場は美術館の裏、総武線高架側にあります。
Hokusai_bike     
   
今回の記念展も図録はありません(第1弾のみ)。ですが会場で14ページのカラーリーフレットを配布していて、なんと富嶽三十六景、全46点掲載してます。WEBでいつでも見られる現在でも、なんだか得した気分です。
Hoku_leaf1 Hoku_leaf2    
   
さて、北斎美術館は入口で前売りやパスポートなどを持っていれば直接エレベーターに向かいます。展示会場は4Fに常設展と特別展(今回でいうと富嶽三十六景)、3Fに特別展(富嶽百景)の会場がありエレベーターだけが通じています。4F、3F間は螺旋階段で移動できます。特別展の入り口2か所でチケットを提示することになりますが、入口が別になっている通常展では見せません。1Fで一度チケットを確認すればあとはチケットを出さなくてよさそうな気がしますが、通常展だけの料金設定があるので、人を配置する必要があるそうです。   
ではチケットなしで通常展に入ることができてしまえそうですが、1Fでエレベーターに乗るのを見て、4Fにインカムで連絡が入るのです。そういえばエレベーターに直行したら、チケットを持っているか聞かれました。4Fの係が通常展に向かう人に声をかけるのでしょうね。

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