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2018年2月22日 (木)

町内会寄席

手書きのポスターで気が付きました。灯台下暗し・・・地元でこんな行事を開いていたとは知りませんでした。回覧板とか家族に任せていたからなぁ。東京はこういうことに町会費を使うんだと改めて感心しました。記事にしませんでしたが、去年の秋から暮れにかけて「墨田区文化祭」「台東区・荒川区の消防署の集会」「博物館の催し」「青色申告会寄席」「地域NPOの文化事業」で落語を楽しめました。浅草演芸ホールの看板の前で考え込むことがありますが、入ったらトリまで見たくなります。そこまで年寄りを放置できないので入る踏ん切りがつきません。こういう会は1~2時間で済むのでそういう面からも気楽です。東京だから恩恵にあずかれるのですね

そして一町内会が落語会を開いているなんて思いもよりませんでした。噺家は春風亭柳橋と結構なものです。開始時刻よりずいぶん前に路地の中の町内会館へ行きました。1階では地域のボランティアが子供相手の講座をやっていて、うっかりそちらの部屋の扉を開けるところでした。何しろ会場には何も案内がない。見当をつけて靴を脱いで階段を上がると世話役 らしい人がたむろしていたので、確認できしました。町内にあったポスターは すべて会場の飾りになっていたのでした。

会場は座敷で、座布団がばらまかれています。部屋に入るときに会費100円を払うと飴とお茶のペットボトルをくれました。座布団に座っているのは得意ではありません。すぐ前には高座がしつらえられてめくりもちゃんと用意されてます。そしてぐるりと部屋の三方の壁沿いにはパイプ椅子。時間が近づくにつれそちらから先に埋まっていきます。年寄りはひざを曲げて座るのが楽ではないのです。
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まず会長の挨拶がありました。驚いたのはこの会は19年続いているということ。年寄りと一緒に住むようになって数年ですが、この地に縁ができて30年近くになります。まったく気づかなかった自分に呆れました。

口明けを務めたのは二つ目の柳亭明楽。近在の住人だそうです。「三方一両損」をかけました。まだ奉行の貫禄は出せません。そして柳橋。マクラでラジオニッケイの寄席番組「寄席あぷり」のことに触れ、ラジコで聞いてくださいと訴えかけました。ラジコがわかった客がいたかどうか。そういやMCをやってるからこのところ頻繁に名前を聞いたんだ。かけた噺は「干物箱」さすがベテラン真打でした。話の中に干物箱の下りがなかったようですが噺の障りになりません。誰も六代目を思い出して比べる人はいなかったでしょう。大名跡は伝わったほうがいいと思います。    
中入りがあってまた明楽の「転失気」。そして柳橋が「ねずみ」。たっぷり2時間の濃い落語会で、天候はよくありませんでしたが、大満足でした。

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