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2018年2月19日 (月)

二の午の初午祭り 合力稲荷に地口行灯

地口行燈の報告があった、文京区の五所稲荷神社を二の午の日に再訪しました。午後だったのですが初午の日と違って幟が新しく奉納されているものの地口行燈は飾られていませんでした。事情はよく分かりませんが、やめてしまったのか、時期が違うのか。いずれにしても都・二十三区内で初午あるいは二の午に地域で地口行燈を奉納するのは、千束稲荷と管理を同じくする吉原神社。江東区の白笹神社だけなのかもしれません。(渋谷区の白玉稲荷のレポートもあるので機会があれば確かめたいです) 
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他には、午の日に関係なく、根津神社や正月に足立区の綾瀬稲荷神社。歌舞伎座や浅草の検番、台東区の下町風俗資料館でも見られることがあるようだし、過去に特集展示をした足立区郷土資料館では展示されているのを確認しました。またどこかで出会うことがあるかもしれません。    
   
空振りで残念でしたが気を取り直して、毎年の千束稲荷に方向転換です。途中の湯島神社では梅まつりで大勢が鑑賞に来ていて、猿回しも人を集めていました。もう地口行灯を見に行こうと思う人がいなくなったからなくなってきたのだろうな。だいたい諺を主に基になった言葉自体を知らなくなったのだろうなとか考えていました。    
   
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千束稲荷ではちょうど灯が入るところで、本殿の中でなにやら祭祀をしている様子でした。自分にはどれだけ言葉がわかるのだろうかとひとつひとつ読んでまわりました。「このかぼちゃきいろだのう」で早速つまずきです。一か所に基の言葉と地口を並べたリストが掲示されているので見ると、「おんあぼきゃあべしゃのう」。真言でした。    
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これを守っていこうという意志が支えなのだと思いました。    
   
ちょうどMXテレビが取材に来て、リポーターが懸命に本読みをしていました。夕方のニュースだというので急いで帰宅の途につきました。    
   
吉原を抜けて山谷堀沿いに裏道を下りました。遠くに奉納の赤い幟が見えてきました。またお稲荷さんがあるのだなあと近づくと、予想もしなかった地口行灯が並んでいます。合力神社といって過去何度も通ったことがあります。社務所のない小さな地域の稲荷神社ですが、となりが地区の集会所になっていて人がいました。ちょっと伺ったところ毎年地口行灯を2日間飾っているそうです。   
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帰宅して検索してみたところ、この神社に言及している記事があっても、初午祭りの地口行灯について書いてあるものは見当たりませんでした。これは研究者の網にももれたお祭りが他にあってもおかしくありません。ぜひ守り継いでほしいものです。    
   
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もうひとつ。集会所の前に太鼓が置いてありました。地面からの高さがあまりありません。もしかすると「明烏」の時次郎が叩いた、子供たちの太鼓?来年に確かめてみたいと気分が高揚して帰り道につきました。

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