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2017年10月 9日 (月)

パフォーマー北斎

ここひと月ほど、NHKは北斎番組連発です(再放送含む)。そのなかのミニ番組で取り上げられた、すみだ北斎美術館の新しい企画展です。名古屋で北斎が披露した大達磨絵の実演をフォーカスして、実演者という切り取りで見せています。初回展示以来ひさびさに図録も作る気の入れようです。
大達磨絵自体は残されていませんが、引き札(広告)や観覧した記録でその様子をうかがうことができます。30年前にそれを布に再現した作品が展示されています。
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他にも両国回向院で米粒に雀の絵、浅草伝法院で将軍御覧の場で鶏を歩かせ足跡を紅葉に見立てる話が伝わっていますが、それを美術館で実験的に再現をしました。米粒絵作家(そういうものがあるんだ)は北斎漫画から画風を学び、2羽の雀を描きました。拡大鏡を使って展示していますが、北斎当時はどうやってみたのでしょう。鶏紅葉は何度かチャボのピーに歩かせたといいます。将軍の前ではやり直しはきかなかったでしょう。

大ダルマもまたインスパイアされた実演が期間中(10/14)に美術館近くで予定されています。完成には5時間かかるそうです。

展示はパフォーマンスが行われた場所、というくくりで両国や浅草、吉原を描いた浮世絵を展示します。そして「北斎漫画」その他から手妻やラクダの見世物を描いたページ。北斎がプロデュースした麦藁細工(大森あたりの名物)を記録したもの。
そして、名古屋そのもの。絵図や大須観音などの名所を描いたいろいろな絵師の作品。
さらに名古屋でひらかれたいろいろな見世物を熱心に記録したもの。2mの籠細工の見世物をやはり再現したものは目を引きます。
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「北斎漫画」自体が名古屋の版元によるので全冊並べてあります。
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名古屋の門人たちの作品が新発見のものも含めて集められました。

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