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2017年11月 6日 (月)

酉の市

今年は三の酉まであるそうで、その一の酉でした。何度のきらびやかな夜の姿を求めて浅草の酉の市には足を運びました。3日間のお祭りですが、日にちが飛び飛びなのは酉の市くらいでしょう。熊手の屋台はひと月にわたって置きっぱなしです。だからなのか、市は酉の日の零時から始まって、夜の零時まで続きます。その始まりの時刻に思い出して家を出ました。その15分ほど前には宵宮祭りがおこなわれたようですが、きっと見ることができないはず。

桜橋を渡って台東区に入ると山谷堀あとの親水公園です。かつてはこの水路に沿って高さ3メートルの土手が並走していて、江戸の町を隅田川の洪水から守りました。土手を踏み固めるために人を呼ぶ施設を郊外に作った、その新吉原に通じています。衣文坂から大門を入った吉原の風俗街も日付が変わってすっかり灯を落としていました。以前に地口行灯を見るために夜、神社に行ったときはネオンきらびやかな街もひっそりです。酉の市のときだけは水道尻の戸が開いたといいますが、その辺りの花園公園が近づくと夜店の電灯がにぎわいを感じさせます。 自転車はその辺りにとめました。
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毎年趣向を凝らした飾り付けの熊手は時折聞こえる手締めで盛り上がっていました。今年は黒づくめの熊手に気付きました。準備をしていない屋台もありました。
食べ物の夜店にはもう惹かれることもありませんが、やはり祭りには欠かせないですね。いつも何か新しいものがないか探してしまいます。夜店も花園通りを超えるとまだセッティングされていませんでした。
そして、吉原弁天ではライトアップされた慰霊碑にも参拝する人がちらほら。

酉の市の始まりは足立区花畑の大鷲神社といわれますが、そこと下った島根の鷲神社の酉の市は以前訪問しました。明治期までは千住では酉の市が開かれていたと知り、その勝専寺に足を運んでみました。赤門寺との別名で、旧日光街道から少し入ったところにあります。
こんなに人が集まる祭事をどうしてやめることになったのか、興味がありましたが、酉の日だからといっても何も(あたりまえですが)なく、門前の説明板にも触れていません。千住の地名のもとになった千手観音が安置されているそうです。立派な鐘楼と葵の紋の幕に感心していたら、裏の高校から聞こえる嬌声に昔の仕事を思い出しました。
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