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2018年3月11日 (日)

公文書

学校で普通の教員が扱う公文書というと、調査書(いわゆる内申書)と指導要録か。どちらも成績に関するもの。(通知表・通信簿は公文書ではありません)

当然、誤記には「○字訂正」などの文字と押印が必要です。指導要録は3年間の担任が引き継ぐのでできませんが、3年の担任が書く調査書は汚れを嫌ってまるまる一枚書き直したものです。

指導要録は、転校・進学のときに写しを次の学校に送るもの(進学時は抄本)。外部に送る以外に進級のときに次の担任への申し送りの意味もあるのだけれど、外に「生徒の悪い点」は先入観を持たせることになるので当たり障りのないことしか書けません。結果、ほぼ何も参考にならない形式的なものになってしまいます。

内申書は直接合否に関わるので、素行についてはやはり何も書きませんが、成績については整合性が求められます。一覧表と個人のものがあってそこに違いがあることは許されません。転記ミスがないように学校を上げて細心の注意を持って点検します。

それを受け取った側の県では全数調査をします。万が一、あってはならないミス(20年に一度起こったのを見ました)があった場合は、校長が頭を下げに出向きます。

だから末端とはいえ、扱いにはたいへん気を遣いましたし、今回、国で公文書を書き換えを認めたと報道された時には、「やっぱり」と「まさか」がないまぜとなって、トップからそんなことをする国なんだとがっかりしました。

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