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2018年3月

2018年3月31日 (土)

向島墨堤組合のさくら祭り

隅田川の歩行者専用橋、桜橋のたもと、高速道路下にさくらテラスと呼ばれる場所があります。例年そこは墨田区関連の屋台がでます。地元の商店会や郵便局(切手販売)そして向島検番と料亭が組織する墨堤組合の茶屋です。
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今年は早く咲き始めたソメイヨシノは盛りを過ぎてしまいました。浅草寺では枝垂桜は満開ですと看板が立っていてずいぶん久しぶりに伝法院庭園公開に参加して大絵馬ともども鑑賞してきました。確かに花の具合は違いました。花川戸公園のカンザンなんかまだ蕾ですしね。
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最初、組合が屋台を開くのは1日から8日だったのですが、桜に合わせて2日前倒しにしたようです。実はこの団子で500円(お茶付)ですから、普段は手を出しません。でもお姉さんたちに接待をしてもらう、という経験をしてみたくって。お座敷に宴席を設けて芸者を呼んで遊ぶという身分じゃないですし、楽しめる気がしません。世界が違うってことでしょうね。
で、きれいどころがかいがいしく立ち働いて、お茶を運んで一言お礼を言ってくれる。気分だけ味わいました。もしかするとこれって、茶店の看板娘めあてに集まった男たちと同じ経験をしているのかも。

お願いして写真を撮らせてもらいました。

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2018年3月30日 (金)

半鐘の音のサンプル

昨年6月に半鐘の音をさがして見つからなかったことを記事にしました。   
○-○-○、○○○○などの記号表現ではなんとなく想像はつきますが、音で聞いてみたいものです。    
市販されている効果音CDにはたいてい「半鐘」の音が含まれていますが、1種類だけで「カーン」と一つ打つ音だけです。フリーの効果音サイトも同じで、編集すれば何回でも繰り返せるのでしょうが、自分で作った音を「これが半鐘です」というわけにはいきません。    
   
それほど時間がかからずに音源販売サイト「eeon」というところに半鐘の音がそろっていることを見つけました。早速購入しました。システムがちょっと複雑です。○まず会員になる(無料)○銀行振り込みでポイントを購入(3000~25000円)○希望の音源をカートにいれ、ポイント以内で購入する ○4日間ダウンロードが可能になる    
こんな感じですが、振り込んだ後なかなかポイントが有効にならず、メールで問い合わせてやっと使えるようになりました。使えない残高に微妙な気持ち。    
   
一つ半(火災発生)・二つ半(近隣火災)・三つ半(区域内)・擦り半(近火)・鎮火を購入、ダウンロードしました。    
しかし。このサウンドってそのままネットで公開できませんよね。元データは数十秒ありますが、1サイクルでも紹介すればそれだけで営業を妨げちゃうでしょう。    
   
そのまま長らく放置していましたが、音源合成フリーソフトを探しました。それでフリーの火事音源+風音源と合成してみました。 
   
一つ半  
二つ半  
三つ半  
擦り半  
鎮火 

最後の鎮火が「おじゃん」の語源説のひとつです。コントのオチの「チャンチャン」とは全く違います

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2018年3月18日 (日)

東博のスタンプラリー

桜の開花も宣言され、墨田川堤防には提灯が並んで時期を待っています。上野公園では早咲きの桜は咲き誇ってシートに座って楽しむ客を集めています。ソメイヨシノはつぼみを膨らませていますがもうちょっとかかりそうです。
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国立博物館でも先週から恒例の「博物館でお花見を」イベントが始まって庭園を開放しています(~4月8日)。今回は本館の常設展示も桜関係のものをたくさん集めています。館内でスタンプラリーをやっているのに気づきました。気づいたからにはやってみる、今の時期の展示では広重の待乳山の掛け軸が目当てでしたが、策にはまって本館をぐるりと一周することになりました。家に年寄りを残しているので速足です。回れば発見はあるもので、国宝展示室では狩野派の「花下遊楽図屏風」が月替わりで見られました。右隻の一部が関東大震災で失われています。時期恒例の雛飾りは関東地方で制作されたものを集めてありますが、富裕層の豪華なもののほかに地方(越谷・鴻巣)の素朴なものも珍しい。伊能図(九州)や今井八九郎による北海道の島しょ部の測量図はHPのリストには見当たらず思わぬ出会いでした。特別室の「保存と修理」には感嘆するのみです。

途中でテラスから庭園を望み見ることができます。階段で降りることはできますが、庭から直接本館に戻ることは禁止です。靴の泥が落としきれないからです。

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一周して5つのスタンプを集め終わりました。インクを使わず圧力で図柄をエンボス加工するものでした。館のエントランスうホールで缶バッチと引き換えて庭園に回りました。テラス下の池近くの何本かが咲き始めていましたが、奥のほうはまだまだの感があります。でも一週間たてば見ごろが過ぎてしまうんでしょうね。
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2018年3月16日 (金)

外国人が見た幕末日本

隅田川堤の桜のつぼみが膨らみ、シーズンを控えて売店のテントが準備されています。   
   
浮世絵の江戸の風景はデフォルメが大きく、西洋人による幕末の写真やスケッチを見ると色情報は欠落しますが、目に入るものをすべて描こうとしていますから見るたびに新鮮に感じます。   
今回は「オレインブルク遠征隊を中心として」と副題を付けた日比谷図書文化館の展示会に行きました。橈尺してからいつもの特別展示室出ないことを知りました。4階に和洋を問わず古書を集めた特別研究室という施設があり、その一部を使ってこじんまりと展示会を開いていました。入室するとカバンは台の上に置いておくように指示されます。    
   
この遠征隊は万延元年に修好通商条約を結ぶために来日したプロシャの使節団です。教科書には乗らないエピソードを「風雲児たち」で知ることができます。   
   
帰国報告が「プロイセン東アジア遠征記」として刊行されましたが、写真のない当時は画家が同行して映像をそえました。その挿絵を18点拡大コピーして展示しています。よく訪れたという池上本門寺や茶屋風景、筋違い門や江戸湾沿いの松平大和守の屋敷を俯瞰したもの、亀戸天神、王子の滝は細い流れです。墓地の図が何点もあるなどかれらが何に興味を持ったかをうかがい知ることができます。   
   
また同行画家が別に発行した「~遠征図録」からB0判大に引き伸ばした彩色絵が5枚入り口わきの壁面を飾っています。やはり池上本門寺に神田明神。日本橋にはたくさんの通行人が描きこまれています。髪型や着物は微妙に崩れた感じがあります。店の看板は文字が理解できないから、おかしな模様が描かれています。不忍池は描いているときに役人にとがめだてされた記録が残るそうです。写真撮影禁止ですので、HPから拝借しました。   
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さらにイギリス全権大使オールコックの記録「Capital of Tycoon」からも10点の挿絵が展示されています。こちらは人物の図を多く選んであります。幼児を抱いた父親を描いたのはそこに風習の違いを感じたからだとのこと。   
   
これらの展示は書架にスペースをしつらえてその中に置かれています。   
   
書架の前のテーブルにはそれぞれ原著が置いてあり、手に取ることができます。昔の再生紙ですからすぐに紙が固くなっているのがわかります。中性化処理をしないと将来はボロボロにくずれるのでしょう。「遠征図録」は大判で絵の細部まで確認できます。「遠征記」は邦訳書もありましたが、挿絵は縮小してまとめられていました。「図録」のほうも訳書はでているようなので(定価90000円!)いつか見たいと思います。   
この展示会は31日までです。

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2018年3月11日 (日)

公文書

学校で普通の教員が扱う公文書というと、調査書(いわゆる内申書)と指導要録か。どちらも成績に関するもの。(通知表・通信簿は公文書ではありません)

当然、誤記には「○字訂正」などの文字と押印が必要です。指導要録は3年間の担任が引き継ぐのでできませんが、3年の担任が書く調査書は汚れを嫌ってまるまる一枚書き直したものです。

指導要録は、転校・進学のときに写しを次の学校に送るもの(進学時は抄本)。外部に送る以外に進級のときに次の担任への申し送りの意味もあるのだけれど、外に「生徒の悪い点」は先入観を持たせることになるので当たり障りのないことしか書けません。結果、ほぼ何も参考にならない形式的なものになってしまいます。

内申書は直接合否に関わるので、素行についてはやはり何も書きませんが、成績については整合性が求められます。一覧表と個人のものがあってそこに違いがあることは許されません。転記ミスがないように学校を上げて細心の注意を持って点検します。

それを受け取った側の県では全数調査をします。万が一、あってはならないミス(20年に一度起こったのを見ました)があった場合は、校長が頭を下げに出向きます。

だから末端とはいえ、扱いにはたいへん気を遣いましたし、今回、国で公文書を書き換えを認めたと報道された時には、「やっぱり」と「まさか」がないまぜとなって、トップからそんなことをする国なんだとがっかりしました。

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2018年3月 4日 (日)

「演芸図鑑」の対談パート

交替制MCのNHK「○○の演芸図鑑」。最初は故・圓歌だった記憶がありますが。始まったころは近年珍しい演芸番組が立ち上がったと期待いっぱいでしたが、色物・落語・対談という構成には端っからお手上げでした。スペシャル対談パートはいったい誰特なんだろうと。CMカットするのと同じように最初に切り捨ててから演芸パートを見るようになっていました。   
   
対談って、MCが自分を消してゲストの人となりを際立たせようとするか、逆にさまざまなゲストを呼ぶことによってMCが浮かび上がってくるものだと思います。だからMCかゲスト(あるいはゲストの背景・ジャンル)に興味がないと意味がありません。今日も「演芸好きが見る番組」という判断が言葉にされましたが、なぜ演芸界のゲストを呼んで、寄席の裏話とか仲間内の話題、修行の思い出とかにしないのかと疑問でした。    
これまでこのゲストは楽しみだということもありませんでしたし、今だったらMCとして対談を聞いてみたい噺家は誰だろう、いるかなあ? 
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すると番組表に今日の出演・小三治を発見して、高座がきけるのかと誤解して喜びかけて、対談ゲストと気づいて初めて期待を膨らませて視聴しました。    
いざ対談がスタートすると「噺家になった理由は…」という初手の質問から早速ダメだし!これで保存版決定です。「どうやったら落語が上手になるか…」には「うまくなろうと作っているから駄目だ」とまさにどんぴしゃな答えが返ってきました。毒にも薬にもならないほんわか対談なんかいらない、これで正蔵が変われなきゃ鼻につく噺家から抜けられないと思います。続きがより楽しみになりました。

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2018年3月 2日 (金)

すみだの雛人形

あちこちの展示館で雛人形展がひらかれているようです。墨田区も地域の家庭から寄贈を受けた雛飾りを郷土文化資料館で展示しています。(~11日まで)   
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子供のころは菖蒲の節句に男の子用の段飾りを床の間に置いてありましたが、特に思い入れもありませんでした。女の子はこういう豪華なセットが楽しみな子も多かったのでしょうね。墨田区らしく、松坂屋とか吉徳とかで購入の記録が付属しています。この区は空襲被害の大きかったところで、このように古いものを残した    
   
下のものは江戸時代の「次郎左衛門雛」という形式で主に大名家などに飾られたもので、町屋にあるのは珍しいそうです。    
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この資料館では、「忠臣蔵」「隅田川の花見」「七福神」「ひな祭り」はリピートされることの比較的多いテーマですからまた展示されることもあるでしょう。

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